HIDEOのトライアスロン奮闘記

    




    2013年5月 野辺山ウルトラ
   
    2012年9月 京都半周トレイル

   2012年8月 珠洲トライアスロン大会

   2011年9月 佐渡トライアスロン大会

  2010年9月5日 佐渡国際トライアスロン大会

  2009年9月6日 佐渡国際トライアスロン大会

  2009年3月22日 東京マラソン




























































東京マラソン

          

2009年3月22日 曇り時々雨 風ツヨシ

余裕をもって家をでたのに荷物を預けて整列順路に向かうと満員電車並みの混雑で進まない。
トイレも大行列だったのであきらめてそのままスタート地点へ。
ここでマツムラさんに遭遇。

並んだ位置はワシントンホテルの前を曲がってスグで、2年前はここから50mくらい前だった。
確かそのときはスタートしてからライン通過まで5分もなかったので
今回はそれにプラス?かと思ってたら号砲なっても全く動く気配ナシ。
10分以上かかってようやくラインを超える。

歌舞伎町を抜けてからやはりトイレに行こうと思うがどこも大行列。
さすがに短い間隔で臨時トイレがあるのでそのうち空いているとこがあると思い進むが
一向に減らないので曙橋手前であきらめて行列に並ぶ。
またも10分近いロスで4000人には抜かれたと思う。

私設応援団の待つ市ヶ谷通過はすでにスタート後50分経過。
毎日新聞社あたりで早くも雨が降ってくる。
皇居前の沿道でアニマル父が「気合ダーッ!」と叫んでいる場面に遭遇、
ランナーがみんな立ち止まって写真撮影。

日比谷公園の10Kゴール横を通過する時、
ヒラサワさんを探して並んでいるボランティアの方をチェックするが
結局見つからず(ヒラサワさん公園の中にいました?)。

すでに反対車線は続々と戻ってくる選手がいてトップ集団とはすれ違うこともできず。
ようやくペースも安定してきて抜かれるよりも抜くほうが多い。
芝公園ですばやく移動してきた私設応援団をまた発見。

左膝に違和感ありつつも無事品川で折り返す。
戻る途中NEC前でふたたび反対車線を走るマツムラさん発見。
この数分後あの事故が.....アケボノさん出なくて正解です。

それにしてもコスプレランナーの多いこと、
忍者、裃チョンマゲ、ダチョウどれも本格的、しかも速い。

またまた応援団のいる芝公園を通過して20Kにさしかかるあたりで、
違和感のある左膝ではなく右膝に急に力が入らなくなってくる。
前にも同じ経験をしたことを思い出すが、学習能力がなかったということ?

あとまだ半分残っているのにと憂鬱な思いで銀座を通過。
沿道に見おぼえのある女子アナを発見
(翌日ズームの人と判明。いつも見てるのにワカラナカッタ)

そういえば銀座に入る前の日比谷公園あたりで反対車線に最後尾の収容車を発見、
探してみましたが今年は応援ランナーは発見できず。
銀座を過ぎてからはどこまで持つかと思いながら走る。
いままでリタイヤ経験はないがひょっとするととの思いがよぎる。

足の痛みを感じないように膝から下を振り出すような感じで
惰性に任せる走りがうまくいったのか
さほどペースも落ちずに浅草までたどり着く。

沿道はギャラリーで一杯。

その後浜町あたりで2回目のトイレ休憩、これはほとんど並ぶこともなく終わる。
前々回はこの時間帯には食べ物がまったくなかったが
今回はさすがに十分な量が用意されているようででバナナもあんぱんもゲット。

銀座ではまたたくさんのギャラリーがいるがほとんど声援にこたえる余裕なし。
築地に近づいたので管理人さんを探す、
まさに交差点を左折するところで管理人さんを発見しハイタッチ。

佃大橋の坂に差し掛かりスピードダウンしたところに
追い討ちをかけるように向かい風が吹き付ける。
出場2回目ですが東京マラソンのこの終盤のシュチュエーションはかなり過酷なものであります。

