記・国民B(2021.7.4)
■人民権力の思想の根幹についての質問を掘り下げる(2/4)

  《中見出し》
◆「すべての民が支配の歯車に組み込まれている」と指摘していますが、どのようなことなのか、もう少し具体的にお聞きしたいです(前半は前号)
◆「大企業でも、中央政治でも、そこにいるのはみな一般の人。戦士に変身しているのはわかりますが、悪事は彼らが構想を練っているのですか。それとも、誰かによって命令されたプランの、ただの実行者なのですか」(次号)
「地球支配者を、世界人民が葬るには、ヤツらの弱みを突くことですね」(次次号)
◆「すべての民が支配の歯車に組み込まれている」と指摘していますが、どのようなことなのか、もう少し具体的にお聞きしたいです(後)

✪世界金融資本は、エネルギー、食糧、医療、輸送、建築、環境、教育、文化、マスメディアなど、民の生活に必須の産業を独占的に牛耳っている

 例えば医薬品、食料、エネルギー産業を見てみましょう。現実を冷静に見なければなりません。
 企業は自由で、国からの介入は最小限で、社会に創造的貢献をしていると教育されていますが、これは支配者に都合のいい嘘です。民にそのように思考して欲しいために、実態を隠しているのです。
 エネルギー界は、原油を押さえ、自在に価格と供給をコントロールしているのは、間違いなく世界金融資本の下での石油メジャーです。その利権を維持するために、地球環境への打撃など、口先だけで、お構いなしに進めています。
 十億年にも及ぶ半減期の放射能を「アンダー・コントロール」と言ったのは、稀有の犯罪者安倍です。それでも人民と地球の未来に打撃を与え続けるために、原発を再開させようとしています。この犯罪を甘い言葉ですすめたのは、まぎれもない世界金融資本の下の原子力マフィアです。
 植物の遺伝子情報を、勝手に特定企業が特許取得しています。食料は遺伝子操作された種を独占的に使われ、それが世界を覆っています。F1種(一回限り実を結ぶ)と科学除草剤がペアです。
 食べる人間の健康や、除草剤が、どれほど深刻な地球への打撃を与えているかなど、この世界の独占企業はまったく考慮しません。ベトナム戦争時に、途方もない量の除草剤を撒いた企業がそれです。
 この企業は製薬業にも関与しています。薬品の消費で利潤を得るだけではありません。医学界をそだて、医療機関を世界中に広げます。悪魔的なのは、医薬業界を拡大し続けるために、世界人民を病気にすることです。人民の間の病気が増え続けることを、この独占的な医薬企業が恣意的に行っていることです。
 医者、医学専門家、WHO、政治家を育成して、一体で、民に病気が広がるのを仕事にします。今や、人間が自然の中で人工的に襲い来る病気に勝ち抜いて、生涯をまっとうすることは不可能です。
 学校での教育やマスメディアが、ここで説明したことを、陰謀論と言って否定します。だが、現実を冷静に見てください。テレビをつければ、病気や薬品、サプリ、健康についてのコマーシャルと番組が、溢れるばかりです。日本では、それを真に受けて、世界の医薬品の消費量は圧倒的です。
 たかだか世界の数%(80億人中1.2億人程度)なのに、6~8割を消費しています。実験場です。
 この現実を知れば、教育を真に受けて「病気で苦しんむ人を救ってあげたいので医療分野に進む」とか「人間の英知の最高知識が結集している医薬業界だし、それで人の生命を救うのであれば」などという素朴な発想が、いかに恐ろしいものかがわかるでしょう。
 追及すべきは、病気の根絶であり、医療機関の大幅縮小であるはずです。一方で、病気が増えることを野放しにしておいて、本来の病気の根絶などいうのは欺瞞です。
 多くの分野で、それぞれの「目的」をかかげて、そこに多くの民が労働しています。だが、この目的と労働は本来的に人民の利益や、地球と未来の利益になっていません。カネで縛られていることで存在していても、やや過言かも知れませんが、本来的に存在していない方がイイ目的と労働だといえます。

