2008年 六ヶ所村再処理工場関連と
      
ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」

 
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                                 2007年再処理へ
                                      2008年2月7日 開設
          ・市民団体は     ・美浜の会
          ・六ヶ所村ラプソディー HP  
          ・チェルノブイリ救援・中部  ・チェルノブイリ子ども基金
          ・再処理事業者 日本原燃
          ・東奥日報 最新情報 ・デイリー東北 核燃料サイクル
           毎日新聞 青森  朝日新聞 青森  讀賣新聞 青森  
           河北新報   共同通信
        
   
  核のゴミ・高レベル放射性廃棄物処分研究施設、超深地層研究所がある岐阜県の私たちにとって、再処理の状況も六ヶ所村の様子も、人ごとではない。
 事故で放射性物質が漏れだしたら、私たちは為すすべがない。
 事故が起きなくても、被曝労働がなければ成り立たない再処理。
 再処理がどのような状況で、空と海に捨てられる放射性物質ばどれくらないのか。地域の人々の健康はどうなっていくのか。
 青森の農産物や海産物は、三陸の海産物は、私達の暮らしに直結した問題。
 再処理を止めるために、六ヶ所村の現状を知り、そして伝えたい。
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  2008年2月7日
  日本原燃の試験終了報告書は偽装!?
  第5ステップ入りを認めないよう、原子力安全・保安院に申し入れ

 
  日本原燃は2008年2月4日、再処理アクティブ試験第4ステップ報告書を原子力安全・保安院に提出しました。
 
 日本原燃は第4ステップのガラス固化試験で、ガラス固化にする蓋が閉められなかったり、ガラス固化のための溶融炉の温度が計画どおりには上がらず、ガラスの粘りが強くなり、ガラス固化体がつくれない事態に直面しています。
 そのため溶融炉の中の高レベル濃縮廃液とガラスの混じった溶液を炉から抜き出す作業を年末年始にかけて行わざるを得ませんでした。ガラス固化は未確立、未熟な技術です。
 抜き出した後も炉内は2月7日現在、調査するほどには温度が下がらず、まだ炉内の点検もできない状態です。それにも関わらず、日本原燃は上記のように、第4ステップ終了との報告書を提出しました。
 
 原子力安全・保安院は、2月8日(金)に再処理ワーキンググループを開き、2月14日(木)にはその上部組織である核燃料サイクル安全小委員会を開くことにしています。そこで、原燃の報告書を了承し、第5ステップに進ませようというスケジュールです。院が第5ステップ入りを認めたら、原子力安全・保安院とういう名前を返上すべきです。

 そこで私たち市民団体は、日本原燃2008年2月4日提出第4ステップ報告書係る申入書送付
して、第4ステップは終わっていないので第5ステップ入りを認めないよう、申入書を出しました。

 社会一般では、不具合があって機材を点検の準備をしている最中に、こうすれば安全に作動する見込みが立ったので、確認も実行もしていませんが、大丈夫ですと報告したらそれは安全を確かめない嘘の報告書です。その報告書で大丈夫ですと、評価するような組織はあり得ません。
 あり得ないことはあり得ないこととして、あたり前に評価することを申し入れました。

 日本の社会のある一部では、原子力関連だけは治外法権という流れができています。しかし、長い目で見れば、その非常識さが語りぐさになる日がきます。














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