それぞれの佐渡2010
2010年9月5日 天気:晴れ 気温:朝25℃ 昼前後から32〜3℃ 水温28℃
ヒヤマコウイチの佐渡チャレンジ!
ジュンペイの佐渡チャレンジ!
SHIGGYの佐渡チャレンジ!
ナカムラ屋のA定食
チョイワルオヤジのA定食
TANNYの佐渡遠征記
やまぼうの佐渡奮戦記
ミナミの佐渡トライ
≪ヒヤマコウイチの佐渡チャレンジ!≫
2010佐渡国際トライアスロン大会 Bタイプ出場
−9月2日(木)
大会出場の為今まで準備はしてきたものの大会当日は気温が高いのが確実、
菊池弁護士のブログを読み脱水症状、熱中症対策の為急遽渋谷のアートスポーツへ、
そこで何時もアドバイスをくれるお兄ちゃん(この人も佐渡Bに出場予定、前日開会式でも会いました。)
を捕まえ聞くとエレクトロライトショッツを勧めてもらい即購入、
ラン用のボトルと補給が同時に入るポーチも同時購入しました。
(ちょっと高かったけど熱中症になるよりマシと思いました)
同時に準備物の確認の為大会出場の書類関係、ウェア類、補給類などに分け紙に書き込みました。
(会社には内緒ですが木曜からほとんど仕事が手に付きませんでした。)
帰宅後は準備及びトランジッション、補給のイメトレでした。
ちなみに皆さんのアドバイスを参考にし、自分で考えた補給はスイム前にカロリーメイト4本、
ベスパプロ1袋、バイクではカロリーメイトを4本、ザバスピットインリキッド6本、
ベスパプロ1本(フラスクに入れて)、口直しののど飴と種なしの干し梅干しをウエストポーチに入れました。
またボトル大の方に水にエレクトロライトショッツ2粒を入れたのと水だけの小を準備しました。
ランは一番苦手で脱水症状には絶対なりたくなかったのでショッツ2粒、
パワージェル5本、ベスパハイパー2袋を準備し
バイク時に貰うであろうボトルにショッツを入れ少しずつ飲みながら走ろうとイメトレしました。
−9月3日(金)
仕事終了後早々に帰宅、
食事後準備物の再確認しアレックスにアランを積み込み
(日山家の長女は物に家族同様名前を付ける癖がありドイツから来た車にアレックス、フランスから来た自転車にアランという名前を付けています)
夕飯後9時前には就寝しました。
−9月4日(土)
夜中の1時前に起き準備の最終チェックを終え
(最近年のせいか忘れ物が多いと嫁に言われているので)嫁と一緒にいざ新潟に向け出発、
嫁は私が寝ている間も留守にする家の家事をしていたので
谷川岳前から気持ちよく睡眠していたのでスピードは控えめにして
車がほとんど通らない関越道を貸し切ったように新潟を目指しました。
5時30分ごろ佐渡汽船乗り場に到着するとすぐに中村ファミリーと遭遇、
ここでドキドキ感が少し和らぎフェリーに乗り込むことになりました。
フェリーの中でも中村ファミリーのおかげでリラックス出来、
また中村さんから直接のアドバイスと共に秘薬を2袋(これが当日すごく役にたちました)を頂きました。
ヒヤマさん、ナカムラさん到着(浦島前)
午前9時両津到着後はバイクコース下見を兼ねて小木経由で大会会場を目指そうと思いました。
車で2時間かけ小佐渡の海岸沿いの奇麗な海に感動し、
そして小木の坂をチェックしながらネリトラの仲間と合流したのが予定どおり11時過ぎでした。
(この日自分が通った坂は大会コースとは違い一本手前の緩やかな坂だった事が当日判明、
チェックの意味なかったと思いそして後悔しながらペダルを回したのは一生の思い出と笑い話になりそうです)
その後選手登録、みんなとネリトラ指定の回転寿司で美味しい昼食、
ホテルにチェックイン後また会場で開会式、説明会参加と前日の予定をクリアしていきました。
緊張のあまりフェリーでも眠れず長い一日を過ごしたせいか
夕食時のビール1本がきき8時過ぎには爆睡、当日4時起床まで十分な睡眠がとれました。
−9月5日(日)
《スイム》
いよいよ本番、
気持ちよく午前4時過ぎに目覚め嫁と一緒に準備し会場近くの駐車場でバイクにホイルをセットし歩き始めたら
谷口さんとタケヤ隊長と遭遇し共に出陣となりました。
