Album


P-MODEL
1.Welcome 2.夢見る力に 3.Fune 4.残骸の船 Saksit 5.Preparation 6.Julia Bird 7.Tide 8.ソリトン 9.Mirror Image 10.3/4[March 4th 11.Home
ここへおいでよ

 私にとって踏絵となった一枚です。いや、だって↑とか言ってるし・・・。ただ、このメンバーのライヴは非常に素晴らしかったんですよね。
 小西さん加入で、「渋い大人のテクノ」なアルバムです。小西&福間によるリミックスアルバムも有。
お勧めの一曲
Tide
 限りなくソロっぽい曲ですが、師匠の声がとてもきれいなので好きです。静謐なメロディがタイトルにも合っていて素敵。

Rocket Shoot
1.Rocket Shoot 2.http 3.はじまりの日
ASHURA CLOCK
1.ASHURA CLOCK 2.COLORS 3.HIDDEN PROTOCOL
LAYER-GREEN
1.LAYER-GREEN 2.BA-DA-DA 3.AFFIRMATION
コミュノ・ハイブリディア

 ネットの海を彷徨うP-MODEL号の物語を描いたのがこのミニアルバム3枚。実際にネット上で物語が展開しました・・・が、私はその頃まだオフラインだったのでよく知りません(涙)。福間曲が入ることによって、かわいらしくて今時(当時)風なアルバムになっているかと。上領さんがいたから若い娘さんもライヴ会場に多かったし(脱退しちゃったけど・・・)。
お勧めの一曲
Rocket Shoot
 「2」もあるけど、こちらの方が好きです。世界が広がっていくイメージが旅の幕開けに相応しいというか。ライヴでのパフォーマンスは笑えたけど(・・・)。

電子悲劇/~ENOLA
1.ENOLA 2.HIDDEN PROTOCOL [release 2] 3.BOGY 4.Rocket Shoot II 5.ENN 6.衛星ALONE 7.LAYER-GREEN [ver.1.05 Gold] 8.Spiritus 9.ASHURA CLOCK [Discommunicator] 10.Black in White 11.A Strange Fruit
ここが見えるかい?

 「舟」が大人向けなら、福間色が増えたこれは若者向け(笑)というべきでしょうか。
 ミニアルバムでのストーリー完結編で、ネット上で物語がツアーと共に進行していくという、インタラ番外みたいな側面もあったアルバムでした。
お勧めの一曲
ENN
 渋い。Pにしては珍しく艶っぽい雰囲気の曲だと思います。小西さんならでは。

音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE
1.論理空軍 2.ローレシア 3.回収船 4.Moon Plant-II 5.Heaven 2000 6.Ancient Sounds 7.Rehash 8.Waste Cabaret 9. Mind Scape 10.DUSToidよ歩行は快適か?
再生の日へ

 初のMP3配信の為、曲もアルバムもコンパクトにまとまっているイメージがあります。
 ジャケが面白いデザイン。不親切なのもPらしい。
お勧めの一曲
Waste Cabaret
 物凄く難易度の高い曲。師匠のプログレ魂炸裂。
 こういうへんてこな歌詞/曲(アレンジ)ある限り、私はP/平沢さんのファンであり続けるんだろうなあ、と思わせる曲であります。

太陽系亞種音
DISC01.「IN A MODEL ROOM」「ランドセル」
DISC02.「Potpourri」、二重展望1、二重展望2、Heavenizerのための例題1、Heavenizerのための例題4、Heavenizerのための例題6、Heavenizerのための例題8
DISC03.「Perspective」「PerspectiveU」
DISC04.「ANOTHER GAME」「不許可曲集(83年カセット版)」「不許可曲集(88年カセット版)」
DISC05.「KARKADOR」、INDEX P-0,SOLID AIR DANCE VERSION,RE;,PROT DRUM,D-SIDE
DISC06.「ONE PATTERN」、MONSTER A GO GO、MONSTERS A GO GO、CRUEL SEA、CALL UP HERE、KAMEARI POP此岸のパラダイス篇
DISC07.「P-MODEL」「big body」
DISC08.「舟」「Rocket Shoot Unfix One」
DISC09.「電子悲劇/ENOLA」「ASHURA CLOCK Unfix Eight」「LAYER-GREEN Unfix Nine」
DISC10.「音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE」「VIRTUAL LIVE-1」、Moon Plant-T
DISC11.「VIRTUAL LIVE-2」「VIRTUAL LIVE-3」、Astro-Ho(narration Ver.)
DISC12.「SCUBA(Cassette-Book)」「SCUBA(CD)」、七節男、FISH SONG
DISC13.「SCUBA RECYCLE」「配線上のアリア(Pre P-MODEL)」「demo」
DISC14.「PAUSE」
DISC15.「LIVEの方法」、OPENING SE 1992、フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ、ATOM-SIBERIA
DISC16.「Corrective Errors」、SAKSIT North Passage MIX、11th fact
流れるTIME

 ボックスセットです。今まで(02/05現在)に出た全ての楽曲が収められている・・・わけではないようですが。実際は箱ではなく、バインダーにCDや歌詞カードがファイリングされています。このデザインが素晴らしく、使いにくいところや平沢さん本人の分かりにくい解説も含めて実にPらしい一品。曲自体もリマスタリングされて、モノによってはかなり別物度が高いです。素人耳なので甚だ自信ないですが、全体的にクリアーな音になっていると思います。
 全部聴いてみての感想は、解凍後メンバーの楽曲が今聴くと非常にポップで、もっと流行っても良かったのでは、ということ。「P-MODEL」が適度に緊張感のあるいいアルバムなんですよ。 目玉であるアルバム未収録曲では、やはりアルバム「モンスター」に収められるはずだった楽曲に関心が。これにライブでは演奏されていたという「コヨーテ」あたりも含めて、より完成形に近い状態で聴きたかったです。ライブ音源の所為かもしれませんが、バンドとしてのまとまりが「ONE PATTERN」よりもよく、アルバム自体も素晴らしいものになっていただろう雰囲気が感じられるので。
 しかしこれってメンバー個人の歴史を駆け足で追っていっているものでもあるわけで、そういう意味でも何か感慨深いものがありました。・・・人間、そんな簡単には変わらないってことですかねー。
お勧めの一曲
MONSTER A GO GO
 これでしか聴けない曲ということで選択。楽曲としてはもう殆どソロですけど、平沢さん独特の哀調を帯びたメロディと実は優しいような気がする(笑)歌詞がいいです。
 余談。ことぶき&小西作のSE聴くとライブ行きたくなります。跳ねてエー!!

BACK/NEXT