✪教育が金融資本の意志追及の道具になっている。マスメディアは真実隠ぺいの最大の道具になっている

 罪がより深いのはマスメディアです。ジャーナリズムは、時の政治の不都合な真実を追及するものです。時の政治というのは、いうまでもなく、日々の政治支配のことです。現在の表での政権というのは、政治屋が表にいますが、これをしっかり、裏で操っているのは世界金融資本です。
 ジャーナリズムは世界金融資本のすべての動向を、正直に、克明に人民に知らせることです。
 それが、現代のマスメディアは、支配の道具の役割を如実に果たすだけになっていて、ジャーナリズムとしての役割はまったくなくなっています。
 地球支配者というご主人のいいなりです。
 それは、第一に私企業という会社であることです。すでに先の項目で説明したように、企業は正義とは対極にあります。道義や正義はどのマスメディアも口先では掲げますが、実際には人民をだますことに徹しています。
 近年はそれが人民にバレて、報道の公正も捨てる傾向です。マスメディアの会社として、特定の政党や企業の主張の側で記事を書くことを公言しています。
 第二に、マスメディアは記事を売って成り立ちます。コマーシャルというスポンサーの意志を否定できません。記事を買うのはやはり企業です。その企業に都合の悪い内容の記事を買うわけがありません。同様に、メディアで流すコンテンツや番組が、そのメディアの時間帯をスポンサーが買って放送されます。
 その際に番組の内容がスポンサー企業の意図に反するようなら、成立しません。そもそも番組作成の最初の段階で、スポンサーの意図を崩さない、どちらかと言えば、スポンサーにシナをつくるように作っています。

✪公的機関における、強力な縦割り型執行システムは、軍隊式命令とパワハラである

 執行というのは、意図の実現です。軍隊と同じです。完全な上意下達です。命令と指示でなされます。部下が背くことは許されません。指示通りに実現されなければ、厳格に容赦ない罰が加えられます。鉄拳と死罪です。
 軍は一般社会とことなる軍事裁判で裁きます。
 そして、公務につくものは、それこそ公務規定以外に、厳格な守秘義務があります。これらは、上部でやると決めたことを、忠実に遂行されなければ、戦争に負ける、つまり、軍が任務とする「国の防衛」が達成されないことだからです。
 このような軍における労働行為についての規制は、警察や消防でも、ほとんどそのまま当てはめられています。現場の末端労働者が、考える余裕などないというところだけのルールではありません。
 実際は企業の大手でも採用されています。職場は同業他社との熾烈な競争の真っただ中にあり、戦場と同じとみなすのです。上部が下部を忠実に、素早く動かすことができるので、命令と指令による方式は便利なのです。採用しないわけがありません。
 命令と指令で動かす労働の現場に付きまとうのは、パワハラです。
 上役はそれなりに管理の知識と技術と権威を持っていますが、すべての職場において、少なからずおバカがいたり、上司より優秀な部下もいます。
 以前は、上司は口答えをしたりいうことをきかない部下にたいして、鉄拳をふるうのは日常でした。現代は表で暴力はふるえません。いじめです。単純に理不尽なパワハラです。
 このように説明すれば、職場は成立しないではないか、などど考えてはなりません。そもそも、ちゃんと説明して、なるほど、それは人民の利益になる、ぜひともやるべきだと納得できないような「課題」であることがお問題なのです。
 極端にいうなら、それまでにして遂行すべき「課題」は、すべて間違いで、やるべきことなのではないのです。
 そのような企業や事業体は、人民の利益のためには不要なのです。この社会に不要なのです。
 逆に考えてみましょう。そのような企業や公共機関を含む事業体は、人民支配のために存在しており、支配強化のために存在する業務なのです。
 パワハラの根拠である上司の機密や権限は、人民社会では、それ自身が犯罪です。すべて公開でよく、権限で理不尽を通すことなど、本来的に犯罪以外のなにものでもありません。

【参考資料:2021.06.24朝日】
 精神障害で労災原因一位はパワバラ~昨年度厚労省まとめ
 過重労働や仕事のストレスで精神障害を発症し、労働災害に認定された人は2020年度が608人で過去最多となった。最も多い原因はパワーハラスメント(パワハラ)だった。厚生労働省が23日、発表した。
 昨年から精神障害の労災認定基準が見直され、「パワハラ」が初めて要因として明記された。厚労省が分析した20年度に労災認定された精神障害の原因は、パワハラ(99人)、事故や災害の体験・目撃(83人)、いじめ・いやがらせ(71人)と続いた。厚労省の担当者は、パワバラがトップになったことについて「精神障害の原因に認められるという認識が広がってい渇のではないか」と話す。
 一方、脳・心臓の病気による労災の申請数は784人で、19年度の936人から大きく減った。コロナ禍で長時間労働が減ったことが一因と厚労省は分析している。20年度の労災認定数は194人で、労災認定率は過去最低の29.2%にとどまった。(山本恭介)