トランジッションに行くとなんと私のナンバーが書かれているポジションが一番端ですごく分りやすい、
思わず「ラッキー!」と思いました。
荷物を置いた後Aタイプの出発を見ようと谷口さん、タケヤ隊長と共に駆けつけると
ジュンペイさん、ミヤモトさん、原さん、中村さんを発見、お互いの健闘を誓いながら見送る事になりました。
その後Bタイプの3人で仲良く腕にナンバーを書いてもらい
足にチップ(?)を付けトランジッションに戻りスタート準備をしました。
ナンバーは年齢順になってしたので
32年コンビの谷口さんとはご近所でいろいろ声を掛けて頂いたり質問に答えてもらったりで焦らず準備が出来ました。
スタート15分前谷口さんについてゲートを超え入水チェック、
その後集団の左側でスタンバイ、7時のスタートの合図で暑く(熱く)長い一日の始まりです。
遠浅の海を沖に向かい長々と歩き自分より前の人が泳ぎだして初めて自分も泳ぎだす。
ずーっと砂浜が続きその後岩場が見えてきた。
透明度が良く小魚も見える。
ネリトラH・Pの谷口さんのブログに書いていた「ミネラル豊富で豊かな海」を思い出しながら、
ペース配分を考えながら一つ目のブイを目指しました。
途中二つのブイの近く以外はバトルも無く又ヤマザキさんのブログに良く登場する
クラゲに遭遇することも無くゴールを目指しました。
ただ途中目標確認が出来ていないみたいでジグザグに泳いだ気がします。
(今後GPS機能付きゴーグルを作れば売れるかも?)
岸が近くなるにつれて砂浜が近くに見えてきた。
到着!と思い立ち上がる。
同時に前の人も立ち上がる。
谷口さんだ!「谷口さん!」と声をかけると谷口さんも驚いた。
700人近い人が泳いでいてこんなに近くでゴールする32年コンビは何かで繋がっている?と思いながら、
ただトラの大先輩より先に出ることをためらいながら1秒先にスイムゴールをしてもらいました。
佐渡の海、楽しく泳がしてもらいました。
ありがとう!
《バイク》
谷口さんを横目で見ながらバイクスタートの準備をしているとタケヤ隊長がバイクを引いてスタート、
この人とは当分会うことは無いなと思いながらタオルで体を拭いてウェアを着る。
ソックスを履こうとしたとき足に砂がべっとり付いている事に気付く。
イメトレには無かった事、想定外と反省しつつタオルで足を拭いたり、
叩いたりを繰り返しなんとかソックス、シューズを履く。
谷口さんはまだ出てない。ヘルメット、グローブを装着しバイクスタートになりました。
ここで以前西尾さんが言っていた「最初からの飛ばしすぎはだめですよ。」というアドバイスを思い出す。
マイペース、マイペースと言い聞かし補給のタイミングも考えながら走る。
しばらくすると沿道での人の応援が目に入る。
みなさん笑顔で温かくエールを送ってくれる。
出来るだけ応えようとあいさつをするようにした。
ただ国仲平野は追い風と言っていた谷口さんの言葉を思い出した時、
そのわりにはスピードが出ないと思いトラブルの心配をする。
その時、右横を谷口さんが通過。
やばいと思いながら追いかけ会話を交わしながら両津を右折、
最初のエイドで水を受け取る。(補給も順調)
しばらく谷口さんの少し後方を走っている時、
突然去年の谷口さんのブログを思い出し、
そして今まで1年半この大会を目指している自分を励ましてくれた
ジュンペイさん、ヤマザキさん、やまぼうさん初めネリトラメンバーの顔や今までの練習風景が走馬灯のように
頭の中に浮かんだ瞬間涙が溢れだし止まらなくなりました。
また海岸沿いの漁村でおじいちゃん、おばあちゃんの「がんばれ!!」の声援に応えようと出来るだきお辞儀をしたり、
手を振っているとまた涙が出て止まりません。
サングラスで見えないから良いかと思い、自然に任せました。
上り坂では私が前に出て、平地では谷口さんが前に出ての連続で小木の坂の手前のエイドに到着。
ここで初めて自転車を止め補給をしっかり取り、
コーラを初めて味わってポーチに溜まったゴミをボランティアの人に渡しスタート。
前日の下見とは違う本当のキツイ小木の坂の途中で谷口さん発見!
