6-1 ここ、どーこだ?
1998.11.29
今日も良い天気になるだろう。東京駅付近のTimesに愛車を駐輪?し、バスに乗り込む。今日向かう所は東京駅からバスでおよそ100分。

それではこの町を簡単に紹介しておこう。行きにバスを降りたのは大工町というバス停でここからホールへは徒歩約6分。○○駅より国道○○号線が続いていてこの町のメインストリートであろう。アーケードのある繁華街でその名もハーモニーロードと称している。歴史のある町らしく、老舗もビルに囲まれながらも点在している。会沢正志斎屋敷跡とその銅像が住友生命○○ビル前にたたずむ。一本北側の道沿いには彼の幽居跡があり、ここは農林中央金庫○○支店である。(旧町名:仲町)

このメインストリート南側にはこの町を連想させてくれる「梅香」や「備前町」という地名がある。○○館北側の道沿いには中山備前守屋敷跡や、○○水道低区配水塔という西洋風の肌色(差別用語だが)一色の建物があり目をひく。この建物は円筒形で2階部分の方が径が大きくなっている。(旧町名:北三ノ丸)

○○地方気象台からは○○川を挟み遠く○○○山地に続く山々が眺められる。教会があちこちに点在している。この町には一方通行路が多く、進入禁止の表示板が工夫されている。平板ではなく曲板になっていて斜めからでも視認性があるという画期的(?)なシロモノだ。

さて、本題に入ろう。ここのオルガンは2Fバルコニー正面に設置され、天井付近の窓から差し込む陽光がパイプを更に輝かせ眩しいくらいだ。コンクリート製の支柱が左右のペダルパイプの一部を隠してしまっているのがデザイン上の残念な点だろう。見ようによってはずいぶん太いパイプにも見えるのだが・・・残響はかなりあるらしく子供達のはしゃぎ声がかなり響く。ここのホールでもプロムナードコンサートが週末の土日に各2回ずつ開催されていて東京芸大の現役生が演奏しているのだそうだ。今日は、2年生の古賀智子さんという方であった。

さて、ここは一体どこなんでしょう?      乞う御期待!


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