そのうち月光仮面と並走、
彼はギャラリーがいるところではすごく元気で沿道まで飛ぶように駆け寄っていくが、
ギャラリーが途切れたとたんに道端にしゃがんでストレッチをしたりしてかなり辛そうだ。
またギャラリーコーナーに差し掛かると元気になる繰り返し、
どうもサービス精神が旺盛な人のようだ。

豊洲で私設応援団の最後の声援を受ける。
その後も細かなアップダウンが続き余裕がない。
自分の経験上、ストレッチなんかやるとかえって逆効果なので
とにかく止まらずに走り続けるがついにふくらはぎがピクピクし始める。

もうヤバイと思ったところでエアーサ○ンパスをもった沿道の人を見つけたので
イカンと思いつつも噴射をお願いする。
スーっとしたがどうも効果はイマイチでピクピクしながら有明方面へ右折する。
またまた小刻みなアップダウンが続き最後のASはスルーしていく。

ちなみに今回はサプリに頼ることにしていたので
これまでに持っていたアミノ○リュー4包、パワー○ェル3本はすでにチャージ済み。
残り少しなのでとにかく目線を遠くに据えて
無心で走ると意外に早く左折になり湾岸線を越える。

ゴール手前でブラスバンドに迎えられるが
さすがにランナーのリアクションは少なく気の毒である。
もう4:30は無理だと思ってはいたが
前方に見えるゴールの時計は4時間39分を示していることに
がくぜんとしつつも最後のダッシュではなくあがきをするも40分は超えてしまいました。

その後、荷物を受け取るまでにいろんな関門(チップ外しとかタオルもらいとか)
は前よりも時間がかかった印象。荷物の受け渡しはさすがにスムーズでした。
あんなに最後はしんどかったのに翌日の疲れはほとんどなく、
いつもより調子が良いくらいでしたがまだ余裕だったてことでしょうか?
もっと有名人に会えるかと思ってたが
ほとんど私より早かった見たいですね。
終わり




































佐渡国際トライアスロン大会  Aタイプ

波乱スイム編

 
午前六時、スタートの合図でshiggyさんとともに集団の左後方から海に入って行く。
遠浅なのでしばらく歩いたところで決心して水中へダイヴ。
幸い水温は25℃と高く、冬サーフィン用のクリームもたっぷり塗ったので身体は暖かい。

泳ぎ始めて暫くすると胸がウェットに圧迫されて呼吸が辛くなってきた。
実は泳ぐ前から苦しかったので胸の部分に空気を入れて膨らませていたのだが泳いでいるうちに元に戻ったようだ。胸囲が増えたのか、ウェットが縮んだのか、凄く窮屈である。
仕方が無く襟を拡げ中に海水を入れて隙間をつくることにする。
これでラクにはなったが、数分すると元に戻るので、スイムアップまで延々とこれを繰り返すことになる。

また私の場合、スイムは脚の攣りとの戦いでもある。
万が一に備えて近くにいるライフセーバーの位置も確認しなければならずとにかく忙しい。

ようやく一つ目のブイが見えてきて右折する。
この辺りではまだ泳ぎきれる確信はなく、
気持ちを切らさないようにネリトラのみんなの顔を思い出しながら泳ぐ。

そのうちに二つ目のブイにたどり着く。
なぜか海では左ブレスでしか泳げないのでそれまでは海しか見えてなかったが
ターンした瞬間に前方に岸が広がって見えた。

何とかしてあそこへ戻ろうと思う。

それまではいつリタイヤしようかと考えてばかりだったのに。
周りの選手も気合が入るのかこんな後方でも小バトルに巻き込まれ始める。
Bタイプとの合流を避けるために左に寄ろうとするが密集していてコース変更が出来ない。

そのうち何回も後ろから接触してきてた人の手に両足首をガバッと掴まれた、
そこでついに右ふくらはぎに痙攣がキタ--------ッ!
20Mくらい先にライフセーバーがいたので呼んでボードに掴まらせてもらう。
こんなこともあろうかと思って準備していた
秘薬(おそらく合法)を忍ばせていた袖口から取り出し水をもらって飲む。