✪公的機関の証拠改ざん、証拠隠滅の犯罪を、すり抜け、無罪化する、無数の法律、慣例

 安倍晋三前首相は許しがたい犯罪者です。地球支配者は日本に、戦中の七三一部隊の復活を指示しました。当時首相の安倍は、かつての誰よりも命令者には忠実な男であることは、先に説明した通りです。
 上からの命令ならと意気込んで進めたのは、竹馬の友である加計が学長の岡山理科大学獣医学部を、国家戦略特区事業としてすすめたことです。
 安倍型思考の教育機関の創設として、安倍晋三記念小学校と、幼稚園からの一貫校構想をすすめました。
 いずれも命令者の肝いりであることから、首相の特別の意図だとして、通常の段取りを大幅に無視した、違法な命令と指示を乱発しました。そればかりか、姑息にも国家のカネの流れから、自分の懐にも流れるような、大胆なことまでもくろみました。
 この不正はどう処理されていったのかを見てみれば、安倍らの犯罪はあまりにも悪質です。今話題の「赤木ファイル」の赤木さんをはじめ、数人の命を奪いました。すべてあこぎな犯罪を指摘し、暴こうとしたためです。
 わずかの官僚が見せしめで減給などの処分はされましたが、安倍をはじめ主犯格はだれも逮捕などされません。国会での証問でも「記憶にない」「証拠がない」「公判中だから」と言えば、堂々と逃げられるように、多くの法律で守られているからです。
 犯罪と犯罪者は守られ、民の正義と利益は死へ追い込まれるのです。
 先日、河井元法相夫妻は有罪になりました。安倍の命令と指示の性質が、他と比較しても、論外に酷いものであったかを物語っています。

✪犠牲になった赤木さんは518ページに及ぶ犯罪の証拠資料、他に備忘記録、音声記録を残したが、犯罪の本丸は揺るがない。人民権力がなかったことだ

 「安倍の意志だから特別な計らいを」と上司の佐川から命令指示され、赤木さんは公文書の改ざんを、苦渋のなかで実行しました。どれほど、この理不尽に苦しんだか知れません。
 彼は「公務員は民に尽くすこと」をモットーにしていたと言います。かつて毛沢東や徳田球一がとなえていた「報いられることを期待しない人民への奉仕」という精神そのものです。
 それだけに上司からの指示内容は納得できません。だが、そこが宮遣いの苦しさで、拒否を貫くことは即クビです。その恐怖とも戦わなければなりません。
 夫人には守秘義務の範囲でわずか漏らすのがせいぜいでした。正義などとは言わないまでも、民の一人として当然のことが貫き通せないという、感情の行き詰まりは、ついに彼の命をも奪うのです。
 せめて、そこに仲間がいたなら。守秘義務も関係なく、思いのすべてを話せる仲間がいたなら。彼の生命を守れたのはこれだけなのです。
 彼の職場に何であってもすべて話せる仲間がいたなら、絶対に仲間は彼を守ったのです。彼が職場で、どう振る舞ったらいいのかを、仲間で話し、そのようにできたなら、彼は、抱えている問題の重みを相当に軽くできたはずです。
 自分たちの考えの結論は、上司の命令は間違いである、改ざんや隠蔽は犯罪です。しかし、職場での行動は、力関係で決まります。つまり、上司の指示を受け入れ改ざんに手をかします。
 完全に拒否するのは、来るべき情勢がきたときです。それまでは一歩前進二歩後退です。面従腹背です。仲間と共に、現在の「犯罪」を克明に記録します。この記録はやがて、情勢が詰まったときに公にします。
 面従腹背は、無条件に許されないのではないかという意見があります。だが、革命の過程では、大小にかかわらず、すべてが面従腹背なのでだということを知る必要があります。
 自分が職場で、気づかずに「支配の歯車」「弾圧の手先」になっていること自身、人民に対する、面従腹背の欺瞞を日々なしているのだということです。
 無自覚な面従腹背から、確信的な面従腹背を時がくるまで続ける必要があるという話です。
 民にとって、戦略的な勝利を得るために、欠かせない行動でもあるのです。性質は「負」なのですが、この経験は欠かせない遺産でもあるのです。
 仮に、社会や周囲での仲間の力が弱い情勢下で、軽率に、正義や目前の利益を貫いてみても、大きな革命の実現のためには、拠点を失う打撃になります。もちろん、職場での実際の展開の中で、クビになるようなことがあっても、次の職場で、その教訓をいかせばいいことです。

