3 靴下に穴
1998.11.15
きのうの運動会で?多少、足が筋肉痛です。今日は千葉の市川です。正確に言うと本八幡ですが。高校3年間、通い慣れた本八幡の駅周辺もかなり状況が変化しました。実は私、市川学園(市川楽園ともいう)出身です。先輩に有名な俳優の高橋英樹がおります。

本日紹介するのは市川聖マリア教会です。今日は時間に余裕を持って教会に到着。玄関で靴を脱ぎスリッパに履き替えようとしたらギョっ!靴下に穴が・・・あわててあたりを見回す。セーフ!礼拝堂内部は、お世辞にも良い造りとは言えませんが、暗いイメージはありません。明らかに残響は期待できない造りでした。今日も西陽が内部を暖かく包んでくれています。

オルガンは礼拝堂後部2Fに設置されております。今日のオルガン独奏は佐藤雅枝さん。バリトンはジェームス・ドーソン氏。ソプラノは久保田澄子さん。オルガン曲は、スウェーリンク、ムファット、バッハ、ベーム、メンデルスゾーン、ブラームス。声楽曲は、バッハ、モンテヴェルディ、ヘンデル、社員、いや、シャイン。2曲目ムファットのシャコンヌの途中から、オルガン仕様に無い音が聞こえてくる。良く聴くとHIYODORI 2’のストップである。教会隣の幼稚園の庭でさえずるヒヨドリの鳴き声だ。オルガンにあわせて鳴いているのだろうか?

私は女声よりは男声の方が好きである。(男性よりは女性の方が好きです)ドーソンさんの歌声は何度も聴いているが、今日のソプラノの声質は私の好みである。パンフレットのプロフィールを見ると立教大の学生とある。ふと振り返りたくなるが、ここでは我慢した。(振り返ると下心見え見えと思われるからだ。)オルガンは全体的に優しい丸みを帯びた音で、残響の殆どない空間でオルガンの響き自体で歌っていました。メンデルスゾーンの前奏曲ト長調と、バッハの前奏曲とフーガト長調はどの様に聞こえるか楽しみでしたが、結構スケール大きく表現しているように感じました。

最後に賛美歌を歌って教会を後にしました。♪ア〜メン!♪


市川聖マリア教会 オルガン仕様

ポグソン(オーストラリア)
設置年:1984年11月

Manual C-g'''
Principal 8'
Gedackt 8'
Octave 4'
Rohrflute 4'
Octave 2'

Pedal C-f'
Subbass 16'

メカニカルアクション
パイプ数:326本
平行ペダル

目次へ  日本オルガン紀行の目次へ