3分程すると復帰出来そうだったのでお礼をいいあと15分と言い聞かせて再び泳ぎ始める。
だんだんと海底が近く見えてくるとうれしくなる。
遠近感がなく深さが判らない、
いつ立ったものかと思案していると横を歩く人が視界に入り自分も立ち上がる。

やったぁ、ついに泳ぎました。

上陸して最初に目に入ったのは「shiggyさんとは 少ししか離れてないぞ」と絶叫で教えてくれるモリノさん。
あのときは本当にうれしくてモリノさんが神様に見えました
(生まれた動物が最初に見たものを母親と思うような感じ…ですか)。

バイクラックに戻ったところでバイクスタートのshiggyさんを発見。
バイクもまばらな中でいつもどおり時間をかけてウェットを脱ぎ、
日焼け止めを塗り、ウェアを着て補給食を確認して、
15分ほどかかってようやくバイクスタート。
(続きます)

 

絶景バイク編

家族の声援を受けてバイクスタートしたのがほぼ8時近く。
とにかくスイムが泳ぎきれるかどうかが問題だったのでその後のことは考えてなかった。

ここでランに5時間半を残しておきたいので(理由は一番遅かったマラソンが5時間22分だったから)
15:50にはバイクフィニッシュするため、
エイドでのストップ時間も含めて平均時速25キロを目標と設定。

この位置では前後バイクもまばらで、コツコツと前走者をパスする。
めったに追い抜かれることはない。
バイク上では30分に一回は固形物を摂る。
エイドでは既にボトルが無くなっていて、停まって自分のボトルにドリンクを注いでもらう。
平均時速26キロをキープできていれば慌てる必要はない。

50キロあたりで平均時速28キロだったのでかなり貯金ができたと喜んだのもつかの間、
行く手にZ坂が見えた。
パンフレットでは高低差100mだったので油断していたが結構キツイ。

物見山デカスロンの成果もあってなんとかクリア。
上りのタイムロスを下りでばん回しようとしたが狭く見通しが悪くてスピードが上げられない。
雄大な大野亀の景色を見たころには平均時速25キロまでダウン。

やがて方向が変わって追い風となったので平均26キロへばん回すべく速度を上げる。
このまま小木まで追い風が続くことを願う。
このあたり前後に選手も見えず集落も少ないのでレースをしているとは思えない。

そのうち商店街に入り両津だとわかる。
商店街を抜けたところでファミリー応援団を発見。
  
レース前に両津を12時頃通過予定と言ってあったがまさに時計は11:57、
これはもう定通といっていいでしょう。

暑さは感じないがエイドでは冷たいスボンジを 首の後ろにあてる。
暫く向い風となるが水津の岬をまわると再び追い風に。
雰囲気が一番好きな松ヶ崎では例によって狭い道の両側から声援を受ける。

この後小木まではほとんど一人旅であったがずっと追い風で気持ちよく走れる。
小木に着く頃には平均速度26キロまで復活し、16時までに佐和田へ戻れそうである。

小木の坂も立ち漕ぎで乗り切るが、その後の向い風のほうが辛い。
速度は20キロちょっとまでしか上がらない。
真野に入って風も収まったところで右手に真野鶴酒蔵を発見。
ランコースと並走するようになってしばらくすると向こうから走ってくるshiggyさん発見、
続いてFinish目前で力走するISSAさんにも遭遇して佐和田商店街へ。
ネリトラ軍団の声援を受けてバイクゴール。
終始マイペースで佐渡の景色を堪能した。

後でメーターを確認するとピッタリ190キロ。
平均時速25キロでした。



暗闇ラン編

夜の寒さ対策で長袖に着替えるつもりだったが、
トランジションエリアで受ける日差しはまだ刺すように暑かったので半袖のままスタート。
           
あれだけの距離をバイクで走ったのにやけにスムースに走り始められる。
バイクの最後3キロくらいは前を路線バスが走っていて抜けなかったのだが
あれが良いクールダウンになったのかもしれない。
商店街の入口でヤマザキさんから管理人さんはじめBタイプ全員の完走を教えてもらう。