お先に失礼して登りきる。
その後も下ったり登ったりが続き海岸に出る前の少しの登りで右足に痙攣が・・・
やばいと思い前日中村さんから貰った秘薬を飲む。
これがすぐに効いて再びスタート。
ゴール手前の海岸沿いでは向かい風と覚悟していましたが反対に追い風でした。
ランに入る前なので体力温存できた気分でゴールに近づくと反対からランに入っている人たちとすれ違う。
みんな暑そう、テンションが下がりながら無事バイク終了を迎えることが出来ました。
コース上で応援してくれた佐渡のおじいちゃん、おばあちゃん、
すべてのみなさん!そして元気な声でボトル、バナナを渡してくれたエイドの小、中、高生のみんなありがとうございました!
《ラン》
いよいよ問題のランスタート。
ショッツを1粒バイクで温存していた水の入ったボトルに入れて熱中症対策完了、
商店街過ぎまでなんとか走ったがその後八幡までが長く途中で歩き出す。
これで最後まで行けるのか?と思いながら八幡のエイドで水を浴び再びスタート。
途中またまた登場の谷口さんに抜かれる。
その後折り返しまで谷口さんに着いていくことだけを考え走ったり歩いたりが続き、
エイドでは水を頭からかぶり折り返しの畑野エイドまで到着。
今までは無かった氷が畑野にあった。
ランスタートの時から首に巻いていた薄いタオルに氷を入れてもらい首の後ろを冷やしました。
また帽子にも氷を入れてスタート!折り返しでの時間は13時35分
、頑張れば目標の8時間以内にゴール出来るかも?という気持ちが頭を過る。
畑野からのエイドステーションでは往路には無かった氷ありその都度同じように首、頭を冷やし、
また下りでいつものランのリズムが出てきて走れる時に走ろうと思い
今まで前にいた谷口さんを追い抜きエイド以外では走り続ける事が出来無事完走できました。
(谷口さんがちょっと気になりましたが)
往路では大丈夫かな?と思い涙が出て、
復路の商店街(ゴール手前)ではまたまたネリトラメンバーの顔を思い出し涙が溢れ出してきました。
(今、完走記を書きながらも涙が出そうになります。今回トライアスロンは涙腺を緩めるスポーツなんだと実感しました)
ゴール後ジュンペイさんから聞いていた氷水が入った<たらい>につかり
クールダウン後谷口さんのゴールを迎え堅い握手。
谷口さん本当にありがとうございます!!
そして沿道で井戸水のシャワーや冷たい麦茶、スイカ、塩飴を準備してくれた
佐渡のみなさん!エイドで「ガンバ!」と声をかけてくれた佐渡の子供たち!ありがとうございました!!
また来年も逢いましょう。
ゴール後宿に戻り入浴と早い夕食を済ませAタイプの帰りを待つため佐和田の商店街へ、
安達さんはすでにゴールしていましたがその後ゴールするメンバーをハイタッチで迎える事が出来ました。
感動!感動!感動でした。
ちなみに嫁もジュンペイさんのゴールは特に感動!
また「昨日はイカつく見えた人もゴールの瞬間は良い顔したはるね。」と言っていました。
(多分青木さんのことだと思います)(笑)
今年の夏は終わりました。
トライアスロン初参戦、初完走出来たのはみんなとトレを重ね
そしてみんなで参加してるんだという気持ちが強かったからだと思います。
ネリトラに感謝です。ネリトラ最高です。
来年はランのエイド以外では遅くても走ってゴールという目標を立てようと思います。
今年佐渡に行けなかった皆さん、来年は是非一緒に感動の佐渡に出かけましょう!
ジュンペイの佐渡チャレンジ!
