2007.9

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グラーツの路面電車は中心街を中心に郊外へと約5系統の路線が延びている。
車両は70年代製の旧型の車両から、新型低床車両までと様々な種類の車両が走る。
2009年頃までにグラーツには新型の低床車が導入予定で、これらの新型低床車で、現在走る旧型車両と置き換えを図るようだ。
車両だけでなく路線の延長でも活発で、5系統の終点Puntigamの鉄道駅ターミナルへの直結のための延長やLiebenauに出来たショッピングモールへの路線延長と、何かと注目の集まるグラーツ市電だ。
2007.9 Jakominiplatz(ヤコミニ広場)
基本色が緑を基調とした鮮やかな塗装のグラーツ市電。山に囲まれたグラーツの街に溶け込んでいる。 グラーツでは低床車を含む、大まかに4種類の車両が活躍している。写真は1960年代に登場した車両。2連接車も活躍している。
2007.9 Jakominiplatz(ヤコミニ広場)
全面広告車も活躍しているが、基本色の方がやはりいい。写真の車両は70年代後半にSGP社で製造された。
2007.9 Hauptplatz・Congress(中央広場・議会)-Jakominiplatz(ヤコミニ広場)
一つ前の車両と非常に似ているが、こちらTw521〜Tw537はドイツのデュースブルクで走っていた車両。SGP社製の車両には501〜510の番号が与えられている。じっくり比べてみると、微妙に違うのがわかる。
2007.9 Hauptbahnhof(グラーツ中央駅)
真ん中に低床車を挟んだこの車両は80年代後半にデビュー。
2007.9 Hauptplatz・Congress(中央広場・議会)-Jakominiplatz(ヤコミニ広場)
21世紀になると100%低床車であるBombardier社製のCityrunnerもGrazでデビュー。

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