2002年11月23日(土)
朝5時過ぎベルギーのブリュッセル上空に差し掛かる。
ゴールドを散りばめたような夜景が美しい。
赤土のアフリカと近代的なヨーロッパの国が一夜のうちに入れ替わっていた。
5時半ブリュッセル空港へ到着した。
ここでひと騒動が起きるとは夢にも思わなかった。
まず、荷物。
手荷物のコンベアのところで待てど暮らせど荷物が出て来ない。
最後、私達だけ取り残された。
荷物が出て来ない。おかしい。
荷物のインフォメーションへKさんとCちゃんが行って問い合わせてくれた。
どうやら、私達の荷物はブリュッセル経由でロンドン行きの飛行機に積まれているらしい。
大変だ。
バンジュールの空港係員が、間違って荷物の札をつけたようだ。
幸いにも数十分待って荷物が届いた。
まだ飛び立ってなかったのかもしれない。
荷物が出てきたので、今度はユーロへ両替することにしたのだが・・・。
今度は突然Eさんが「ウエストポーチが無い・・」と言い出す。
え?、いつ無くなったんですか?また、何が入っていたんですか?と聞くとどうやら飛行機の座席に座ったとき
お腹が苦しいので外して、そのまま忘れたらしい・・・。
またポーチには、現金4万円ほどとクレジットカードが入っていたらしい。
大変だ。
降りる際、忘れ物は無いですよねと念押しをしたのだが・・・。
航空会社の受付で事情を話し問い合わせしてくれるが無いと言う。
現金はあきらめるとして、クレジットを停止しないと・・・。
ところがカード番号等まったく記録が無いので日本の自宅へ電話してカード会社へ連絡をいれてもらう事にした。
ところが、電話がかからない。
電話の掛け方がわからないのである。
ダイヤルしてからコインを入れてみたり、逆をしてみたり、またカードを買ってやってもダメ。
フランス語だかオランダ語だかわからないが変なアナウンスが聞こえるだけ。
KDDIの世界共通番号を回してもかからない。
結局、ホテルへ行きホテルから電話することにした。
空港でタクシー2台にわかれホテルへ。
ホテルへ着いた。
タクシーのメータは約35ユーロを指している。
お金を出そうとしていると、運転手が紙切れに40ユー
ロと書き、2台で80ユーロだと言う。
ま、チップをいれたら40でもいいかと、後ろに止まっ
ている女性達にこちらで一緒に払うよと言ったらもう
36ユーロ払ったという。結局私達の車だけの分40ユー
ロを払って降りた。
(ちょっと多すぎたチップかも?)
ホテルへ着くと男性用の部屋が準備できていたため、全員の荷物を部屋に入れホテルから日本へ電話した。
無事Eさんの自宅へ連絡が取れ、クレジットの停止をお願いする。
ほっとひと安心だ。
それから街へ出てQUICと言うハンバーガやで軽く食
事をした。
店のトイレでもチップ30centが要る。
店を出てブランド店が並ぶ通りを散歩。
ベルギーの王宮、公園を散歩。昼間でも太陽の位置
が低い。
ヘッドライトをつけている車もある。アフリカから朝着いたため、疲れが残っている
ようだ。
ホテルの近くへ戻り缶ビールとツマミを買い、部屋で乾杯。
疲れと眠さでシャワーを浴びほぼ二週間振りの浴槽に浸かって爽快な気分になる。
そして出てきたらベッドでそのまま眠ってしまった。
目が覚めたら夜の8時、Eさんもぐっすり寝ている。
それから朝の7時までウトウト。
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