皆さん応援ありがとうございました。
なんとか完走できました。
ランをスタートしようと出口で水を補給していると
Shiggyさんにバッタリ、
一緒に行こうか迷いましたがランはキロ8分で走る計画をしていたので
Shiggyさんとは別行動に、
あっという間に見えなくなる(Shigggyさんは1時間先着フィニッシュ)。
5キロ金丸エイドで1分30秒遅れ次の10キロ畑野エイドで3分遅れ、
ここから走りが益々遅くなってきて15キロ皆川エイドでは
10分遅れ益々走りが辛くなってきて歩き出し
リタイヤしようと考える。
折り返してくる選手の中にShiggyさんを探す。
実はランスタート時に「絶対完走するんだよ」「了解」と返事をしていたので
せめてShiggyさんにだけは伝えてからリタイヤしようと思ったからです。
ところが折り返してくる人は山口さん南さん中村さんみんな「頑張って」と声を掛けてくれる。
結局Shiggyさんには会えず。
17キロ第1折り返しの金井エイドに着いてトイレや補給をしていると
過去2回リタイヤした第2折り返しの潟上エイドまで行ってリタイヤしようと考えが変わる
(潟上エイドにはリタイヤ者を収容するバスが待機しているから)。
もうこの頃になると周りは真っ暗
22キロ地点の日吉神社の所を走っていると自然と涙が込み上げてくる。
なんの涙か分からないがレーススタッフに気付かれると恥ずかしいので必死に堪える。
26キロ第2折り返しの潟上エイドで補給してスタッフと会話していると
行けるところまで行ってやろうという吹っ切れた気分になる
(多分気温も下がってきたせいだと思う)。
こう考えると凄く体も気分も楽になってきました。
今度はいままでリタイヤを決意し思いっ切り歩いて楽していましたがここからは時間との戦いです。
28キロ瓜生屋エイドまではなぜか結構良いスピードの選手に前後に挟まれて時間を稼ぐことが出来ました。
29キロ大野エイドまでは前に出て引っ張ってやろうと思い走っていると
脹脛に痙攣がきて後退 後ろから追走。
32キロ畑野エイドで残り1時間半。
34キロ宮川エイドで残り1時間15分。
37キロ金丸エイド残り50分もう時間がないので立ち寄りをパス。
38キロ八幡館エイドここで最後のサプリを補給。
商店街の灯りを目標にひたすら走る。
通りの人達が「お帰りなさい」と声を掛けてくれる。
商店街の灯りを見た時にフィニッシュを確信
練トラ仲間にハイタッチ喜びが溢れる。
フィニッシュは6分前でした。
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ミナミの佐渡トライ!投稿者:ミナミ 投稿日:2010年 9月26日(日)23時57分46秒 |
佐渡日記 9月3日 金曜日 天候(晴れ) 午前9:00 やっと当直業務終了。 いつもなら小一時間グダグダした後、家までのんびり走って帰るか〜って感じですが、 今日は違う。 なぜなら待ちに待った佐渡へ出発の日。 本気で遊んできます!!と告げ、急いで着替え、速攻帰り。 前々日に準備した物の、最終チェックを済ませ、「駅まで送って〜」と嫁にお願い。 新幹線→バス→ジェットフォイルの乗り継ぎも、ほぼ待ちなしで行けたので、 予定していた14:50のジェットフォイルもだめもとで、 14:00の便に変更可能ですか?と尋ねてみると、あっさりOK いざ佐渡へ・・・・ 両津港に着くころには、前方にカーフェリー発見。 もしかしてみんなに追いつけたのでは? 逢えちゃうんじゃね〜? などと勝手に期待をふくらませ上陸。 やっぱりそーうまくは、いかないかと思いながら、バス停をさがしていると・・・ Kokusai Kogyo Bus ? ? ? (アダチさん・アオキさん・モリノさん今回は大変お世話になり、ありがとうございました。 また、モリノさんには、長時間におよぶバスの運転、ご苦労様でした。) 中には真っ赤な、ねりトラTシャツがこちらを見てる。 Wooooooyとおもいっきり手をふると、なんとバスが止まってくれた。 なんか一人で大興奮、みんなと合流、とっても楽しい。 