北欧出張日記
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7日目 ベルゲン〜コペンハーゲン
(1) 出発前のウロウロ
 07:30に、朝食を軽く済ませて魚市場に出かけましたが、未だ準備中。各店舗のオーナー
は、自動車の後ろにトレーラを2つほど引っ張ってきて、開店準備をしていました。7時から
開いているんじゃないのか?
 仕方なく、ケーブルカーで展望台に登りました。ケーブルカーには途中駅が3つあり、人
が待っていると運転手がブレーキをかけてホームの入り口の鍵を開けに行き、乗客を乗
せます。市内を展望すると、フィヨルドの奥の両岸に町が張り付いているのがよくわかりま
した(今日は晴れていて良かった)。展望台付近には、トロル(伝承の小人)のモニュメントが
あり、一緒に記念撮影をしてしまいました。
 下山後、ブリンゲル地区に入り、2F〜3Fを歩いてみました。階段は捻れているし、廊下
は歪んでいるし、よく住んでいるナという状況です。この建物の部屋の中でパソコンを使っ
て仕事をしている事務所が幾つかあり、建物の歪み具合に比べて、とてもアンバランスな
印象を受けました。歴史的建造物だから、これでいいのかナ。
 再度魚市場に寄り、蟹を買って食べました。渡り蟹を茹でて、身と味噌を一緒に混ぜて
甲羅に詰め込んだものが、結構美味しかった。

(2) ベルゲン空港へ
 09:00にホテルのロビーに集合し、ベルゲン空港へ向かいました。移動時間は、バスで30
分。ガイドは、日本に住んだことのあるノルウェー人(名前は忘れた)で、日本語が堪能だっ
たし、親切でした。
 ベルゲンの住宅の40%は木造住宅で。山の西側斜面は、夕日が当たるため高級住宅
地らしい。北欧の男性用便器は緯度と共に高くなる傾向があり、ベルゲン空港では遂に背
伸びしなければ、用が足せなくなった(足が短くてごめんネ)。今後の行程は、緯度が下がり
続けるから一安心です。
 12:45の飛行機(SK-867)はやや遅れ、13:12に離陸。機体はまたもやMD81。機内食は、
サラダ(小エビ、カリフラワー、レタス)に、パスタ(瓜とタマネギのケチャップ味)と、香辛料
の効いたソーセージと肉団子の合いの子。やはり皆、当然のようにビールを飲んでいまし
た。

3) コペンハーゲン
 14:30 コペンハーゲン着、待っていたガイド(アシスタント)はJ嬢。14:50 にバスは空港を出
発し、ホテルへ直行しました。ホテル着後、各自市内視察となりました。
 とりあえず、ストロイエ通り(歩行者天国)を全部歩き、その両側の路地をジグザグに歩い
て戻りました。通りには大道芸人が多数、しのぎを削っていました。私は、アマー広場に出
ていたギター弾き(英語の漫談)がとても楽しく、暫く堪能していました。他にも質の高い演
奏をしている人が多数おり、最近流行のパーカッションである、ジャンベを用いたパフォー
マーが目立ちました。
 19:00にホテルロビーに集合。ホテルの夕食は、白身魚のメインディシュに、サラダとじゃ
がいも。ビール+ワイン。
 この頃から、徐々に感じ始めましたが、主食には必ず「じゃがいも」が出ます。北欧は、
かつて飢餓地域だったのが、コロンブスが南米から持ち帰った「じゃがいも」で、ようやく庶
民が食べられるようになった、という歴史上の事実を再認識しました。最も、コロンブスは、
他に2大悪徳を持ち帰ったと言われていますが・・・(1つは梅毒、もう1つは煙草)。


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