Album


P-MODEL
IN A MODEL ROOM
1.ART MANIA 2.HEALTH ANGEL 3.ROOMRUNNER 4.SOPHISTICATED 5.FOR KIDS 6.KAMEARI POP 7.SUNSHINE CITY 8.THE GREAT BRAIN 9.WHITE CIGARETTES 10.PINKY TRICK 11.ART BLIND
こどもたちどうも。

 記念すべきデビューアルバム。ソロから入った人間にはとにかく衝撃的でした。曲がフツー!ていうか驚異的にキャッチー(オイオイ)!!「あ、ヒラサワさんも若い頃があったのね(当たり前でしょ・・・)」と。どうでもいいけど初めて聴いた学生時代より社会人となった今の方が内容がしっくりくるのは何故(笑)。
お勧めの一曲
FOR KIDS
 「子供たちどうも」です。好きですねえ、これ。子供に未来を託してるのか託してないのかよく分からんところなんかとてもいいです。…師匠は託してたつもりみたいですが。

LANDSALE
1.オハヨウ 2.ダイジョブ 3.「ラヴ」ストーリー 4.ドクター・ストップ 5.タッチ ミー 6.ナ・カ・ヨ・シ 7.ミサイル 8.リトル ボーイ 9.I AM ONLY YOUR MODEL 10.ワン ウェイ ラヴ 11.異邦人 12.地球儀
ミサイルの行方

 アルバムタイトルのランドセルはLANDSALE=「売国」とのひっかけ。従って戦争ネタが多いです。今もだけど。童謡っぽい明るくほのぼのしたメロディーに乗せて、きっついことを歌う(「ミサイル」とか)のもこの辺から?いや、このノリがあるからPが好きなんですけど。
お勧めの一曲
ダイジョブ
 この曲聴いたとき、すごく安心したんですよ。「ああ、私と同じことを考えてる人がいた」と(爆)。それってどうよ、とは一応思うんですけどね…。たは〜。

Potpourri
1.ジャングルベッド1 2.青十字 3.ジャングルベッド2 4.ブループリント 5.different=another 6.anothersmell 7.フィルム 8.モノクローム・スクリーン 9.ナチュラル 10.いまわし電話 11.potpourri
秘密の単位

 ピコピコ、キッチュなサウンドが消えてハードでダークな部分が前面に押し出された3rd。個人的に「ポプリ」〜「アナザー・ゲーム」がPで一番好きです。「ポプリ」などというファンシーなタイトルからは想像もつかない程恐いジャケも大変すばらしい。どうでもいいけど「いまわし電話」の歌詞は今時のお子様には理解不能なんだろうか…?
お勧めの一曲
potpourri
 初めて聴いたときに、「こんなタイトルでこんな曲かいー!!」と驚いたのは今でも鮮明に…。それを言うなら歌詞もだけど。「ポプリは花が咲く前の晩に蕾を落として作る」という実に不吉そーな話を師匠が聞いて作ったわけですから、まあこんなで当然なんですけど(^^;

Perspective
1.Heaven 2.列車 3.Zombi 4.Coelacanth 5.うわばみ6.Perspective 7.Solid air 8.のこりギリギリ 9.Perspecttive 2
ただ、ストーリー

 Pで一番好きなアルバム。初めて聴いたときは胃が痛くなりました(笑)。重い…。でもダークなサウンドといい歌詞のイメージの積み重ね方といい、無茶苦茶かっこいいと思います。もう辛抱たまらんという感じで(笑)。「星の 王子様」をベースにしたジャケも秀逸です。アレンジが少し違って2曲多い「2」も出てますけど、こっちもそれはそれで好き。追加分のインストかっこいいし。
お勧めの一曲
Heaven
 こういうたたみ掛けるような言葉の羅列の仕方が平沢さんは本当に上手いと思います。言葉を並べていくことによってイメージを浮上させていくのが上手い。でもなんでHeavenなんだろう(分かってない)。てゆーか、普通「天国」つったら、明るく幸せなイメージなんじゃないでしょうか。なんでこんなに恐いんだー(笑)。「一生を終えて天国へ」ってことですかね?