9月4日 土曜日 天候(晴れ) 朝、散歩の後に、泳ぐべきか泳がざるべきか、悩んでいると、クラゲがいるとの情報 Swimはあっさり中止(泳がない理由を探してた?) 自転車だけにしとこうと、一人海岸沿いを2~30分 その後ヒラサワさんに誘われ、一緒にラン。 明日もこんなに暑いのかなぁ、暑いよなぁ・・・などと考えながらRun終了。 谷口さんタケヤさんとトランジットエリアの見学にいき、Kids&Jrを観戦+応援。 元気と、やる気をわけてもらう。 観に来てよかった。 明日は、おっさん達もがんばるゼー! 部屋に戻り、ヤマグチさんの方法をまねて、明日の補給食を準備。 9月5日 日曜日 天候(晴れ) いよいよ決戦のときがきた。佐渡の街はまだ真っ暗。 トランジットエリアで準備を済ませ、ナンバリング。 徐々に夜が明けて行く。 いままでに味わったことのない雰囲気、空気感がそこにはあった。 試泳を済ませ、いよいよスタート。 楽しもう!! 自分に言い聞かせる。 ≪スイム編≫ 鎌倉RWSのときは、バトルを避けるため、端のほうからのんびりスタートしたが、 ゴール後、 もーちょっとがんばってみればよかった、と思ったので、 今回は、多少のバトルも味わってみよう! ということで中央内よりからスタート・・・・・ まぁ何度か顔面を蹴られたり、腕があったったりしたが、 予想していたような激しいものはなく、最初のブイをターン、 そこからは、ロープぞいを泳ぐ。 前方に目立つウェットを着た人がいたので、その人を目標に泳ぐ、 ずーっとついていければ、なかなかのペースで泳ぎきれるんじゃないかと思っていたが、 第2ターンのところで、人ごみにもまれているうちに見失ってしまった。 ここらで休憩と、平泳ぎをしたとたんにハムストリングあたりが、つってしまった。 痛くならないように、てきとうにストレッチっぽいものを、取り入れながら 奇妙な泳ぎをしていると、 天(ライフセーバー?)から「コースからはずれてますよー」の声、 ヘッドアップを忘れてた ! あわてて集団にもどろうとすると、またつった。 そうこうしているうちに海藻地帯へ、 海藻を引きずりながら泳いでいると、足のほうは落ち着いてきた。 なんとかスイムフィニッシュ。 時間は1時間23分32秒 まずまず、というより上出来。 ≪バイク編≫ よーしバイクも、がんばるぞーと気合十分でスタート、 坂らしい坂は、Z坂と小木の坂ぐらいで あとは、街の入り口・出口に少しあるだけだろうと想像していたものの、 実際走ってみると、甘くはなかった。 あんな坂・こんな坂・坂・坂・坂、しかし周りはスイスイ走っていく。 自分のペースはいっこうにあげられず・・・・どんどん抜かれまくる。 シギーさんやジュンペイさんにもついていこうと思う間もなく、 ヒュンという感じで、あっというまにいってしまった。 予定ではエイドでも、ボトルを受け取りさっそうと駆け抜けていくはずが、 あるもの全てを、ちょうだいしながら、次のエイドまでがんばろうと、走り出す感じ 走っていてもさっきのがZ坂?それとも今登っているのがZ坂 つらすぎてよくわからん。 メーターが80Kmを越しているのできっとZ坂は過ぎているにちがいない、 下りでは、あー海がきれいだなぁなどとおもったとたんに登りが始まる。 小木に着くころには、もう抜いていく人も少なくなってくる、 100人くらいには、抜かれたよなーとのんきに考えながらエイドについて小休止。 いままで さぼりすぎたのか、 小木の坂は何人か(といっても2・3人ですが)抜くことができて、 なんか調子が出てきた気がしてくる。 その後一人の人と抜きつ抜かれつになる。 といっても登りで抜かれ下りで抜き返すというお粗末な展開 自分としてはずーっと漕いでいるのだが、相手は、下りだと漕ぐのをやめちゃう、 「さぼってないで、さっさと先にいってくれよー」・・・とは言えず・・・ 下りで休み先にいってもらう。 このあたりからは、4時までには走りだせるようにがんばろうと目標設定。 するとなぜだか、まだいける感がでてくる。