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行田馬車鉄道を歩く 11

(左写真と同じ場所を反対側から。右が旧道。)

 この「く」の字型の旧道と現在の車道の合流点に、さらに不思議な光景がある。旧道はここで、水城公園の池を源とする小さな川を渡る。そこに、ただでさえ広い旧道なのに、歩行者と自転車用の橋が独立して架けられているのだ。

 私はこの橋を見たとたんに「これは馬車鉄道の橋だったのではないだろうか!」と興奮し、橋台が見えないかと下をのぞき込んでみたが、残念ながら見えなかった。

吹上再訪 ※追記(2006年5月)/1ページと同じ、ねこさんの情報では、この不思議な歩行者用の橋は、まっすぐな車道が開通し、「く」の字型の道路が旧道になってしまったころに架けられたとのことです。どういう意図でわざわざ歩行者用橋が設けられたのか、それはやっぱりわかりませんが・・。
         
  

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