✪人民から見たら「隠すこと」などまったくない。隠す必要がないのを隠すのが、大企業や政治屋や官僚の特権だと愚かにも勘違いしているだけ

 安倍が特権だと犯罪を勘違いしたのも、そもそも間違いです。だが、その特権がうすうす犯罪であることを知るのは、周囲の政治屋や官僚の半端さからです。
 半端さは、自分自身が民の一部であり、かつ「特権」をもつエリートの一部でもあるというところに起因し、多数の民からの意志の無言の反映でもあります。
 そこで、隠した方がイイに違いないという半端な気持ちが出てきて、半端な政治屋の菅(現首相)に命じ、半端な官僚の佐川を通じて、赤木さんらに改ざんを指示したのです。
 もともと、安倍の命じられた医学部の建設や記念学校の建設に、やましいことがないのであれば、一から十まですべてを明らかにして、民の同意を得られるはずのものです。
 ほんとうの政治は、このように、実現したい構想をありのまま民に語り、訴え、協賛を得て実行していくものです。それができないのは、民の同意は得ることができない、つまり、己や己の身内という少数の仲間内に、民から得た公金を、横流しする、強奪するということです。
 ヤツらが公表時に黒塗りにすることも同じです。プライベート情報だからと理由付けするが、悪用するようなヤツを徹底的に取り締まることをするべきであって、実は、安倍らは、自分が悪用する立場だから、取り締まらずに法だけつくるのです。

✪人民権力は、自分の足元の仲間。仕事の中にひそむ「支配の手先」「犯罪への加担」を明らかにすること。民が支配者の手先になるシステムをくつがえすのが人民の戦略目標

 人びとが働くということの中に、犯罪が潜んでいることなど、当人は誰も気づかないし、知らないだろう。認めたくもないし、それが欺瞞だなどと言われたくないだろう。
 だが、これは現実です。現在、巷では、新型コロナウイルスの蔓延状況と、対策としてのワクチン接種で湧いています。
 在宅勤務で家庭にいても、学校やさまざまな施設でも無関係ではいられません。ワクチンは、高齢者から開始され、現在は職場とか学校とかでも接種が始まっています。さらには、子供までが対象になってきました。
 ワクチンが唯一のコロナ対策だ、コロナに打ち勝つのは、人類としての命題だから、一丸で接種を進めようという流れです。つまり「ワクチンを人類の6割程度まで接種」すれば、集団的免疫ができ、ウイルスに打ち勝てるというわけです。
 新型コロナウイルスが、全世界的に蔓延しているということから、いたるところでロックダウン、緊急事態が宣言されています。かつての、社会活動、経済活動は停止、あるいは大幅な縮小の状態になっています。
 生活へのしわ寄せは、かつて経験したことがないほどです。生活資金につまって亡くった人までおります。
 唯一の武器がワクチン接種と言われていますが、そのワクチンは緊急時の特別認可というもので、治験はされていないものです。ある程度の使用実績をもつアビガン、イベルメクチンなどの安価で使いやすい錠剤は、なぜか認可されず、効果が期待できないとして退けられています。
 ワクチンはウイルスの異変との関係もありますが、異物を体内に入れることで、決して効くという保障はないものです。しかも、実績から副反応が深刻な薬品です。脳への打撃、子宮への打撃、内臓への打撃、遺伝子による人体改造の危険など、どれ一つ見ても受けいられません。
 つまり、ロックダウン、緊急事態宣言という異常事態のもとで、人びとはお上の強い指示で、危険なワクチンに走っています。これは納得できないという人も多数います。
 だが、マスメディアは「ワクチンへ」に逆流する意見は取り上げません。SNSでも同じですが、発信の場では、隠語のてんこ盛りで主張が流れています。言論の自由はありません。全体主義が深まっています。ビッグテックの言論統制が徹底しています。
 ここで、改めて、私たちの職場の現実に目を向けてみましょう。
 先に企業や公共機関のなかでの実態をみてみましたが、ウイルス対応の最先端である医療機関とか、マスメディア、出版などの現場ではどうでしょう。
 どこも、同じなのです。どの職場も、民が勤務して成り立っています。上司も部下もみな民がになっています。
 民が「ワクチンへ」さそい、民が「ワクチン反対をいい」、民同士が対立しています。だが、職場での戦士がわが家に帰ると、みな良きパパ・ママにもどります。
 確かに民の多くは、お上のいうことになびき、疑問を口にするのは少数です。だから、多くは、まずお上の指示を、そのまま遂行する姿勢で仕事をすすめます。「ワクチン接種へ」に疑問を持つ人が少ない状態を、大きく変えることは困難です。
 だが、人民権力はいらないというわけではありません。どんなに少数でも、そこに人民権力があり、機会をみて仲間を作っていくことが、やがて大きな情勢の変化時に、周囲の支持として働きます。少なくとも革命の反対をしないという力関係が実現する土台になります。

