にやりな日記−2011年03月


03月12日帰宅難民(きたくなんみん)】大地震等の災害で交通機関が麻痺し、都市部にいて自宅へ帰れなくなる人を指す。別名、帰宅困難者。

今回の地震で、この帰宅難民となってしまいました。今回は首都圏のJRが全滅したことと、私鉄各社も深夜時間帯まで復旧に時間がかかったというのもあるが、それは誰でも予測がつくこと。今回で教訓になったのは、車での移動もほぼ無理なこと。大渋滞な上に緊急車両がひっきりなしに通るので一般車両での移動は厳しい。そんなことはおかまいなしに、我先にとタクシー乗り場に長蛇の列が作り、無理矢理にタクシーで帰ろうとするからさらに渋滞に拍車。ちなみに近くの駅のタクシー乗り場の待ち行列は軽く100人を超えていた上に、タクシーもほとんど来ない状態だった。政府のお偉いさんがTVで「職場にいる方は、なるべく無理には帰ろうとせずに待機していて欲しい」と語りかけていたが、まさしくその通りだ。そして、急いで確保しなくてはならないのが食料と飲み物。職場に設置されていた自動販売機のおかげでウチは助かった(それでも深夜には全部品切れになった)が、コンビニはかなり早い段階でほとんどの商品が買占めされてガラガラ。コンビニはいつでも商品が揃っているなんて大間違いなのである。

首都圏は震度5〜6だったので、帰宅出来ないレベルの被害で済んだが、震源地に近い場所は時間が経つにつれて悲惨な状況が明らかになっているので見ていてツライ。自然災害の前では、何も出来ないものだと痛感したよ。