朝鮮半島とドイツ

夢のお告げ

朝鮮半島の統一について

①朝鮮の独立
　日本が第二次世界大戦で米国に敗れた後、米国の画策により３８度線以北の日本軍はソ連に降伏し、３８度線以南の日本軍は米国に降伏する形で米国とソ連に占領されました。朝鮮は日本と戦わずに独立しましたが、北朝鮮は共産主義の中国に支配され、南朝鮮は米国に支配されていました。第二次世界大戦が終結して５年、中華人民共和国となってから８ヶ月後に中国とソ連が朝鮮半島の全てを支配するため北朝鮮を使って朝鮮戦争が発動され、南朝鮮は不意をつかれ大量の虐殺が行われた結果、半島の大半を占領されましたが、米国が日本を拠点として国連軍を編成し中国国境近くまで押し戻しましたが、中国やソ連が参戦し現在の国境である３８度線で休戦中です。

②東西ドイツの統一
　ドイツは第二次世界大戦で連合国に敗戦し西ドイツは米国、仏国、英国に占領され、東ドイツはソ連に占領されました。また、東ドイツの中にあるベルリンも東西に分断されました。東ベルリンから西側への脱出が増加したため、西ベルリンはベルリンの壁で囲まれました。西ドイツはフランスに接しています。また、東ドイツとソ連の間にはポーランドがあります。したがって東西ドイツが統一されてもソ連との間には緩衝地帯があります。現在はベラルーシやウクライナもあります。

③南北朝鮮の統一
　南北朝鮮の統一とはどのようなことでしょうか、韓国と北朝鮮が統一するとは、統一して一つの国家になると言うことでしょうか。統一国家で民主的な大統領選挙を行えば金王朝は壊滅することになります。また、韓国が北朝鮮を支配すると中国と露西亜は米軍の駐留する韓国と接することになります。反対に北朝鮮が韓国を支配するには韓国に朝鮮共産党受け入れさせた統一国家となり、日本は北朝鮮に接することになります。このような地理的配置により朝鮮半島の統一は韓国が一党独裁の中国の属国になるか、中国の崩壊を待たないと実現しないのです。また、ドイツと異なって、南北朝鮮は、北朝鮮から侵略を受けた朝鮮戦争が終戦していないため、統一とはそれぞれ戦勝国と敗戦国の統合になるため困難を極めるでしょう。さらに、中国が崩壊しても３８度線以北の日本軍はソ連に降伏し、ソ連は日ソ不可侵条約を破って朝鮮や樺太を占領するために参戦したので、露西亜も北朝鮮を失うことは認めないでしょう。

④中国と属国
　古来中国は周辺国を朝貢国という属国として支配していました。英国なども阿片戦争を起こしましたが、清国の国力がわからず眠れる獅子として国威発動を警戒していました。明治政府は朝鮮半島を支配する清の脅威にさらされており、やむなく日清戦争を発動しました、清国の北海艦隊は日本の艦隊を上回っておりましたが日本は海戦に勝利することができました。その後朝鮮半島から清国の軍隊を撤退させ、朝鮮を独立させました。

⑤朝鮮と露西亜
　朝鮮から清国の軍隊が撤退した後、露西亜が中国東北部や満州の占領を加速したため事大主義の朝鮮が急速に露西亜に接近しました。明治政府は欧州と亜細亜の超大国露西亜の進出という脅威にさらされていたため。日清戦争の賠償金を英国や独国への戦艦建造費として支出して露西亜の脅威に備えました。しかしながら強大な露西亜の脅威に耐えられなくなって日露戦争を発動したのです。超大国の帝政露西亜が占領していた旅順要塞から奉天までの戦闘にかろうじて勝利し、黒海艦隊ではなくバルト海から遠征してきたバルチック艦隊との海戦にも勝利を収めることができました。

⑥アジアの植民地
　日露戦争において日本が勝利し、第二次世界大戦において一時的ではありますが仏国、英国、蘭国などを植民地から撤退させたため、東南アジアの植民地は独立に目覚めました。独立戦争は現地に残留した日本兵が協力し勝利を勝ち取ったのです。

⑦日露戦争
　朝鮮半島を支配していた清国から朝鮮の独立を確保するため、日本は日清戦争を経て朝鮮を独立させました。また日清戦争で日本に割譲された遼東半島に対し、ロシア、ドイツ、フランスが清国への返還を要求しましたが、満州への進出を狙っていたロシアが占領し旅順、大連、満州を植民地とました。日露戦争は中国を占拠していた露西亜を中国から撤退させるための戦争でした。もし日本が日露戦争に負けていたら、清国、朝鮮、日本は露西亜に占領され植民地にされていたでしょう。そのような状況に於いては、東南アジアにおける英国、仏国、蘭国などの植民地も継続され今も白人支配が続いていたでしょう。