放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜の主張
岐阜県にウラン残土レンガの処分場は作らせない
鳥取県からレンガにして持ち出したら
「全面解決」か!?
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◆視点の欠如
インターネットで閲覧できる鳥取県内の各紙、或いは中部圏内の全国紙には「全面解決」と報道しているところが多い。しかしこの報道は正確だろうか。
たしかに、鳥取県からレンガがという形にして、持ち出すので「鳥取県においては」全面解決と言えるだろう。
しかし、鳥取県から持ち出した、レンガの搬入先、つまり全国10ヶ所の原子力機構の施設がある地域にとって、ウラン残土の処分場を作ることに他ならない。この視点が欠落している。この欠落はマスコミの重要な視点の欠如だ。
◆多数のマスコミの認識
マスコミの多くは、れんが加工を「ウラン残土れんが処理」と報じている。
つまり、ウラン残土は「れんが」に処理されるとマスコミは理解している。
「処理」されたれんがは『処分先』(全国10ヶ所の原子力機構の施設)に処分されるために搬出されるのだ。
その処分先には、岐阜県や、北海道などの地域がある。機構の施設に処分する事は、それぞれ地域に持ち込むことであり、それぞれの地域をウラン残土の処分場とすることに他ならない。
この当たり前のこのが想像できないのだろうか。それを言い出すと、鳥取県の努力に水を差すとの考えるのか、批判を恐れて思考を停止させているのだろうか。
◆れんが搬入先・ウラン残土の処分場先と見られている地域から視点
れんがの搬入先とっては、全面解決どころか、ウラン残土の処分場を提供せよと要求されていることで、何も解決しないのだ。こんな当たり前の視点を、押しつけられる側が説明しなければならないのか。
★しかし数は少ないが、全面解決ではないと表明しているマスコミもある。
★原子力は入り口から、最終の部分まで、ゴミの押し付け合いになるだろう。
理由は、微量であろうが大量であろうが、放射線が危険なものであることを知っているからだ。
無害化できず、永久に減衰しないといえる放射能が多数ある。
医療など危険と利益を秤にかけて選択するしかない。
原子力発電や再処理は、批判的国民が意見を述べても基本的政策に反映させたことはない。
このように国民の意見を全く聞こうとしないまま強引に推し進められる原子力に関する全てのことは、地域に住む者の嫌だ・持ち込むな!との表明は正当な行為だ。地域エゴではない。解決できないものを動かし続け、その処分を押しつけるのは不当な行為だ。
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