✪ワクチン接種をめぐって、民は分断されている。「接種は一人ひとりの意志で選択できる」に合意するのは、大政翼賛会の思想だ

 ワクチンをめぐって、現在まさに民は選択を迫られている。接種を断固拒否するのか、それともやむ得ず接種するのか、積極的に求めるのか、です。
 かつてレーニンは、戦時下での人民の戦いを「内乱への転嫁」と指摘しました。平和時に勇んだ発言をしていた多くの社会民主主義者が、お上のいう「敵の襲撃から日本を守るため」と、戦争に協力する道を走ったのです。これは、革命の裏切りだと断じたのです。
 お上がいう「敵」と戦うのではなく、戦争をしかけた主敵に的をさだめ、主敵にそそのかされて民を戦争にかり出す「お上」に矛を向けよ、というのが「内乱に転嫁する」という意味です。
 戦中であるまさに現在、お上が「ワクチン接種を」といっています。これを真に受け、この方向で走る人は、社会民主主義的裏切り行為なのではないですか。歩んではいけない道です。
 ワクチンは効果的な、採用するべき薬品だとしながらも、副反応が出ることもわかっているので、接種の強制は間違いだ、あくまでひとりひとりの選択に任せるべきだ、という意見もあります。また、人類とウイルスの歴史的に繰り返されてきた生存競争だがら、ウイルスを打って副反応で死ぬことがあっても、それは必要な犠牲で、人類の生存に貢献するのを選ぶとう意見もあります。
 だが、このいずれの意見も間違いです。「ワクチンはヤツらの敷いたレールであり、支配の武器だ。新型コロナウイルスの蔓延自身が、ワクチン接種に社会を持っていく謀略だ」と見るのが正解です。
 ヤツらの政策のすべては、地球支配者による地球一元支配、全体主義、民の間引き、ロボット奴隷化に向けて、行っているのだということを理解しなければなりません。

✪人民権力で団結する要が、人民の5つの心構え

 人民権力という、現在では死語のような、難しそうな言葉だが、その内容は難しいことではない。単純に人民の政治に欠かせない、直接民主主義のことです。
 直接民主主義というのは、そのまま字のごとく、人民の意志を政治に反映させるということです。では、人民の意志とは何かということですが、そこで、これは人としての、共通な普遍的な感覚、感情、思考かなと感じるものを、5つの心構えの内容として表現したものです。

  第一、人へ迷惑をかけない
  第二、カネとモノのとりこにならない
  第三、地球と未来に負荷をかけない
  第四、戦争の根絶、安寧な生活
  第五、人間としての誇りと尊厳

 特別なことはないはずです。民の一員として、お天道様に恥ずかしくない生き方をするということです。つまり、当たり前のことです。
 労働のなかに、支配の手先、犯罪の加担が組み込まれている、といっているが、この素朴で単純な基準からテーマを見てみれば、たちどころに課題と問題点が浮き出てきます。
 ありふれたこの5原則を、忘れたり、無関係を装うことで、労働がなされています。企業戦士になるということは、この5原則を意識的に避けることです。
 それを意識的に当てはめて考えてみようというのが、人民権力の考えです。過程での良きパパ・ママを、企業戦士に変身した状態でも意識することです。
 容易なことではないはずです。面従腹背、一歩前進二歩後退が、自分でも許しえない欺瞞と感じます。だが、これを克服したところに、人民権力はできていきます。仲間と希望への確信を持つことです。
 人民の利益という観点から、人民の意志足元でまとめます。将来的にこの意志は人民権力の上部組織に伝達されます。上部組織に人員も送ります。上部組織が底辺の人民権力の意図に反するようなことが起こった場合は、上部の見解を正し、送り込んだ人員を更迭します。
 人民権力の上部組織が硬直して、人民を弾圧するような機関化したような場合は、何度でも下部人民権力は、下部権力の意志で立ち向かいます。上部権力は下部権力の出先機関にすぎません。
 これが、直接民主主義です。民主主義にはさまざまな論点があります。特に地球支配者の支配下の社会で、独裁・全体主義という本質を隠すために、議会制民主主義などの詐欺用語を使います。ヤツらのいう民主主義と真っ向からことなるのが、人民の民主主義です。>(次号へ)