記・国民B(2021.7.5)
■人民権力の思想の根幹についての質問を掘り下げる(3/4)

  《中見出し》
◆「すべての民が支配の歯車に組み込まれている」と指摘していますが、どのようなことなのか、もう少し具体的にお聞きしたいです(前の号)
◆「大企業でも、中央政治でも、そこにいるのはみな一般の人。戦士に変身しているのはわかりますが、悪事は彼らが構想を練っているのですか。それとも、誰かによって命令されたプランの、ただの実行者なのですか」
◆「地球支配者を、世界人民が葬るには、ヤツらの弱みを突くことですね」(次号)
◆「大企業でも、中央政治でも、そこにいるのはみな一般の人。戦士に変身しているのはわかりますが、悪事は彼らが構想を練っているのですか。それとも、誰かによって命令されたプランの、ただの実行者なのですか」

✪地球支配の戦略を決めるのはビルダー会議。戦略国際問題研究所や日米欧州委員会が具体策を決める

 地球支配者の世界人民支配の戦略は、ヤツらの世界的な規模の、多層の会議で作られます。「支配の戦略」は、一言で言えば、世界人民の一元支配です。
 それを時代のさまざまな情勢や、人民との力関係を勘案して、実行していく戦術が政策として決められます。多重、多層で複雑に決められていきます。多くはヤツらの極秘の会議です。
 有名なのはビルダーバーグ会議です。ほぼ毎年、著名なホテルが完全貸し切りにされ、サービスマンは全員が送り込まれます。主催者、参加者も議題も公表されません。年季の入った多数のウォッチャーが、さまざまな方法で一部を暴露していきます。ここには、世界中の財界、政界、コンサル団体、シンクタンク組織からトップが招かれます。
 米国の戦略国際問題研究所(CSSI)はずばり、地球支配者の最大ののっとり国家である米国を親玉にして、世界各国を動かす名目で存在する組織です。当然、米国の大統領などはここで決めます。
 以上の二つの会議には日本は直接リーダーとしては関与しません。この組織の手先や手下は多数おります。カラーの日本は地球支配に端から無用とヤツらは考えています。ところが、戦後一時日本が経済的に大きな役割を担うまでの活況を呈しました。このときに、日本をキャッシュ・ディスペンサーとして利用するために、三極委員会が組織されました。
 日本・北米・欧州の各界を代表する民間指導者による日米欧州委員会というものです。
 現在G7などという会議もありますが、これもビルダー会議で決めた戦術を徹底する組織です。二番目、三番目、四番目と順に公開度は大きくなります。だが、どの機関でも異議が出されて、戦術が変更されるようなものではありません。あくまで、執行を徹底する場です。
 他にダボス会議、ローマクラブとか国連(United Nations)、多数のシンクタンク、各種ファンドなど、他にも無数に組織が複雑に絡んでいます。だが、それらはすべて地球支配者の別動隊です。一見は公的な機関のようにマスメディアは宣伝しますが、ただの私的組織にすぎません。
 ここではビルダー会議を中枢会議と説明しましたが、それは過去数十年間の政治動向から判断したものです。だが、おそらくこれだけではないはずですが、なかなか判断しかねる情報しかありません。
 英国王室を頂点とする十三家族、三百人委員会、フリーメーソンと重なるイルミナティ、ロスチャイルド家とロックフェラー家、世界金融資本、軍産複合体といったものが、縦横と複雑に関係しているのは事実です。

✪日常的な大企業や中央政治への細かい指示と監視は、コンサル団体、シンクタンク組織からされる

 どの大企業も、中央政治も地方政治も、コンサルティングとかシンクタンクと密接な契約をしています。これがミソです。特殊な専門の知識とノウハウを持っているということで、組織的な決断に深く関与します。ときには、決定から執行のアウトソーシングの引き受けまでやります。
 表での重要な決定は、その前に必ずシンクタンクの指示で決まっています。これが企業の意志になります。中央政治も同じです。
 企業や中央政治への命令や指示は、表では隠されます。シンクタンクやコンサルティングは裏方に徹し、すべてを社長や首相が相談しているだけのように、つくろわれます。
 それが、何層もの上司、部下を経て、意志は貫かれていくのです。
 「新型コロナウイルス戦争」を見たら、なぜに世界同時に、各国政府も、企業も、一つの意志で動かされたのか、ということがわかります。
 ビルダー会議で決められ、戦略国際問題研究所や日米欧州委員会で具体化され、各国に持ち替えられ、各界に伝達されます。同時に国連やシンクタンクが「WHOでこう決めた」ということで、一般社会にもマスメディアを通じて徹底されるのです。
 「赤木ファイル」問題における森友問題の経緯も同じです。
 地球支配者の意志の徹底には、無数の人がかかわります。トップ層から最下層まで、そこには民が仕事としてかかわり、戦術遂行の手先になります。
 マスコミのすべての段階での報道は、常の専門家と称する御用学者と横において、民をだましていきます。もっともらしい説明に、社会が誘導されて行きます。
 効くかどうか不明なワクチン、安全性が治験で明らかでないワクチンでも、新型コロナに勝つためには、接種以外にないという「常識」を形成します。冷静に考えれば真っ黒ですが、これを「白」としてしまうのです。
 民が企業戦士に変身しているとき、戦時下のストレスが与えられているときは、その変性意識ゆえに、容易に騙されます。集団ヒステリーによる思考停止というヒトの生理的な反応を、地球支配者は意識的に利用することで実現していきます。