不思議なもんですね〜 なんとか15:40頃バイク終了 8時間34分08秒 あ〜長かった。 (あとでリザルトみたら100人どころか300人以上に抜かれてました) ≪ラン編≫ 15:55頃出発と同時に1位がゴールのアナウンス ラン・スキップしまーす。といいたくなったが、そりゃDNFだ。と心の中で一人漫才・・・ よーし抜かれた人、全部抜き返してやる !! サブ4ねらいだ !! と気合を入れなおしスタート。 多少涼しくなってからのスタートだったせいか意外と快調に走りだせた。 途中WSで中村さんに会い、いまからスタートですか?とびっくりされる。 逆に自分は、びっくりされて、びっくりした。 これからいきます、と挨拶をかわす。 その後ジュンペイさん山口さんシギーさんらに会い、声を掛け合う。 元気を与え元気をもらう。 ガンバです! とこちらから声をかけては、いるものの、 自分自身に言っているような感じもする。 仲間のありがたさを実感しながらのラン。 25Kmの潟上ASでマイクさんに会う、とうとうきたかと声をかけられ、 やっと追い付きましたと返す。 この頃はもう外は真っ暗、すれ違う人の顔ももうわからない。 気持ちだけは切らさないように、 後は前を行く背なかを一人づつ抜いていくだけだ、と言い聞かせる。 星空がとっても綺麗で、応援してくれてるおばあちゃんに、 「綺麗な星空ですね〜」と声をかける。 残り5Kmを切っている。 もう少しで終わりか〜長かったなぁ〜 後3Km !! と沿道のボランティアから声がかかる。 もうちょっと走っていてもいいかな〜 などと思いながら、八幡WSへ、スタッフから「後3.7Kmです。がんばって・・・・」 えっ?さっき後3Kmっていわれたのに、700mもふえちゃってるんですけど・・・・ さっきまでの、もうちょっと走っていたいという気持ちは、 あっという間にふっとんでしまっていて、 スタッフに、そりゃないよーとおもわずぼやいてしまいました。 スタッフのかたゴメンナサイ。 そんなこんなの会話をかわし、「ガンバリマス!ありがとうございました!」と礼を言い 後はゴールへ向け、気持ちだけは、ラストスパート。 商店街では、ねりトラメンバーの歓迎をうけ、ようやくゴール。 ねりトラチームに合流し、他のメンバーを迎える。 長い長い1日が終わりました。 こんなに長い時間遊んだのは、はじめてでした。 つらい、よりもやっぱり楽しかった。 それもこれも、佐渡のみなさんのおかげです。 ありがとうございました。 今年から、ねりトラにいれてもらい (実は1年ほど前にもプールにいき、みなさんの練習をしている横で一緒に泳いでみたことがありました。たぶんアップの時だと思いますが、まったくついていけず、声をかけられずに、帰ってきたことがあります。) みなさんと共に練習にはげみ、なんとかここまで来ることができました。 共通の趣味をもち、共に励ましあい、同じ話題で盛り上がることができる。 本当に良い仲間に巡り合えたと実感しています。 これからも、よろしくお願いします。 最後に今回の反省を・・・・・ 1.スイム @ スイムでがんばり過ぎたのではないか?(1時間23分) 今の自分の実力では、1時間30分程度が妥当なタイムでは・・・ それが、この後のバイクに影響を与えたかもしれない。 (自分でも、もうちょっとバイクはいけるとおもっていたもので・・・) 2. バイク @ 佐渡のコースを甘くみていた。 A WS・ASで休みすぎ。8割ぐらいは、バイクから降りて補給を受けてしまった。 ASでは、わざわざテントの裏にまわって、いろいろと、いただいてしまった。 B もっと計画的に走るべき(何処のASに何時というように) C 基本的に練習不足。 3. ラン まずまず。 あげるとすれば、30Km以降ペースが落ちてしまった事? いや、上出来でしょう。 全体を通してみると、初ロングとしては、まずまずでは・・・・ なにより、自宅に帰ってきて、佐渡のゴールシーンの写真を家族に見せると、 娘(小6)に、「パパ、めちゃくちゃ笑顔じゃん」とからかわれるほどの 笑顔でゴールできたのですから・・・・・ |