ANOTHER GAME
1.ANOTHER GAME 2.HOLLAND ELEMENT 3.ATOM-SIBERIA 4.PERSONAL PULSE 5.フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ6.BIKE 7.HARM HARMONIZER 8.MOUTH TO MOUTH 9.FLOOR 10.GOES ON GHOST 11.ECHOS 12.AWAKENING SLEEP-αclick
イメージして下さい

 「PERSPECTIVE」の続編のようなアルバム。暗いイメージに呪文のような歌詞。重いドラム&ベース。そしてそこはかとなく漂うユーモア。でもソロに通じる大陸的なメ ロディラインが出だしたのもこれからではないでしょうか。事実上これ以降は全部平沢ソロだ、という意見を読んだことあります。一理あるよね。
お勧めの一曲
HOLLAND ELEMENT
 「オランダ渡来のエレメント」が『解体新書』だってのを知るまで何のことやらサッパリな曲でした。イエ、それが分かってもやっぱりあんまり分かってないんですけど。でも響くドラム、実は割と単調な曲なのに何故かさまざまなイメージを喚起させる不思議な曲調といい好きな曲です。「LIVEの方法」バージョンも良い。

KARKADOR
1.KARKADOR 2.オルガン山にて 3.ダンス素凡夫 4.サイボーグ 5.1778-19856.LEAK 7.オール 8.HOURGLASS 9.PIPER 10.KAR¢ADOR
あきらめに行こう

 解凍前Pの中では比較的聴きやすい?これがベストという意見もよく見ます。平沢ソロの中に横川テイストが上手く入りこんでいると思います・・・が、実は私はそんな に聴いてない・・・。
お勧めの一曲
オルガン山にて
 「カルカドル」は歌詞の意味不明度が数あるPのアルバムの中でも個人的に最高峰なのですが、この曲もサッパリ分かりません。でもこういう堂々巡りっぽい(ループ?)したような世界観の曲は好きです。「PIPER」、「サイボーグ」も捨てがたいけど・・・。

ONE PATTERN
1.OH MAMA! 2.LICORICE LEAF 3.Astro Notes 4.メビウスの帯 5.Drums 6.Zebra 7.おやすみDOG 8.Another Day 9.ハーモニウム 10.サンパリーツ
行き先はここ

 中野さん加入で独特のポップさがあるかなと思います。当時はいろいろあって上手くレコーディング出来なかったらしいんですが、曲そのものは割といいと思うので、「いい状態」でレコーディングされたものを聴きたかったなあ、と残念でなりません。
お勧めの一曲
おやすみDOG
 こういうひねくれた曲の方が好きなのです。約束の行方を「定規あてて測り」たくなってしまうほど追い詰められてたのか、と思うとなんだかなあ、って気分になりますけど、明るい曲調な辺りがギリギリバランス保ってたのかなとも思ったり。全部憶測ですけど。

P-MODEL
1.SPEED TUBE 2.2D OR NOT 2D 3.STONE AGE! 4.WIRE SELF 5.CLEAR 6.VISTA 7.GRID 8.LAB=01 9.ERROR OF UNIVERSE 10.GO AMIGO 11.PSYCHOID
跨ってる白馬の名前・・・

 解凍後第一弾アルバム。ことぶきさん加入でエキセントリックな音が入り、より若々しく、よりテクノ・ポップになった感があります。私にとっては初めてリアルタイムで聴いたPで、ソロとの違いに激しい衝撃を受けました。
お勧めの一曲
GRID
 「STONE AGE!」のようなP独特のダンス・チューン(笑)も捨てがたいのですが、やはり平沢さん独特の哀調を帯びたこの曲に軍配を挙げてしまいます。PVも素朴で好き。

big body
1.CLUSTER 2.CHEVRON 3.BIIIG EYE 4.BIG FOOT 5.時間等曲率漏斗館へようこそ 6.JOURNEY THROUGH YOUR BODY 7.幼形成熟BOX 8.BURNING BRAIN 9.BINARY GHOST 10.HOMO GESTALT
お座席のアカシックレコードをしっかりとお締め下さい

 ジャケに待機メッセージが残されているアルバム。初めてPのライブに行ったのはこれのツアーでした・・・が特に思い出の1枚というわけでもないです。なんだかな。各メンバーのソロ曲が入ってバンドっぽくなってきていたので「待機」は勿体無かったなあ、と今でも思っています。
お勧めの一曲
BIIIG EYE
 P流ダンス・チューン(笑)から1曲。「雨に唄えば」の引用も楽しいし、ライブを前提に考えられた賑やかし系のアレンジが面白くて好きです。

BACK/NEXT