親しい人、チャットで知り合った人に言わせれば「はぁ?」というだろうけれど。実は元来人付き合いの得意な方ではないし、人当たりもそう良くない。
初対面の人間にならまず確実に必要の無い限り自分から声を掛けたりしない。学校でも、中学までは幼さゆえに馬鹿をやって少々人と交わるということはあったが、やはり友達と思える程度に交流した人数は、少ない。
高校でできた友人など、本当に『僥倖』というべきだろう。偶々馬が合った、話しが合ったのだから。まぁ親しくなればそう自分も馬鹿をするのが嫌いなわけではないから、変わる。
阿呆のように芝居がかった様で馬鹿な台詞も言うし、馬鹿な行動にも付き合う(事実自分も楽しんでいる)
これは、日常の中で培われた安心感に依っている。毎日見る顔、親しさを積んでいったもの同士だから平気の平左で馬鹿ができる。
ここで、実際に顔を合わせて馬鹿をするのとチャットで顔を合わせずに馬鹿を言うのでは全く違う。どこが違うとかというとそう、『気恥ずかしさ』だろうか。
高校三年の夏休みに大阪のほうへネットゲームを介して親しくなった人達とオフ会をする為にいったのだが、現地ではチャットに比べると大層しずかだっと思う。
親しいけれど馴染まない、そんな奇妙な表現がしっくり来る。チャットのときなら普通に言える事が顔を見ながらだと言えない。まぁ「貴様は、フェイイェン好きだな?」と聞かれればそこはそれ胸を張らなければいけないところ(え?)であるから「はい」と答えられるだろうが。
ともかくオフ会のときは自分でも「初心なネンネじゃ有るまいし」とはおもったのだが、こそばゆい、おもわずジャパニーズスマイルがでるような心持だったのだ、柄にも無く。
ここらへんが限界かと思ったりする、怖いのはともかく恥かしいのは、駄目だ。なにが駄目なのかはわからないが。
なお、そんな事言うくせに大阪ではゲーセンのカラオケゲームで「太陽戦隊サンバルカン」などをうたっているのだが、人と話しているわけではないのでそれは除外して良いだろう。疑問は残るが。
後は、そんながたいに合わぬ恥かしがり屋な上に人選も妙なところで厳しいのもあるか。
同性近親童女童子半陰陽人外、抑えが聞いていたり覚悟があるなら良いだろう(あぁ、これに付いては別に語らないとな・・・幼女童子に付いては誤解をされると困る)という大らかさなのに、殊他の人間がさして気にもしない事で嫌になったりする。
それはたとえばカードゲームの交換の時に売り買いの時の値段を引き合いに出されると非常に不快になったりする、ということ。「金の話なら余所でしろ、ここは、『交換取引』の場で『売買取引』の場ではない」と思ったりするわけだ。
普通の人間なら前者の方がよほど重要な問題であろう、特に近親、幼女の類は同性の禁忌が薄れてきた現在でも、非常に重い禁忌である。
それを「どうでもいい」と切って他人から見れば瑣末な事に目を向けるわけだから、表層はともかくある程度の深層まであって友と呼べる人間は少なくなるだろう。
自分がそう『大した人間』というのは無いが、落着いて実際に顔を合わせて自分と親しくなる要素を考えると大変なものだと思う。無駄に。

壱 『なんとなく、気に入られる』

あぁ、いきなりこれである。いきなり運試しである。運が良い方か悪い方かは置いておいて。まぁ人ので合いと言うのは話があったり性格が合ったりの問題だから有る意味運次第なのでこれは普通かもしれない。
弐 『動かす』

意味不明。解説すると、人付き合いにおいてそれほど能動的ではないので引っ張る、牽引する。強引目のほうがいい、と思う。引っ込み思案と付き合うような気紛れを起こすならそれくらいは必要だ。まぁそんな好奇者なひとはそうい無いだろうが。
まぁ適度に刺激してやれば調子に乗って何かやり始めるだろうから、巧く操ってやれば良い。

参 『確りと自分の主張を言って聞かせる』

壱と弐ができればこれは思う様正直に言って良い。感心はしないだろうが、話は聞くし、そういう主張を持っている事は受け入れる。時々皮肉の為につつくくらい(ぉ)
ここまで親しくなってから「カードを実は売りまくっている。高いカードは大好きだシングル買いなんて幸せ絶頂。あぁそのトレードはレート負けしてるね馬鹿じゃないの」とかいっても縁は切らないだろう。「五月蝿いなぁシングル買いなんて目的のものを手に入れる効率はともかく他のカードも手に入るといううまみが無いじゃないか。大体カードの価値を値段で決めるなんて阿呆らしいじゃないか、踊らされてるんだ」と反す程度。
要するに親しくなってしまえば大体の事は「はぁそうか」「ふ〜ん、そんなところもあるのか」で済ませてしまう、見方によっては適当だなぁという所が有る。

ここらへんから判じると、恥かしがりやな分、気を許すと大分おおらかに対応する人間・・・かな。こんなものは自己紹介にでも置けば良いのだが。
まぁ、言いたいのは・・・こんな正確だから一度に付き合える人間はそう多くないな、ということ。あっという間に磨り減ってしまう。気の置けない仲ならいいが、表層の付き合いはとても疲れる。そしてその疲れが深層の付き合いにも倦怠をよび悪影響を及ぼす。
感覚的に表層の付き合いは一時期に4人くらいだろうか?しかも瞬間なら良いが学校とかで長い期間となると・・・いかなんなぁ、これでは引き篭りの方程式か。
まぁそう言う生活は嫌いじゃないが。
ともかく、愛想笑いをする事に堪えられなくなる辺りが自分の限界だろう。人付き合いの。
どうせだからここらもかいておくか。結構皮肉好きである。細かい事は気にしないとか言うのに細かいところをつつく時は・・・皮肉を言って楽しんでいるところだから、皮肉で返してやりましょう。そう言う会話、程が過ぎなければ嫌いではないのです。

こ、こいつ・・・何をいって・・・駄目だ・・・ここは・・・善くない場所・・・だ・・・