✪問題なのでは、地球支配の戦略はあまりにも非人間的なもの、そしてヤツらの実現戦術が非人民的なのは、何故なのかということ

 これは、たいへん重要なポイントです。戦略を企てているものの中心は誰なのか、つまり、世界人民の主敵は誰かという問題だからです。
 それが、ロックフェラー家やロスチャイルド家などの人間がやっているのであれば、それほどまでに非人類的、非人間的、非人民的になれるのかという問題です。
 平気で原爆を落とす、十万年半減期の汚染物をはきだす原発をつくる、遺伝子操作植物、遺伝子操作動物を人間に食わせる、人間を間引きするために、治験もしていないウイルスを注射するといったことを、平気で考え実行できるのは、人間には思いつきません。
 人間の中のエリートが、自分たちだけ生き延びればいいということから、増加し続ける人口を、優生学的に間引きする、というのも一般の人びとには納得できません。
 だが、特権を持つと勘違いしている優生学者は、自分たちだけが生き延びるのは「悪」とは考えていません。同時に、特権階級が被支配者を永遠に支配し続けるために、背いてくる下級人民を弾圧し消失さえることを、自分たちの権利、自由とさえ考えています。
 優生学思想で特権を持つエリートは、少なくとも自分たち以外を、自分たちと同じ人間とは見なしていません。「ゴイム」といって、奴隷であり家畜と位置づけています。彼らの優生学は、神との契約で保障されている「選民」という誇りでもあるのです。
 ユダヤキリスト一神教が、宗教的に地球支配者の非人間的、非人民的思想を防衛しています。
 だが、ユダヤキリスト一神教信者であり、中枢にいるロスチャイルド、ロックフェラーは、決して自らを「優生学的特権エリートとして、地球一元支配の構想を実行している」とは言いません。
 実際はウソをついているのか、そのとおり人類に変わりはないのかが判明できません。
 ウソをついていないとすると、別の想定が考えられます。それは、構想するトップに地球外生命体(あるいは異次元生命体)が関与しているという説です。
 地球外生命体とは実際に米国やロシアや中国の政府がつながっているという証言も多数ります。だが、表立って、目で見える形で登場したことはありません。
 地球外生命体は複数の宇宙種族があって、そのいくつかが地球を支配するトップ層を巻き込んでいるという指摘もあります。地球人を奴隷にするばかりか、エサにしている、幼児を恐怖させて、エイリアンにとっての栄養や生命維持に使っているというのです。
 地球外生命体は、本当に地球外からきたものか、異次元から現れたものか、地球の未来人なのか、地底人なのかとかの詳細はわかっていなく、いずれのケースもあるともいわれます。
 しかし、現時点ではエイリアン説が非人民的、非人間的であることを一番説得力があっても、目で見える現実世界に姿を見せないため、結論は保留されています。宇宙人説は、人民に現実を見させないための偽旗だという意見もあります。
 これから先に、地球支配に関与しているというエイリアンの、姿、形、指示内容が、表の世界に写真や映像で明らかになったなら、この説はいっきに真実味を増します。
 明らかにされていないビルダー会議にかかわらず、地球支配者の中枢の場に、誰が出席しているのか、何が語られてるのか、これが明らかになったためしはないのです。
 だから、優生学的特権エリート説が人民側からみた、解明とされています。

✪「悪の手先や手下は表に出るが、中枢は絶対に表に出ない」のは、ヤツらの決定的な弱み

 そうです。人間なら人民支配がやましい悪事と知ってやっている犯罪者である証拠です。エイリアンなら、その姿からして醜く、姿をさらけ出せない。姿を出すことで、民に非人間だとすぐにわかってしまう。
 どちらであっても、人民側から見たら、絶対に許せない、相容れることがまったくない連中であるということです。
 ヤツらが人民に欠片も同情や愛を感じさせません。非妥協の仮借ない弾圧をするだけです。人民側から見れば、ヤツらと戦うということは、ヤツら以上に仮借ない完全消滅の対象です。
 人民がこのように敵について考えるのは、敵は全人類の敵でもあるということです。全人類の敵であるなら、人民がヤツらを消滅させる一大決戦に、全人民が賛同し、反対するものがいないということです。
 革命を論ずるときに、その勝利の条件として、革命的な行動に対して、圧倒的な人びとが「足引っ張りや、敵対行動をとらない」ということが大事といいました。
 まさに、この条件が満たされるわけです。
 ヤツらの中枢が表に出ないということは、それほど決定的なヤツらの弱みで、世界人民の有利なことなのです。
 ただし、実は地球外生命体が中枢だとしたとき、連中はいわゆるエイリアン・テクノロジーを持っていて、その武力・フォースは、地球人の比ではないとも言われています。
 その場合は、圧倒的なパワーのもとに、地球人が滅亡の危機にさらされるという説も成り立ちます。ここは未定であっても、私たちは用心深く頭の片隅においておくことも必要です。(次号に続く)

 5つの心構え
  第一、人へ迷惑をかけない
  第二、カネとモノのとりこにならない
  第三、地球と未来に負荷をかけない
  第四、戦争の根絶、安寧な生活
  第五、人間としての誇りと尊厳