2006.9
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〜路面電車紀行ケムニッツ〜 ケムニッツの路面電車は、道路の上を走る、いわゆる路面電車の形態と、普通の鉄道路線を走るRegionalstadtbahn(レギオナールシュタットバーン)との2つの形態を持つ。こうしたシステムの事をカールスルーエーモデルと並んで「ケムニッツモデル」と呼ばれることもある。カールスルーエーやカッセル等でもこのようなモデルを導入しているが、ケムニッツの場合は、鉄道線に関しても100%低床車で運行を行っている所が特徴である。 そのケムニッツモデルの先駆けとなったのがHbf(中央駅)とStollberg(シュトルベルク)を結ぶ522系統だ。この路線はケムニッツの路面電車を運営しているCVAGの子会社であるCityBahnChemnitzにより運営されていて、車両の塗装も他と違い赤いので見分けがつく。 現在、ケムニッツではVariobahnタイプの低床車とタトラカーであるT3D-Mが走っている。タトラカーに関しては90年代に更新工事がなされていて、ケムニッツ独特の外観になっている。 2005年には125周年を迎え、歴史の長いケムニッツの路面電車 522路線の成功を受け、路線延長プラン等もあるそうだが、何より目が離せないのが中央駅の改良工事で、鉄道路線との接続をより高めるための工事が進められていて、駅の中にトラムを乗り入れるようにするプランもあるそうだ。 |
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Chemnitzer Vekehrs-Aktiengesellschaftのウェブサイト http://www.cvag.de/ |
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