その後も走りは調子よく、最初の10キロで1時間1分。
日陰にはいると肌寒く感じるようになり、
一瞬長袖にしておくべきだったかとの思いがよぎるが、
とにかく走り続けていれば大丈夫だろう。

Bタイプ折返しの畑野ASを過ぎるとその先は未知の世界。
話には散々聞かされていた突き当りの神社を見た時は感慨深かった。

左折してから折返しまではそんなにないかと思いきやこれが長い。
橋を渡ったところでshiggyさんとすれ違う。
ようやく着いた市役所の折り返しで蛍光タスキを受け取る。
温かいお茶がうれしい。
さすがに20キロを過ぎてペースは落ちてきたが、いつもの膝の傷みは出てこない。
ただ、補給のし過ぎかお腹がガバガバになってきた。
後半、脚が攣るかもしれないので念のために再び例の秘薬を飲む(だぶん合法でしょう)。

いつまでたっても25キロの表示が見えない。暗くて見落としたか……
三たび神社を通過してあとは戻るだけ。
このあたりは真っ暗闇なところが多く足下がまったく見えない。
途中、親切な沿道の人が走りにあわせて足元を懐中電灯で照らし出してくれて感動。

じつは日が暮れてからのレースは初めてでなんです。
一度やってみたかった暗闇に浮かび上がるエイドでの補給も体験。

畑野ASを過ぎたあたりでついにshiggyさんに追いつく。
脚に痛みはあるとのことだが、完走は大丈夫そう。

最後の博物館前のエイドを右折するときにボランティアからあと3.7キロと声がかかる。
その瞬間、それまでゾンビのように半ば歩いていた周囲の人たちが
ラストスパートさながらに走りだす。
まだ3.7キロもあるんですよー、と思いつつも一緒にスパート。

ついに商店街の灯りが目に入る。
アーケードに入ってスグに管理人さんが気付いてくれた。
ネリトラみんなにタッチしてグランドへ。
エイド以外では歩かなかったが迎えてくれた家族全員とは手を繋いでグランドをゆっくり歩いてゴール。
まる一日とても楽しく佐渡を満喫しました。

これ以上早くゴールするのはもったいないですよ。

    

  
静かな真野湾・・・                     また、来年・・・・・・















佐渡参戦記

 投稿者:ナカムラ  投稿日:2011年 9月24日(土)17時30分14秒

スイム編

台風接近という最悪の天候だったが、1週間前の葉山海洋実習で荒れた海を気持ちよく泳いだイメージが残っていたので不安は少ない。ここ数年、海で泳ぐのは佐渡A本番のみだったので……..あれはイイ最終調整でした。企画していただいた皆さんありがとうございました。

レース前日
選手受付ではいつものように写真入りIDカードをもらうのではなく、腕にリストバンドを巻いてもらう。「あのぅ…申し込みで写真2枚送ったんですケド」とは言えなかった。

レース当日
4時過ぎに佐和田浜駐車場に着く。風は強くないが暗くて海面の状況はわからない、スイムスタートで先頭には立てないのでせめてマーキングくらいはと早々に体育館前に並んで開館を待つ。扉が空くと同時に受付けへ向かい、アンクルバンドを受け取ってからマーキング。「リストバンド付けてるのにマーキングもするんですか?」とは言えなかった。まあこれは気合注入の儀式ですね。受付の人に何も言われなかったのでスイムは予定通りだなと思う。駐車場に戻る途中で偵察に来ていたタケヤさんに出会い、Aタイプはスイム2キロに短縮で6:20スタートの放送があったと教えてもらう。体育館の中では放送が聞こえなかったようだ。

時間に余裕ができたのでトランジションエリアで隣の選手とその奥様も加わり無駄話。奥様はどう見ても選手ではないのにナゼここに?反対隣のノッチ選手は特設エリアがあるらしくスペースが空いている。隣の選手と相談して「じゃあスペースを広く使いましょう」と2人で3人分のスペースを占有。

スタート時間が近づき、タニグチさんshiggyさんといつものように左後方に並ぶ。周りには行列メンバーもいる。ウェットスーツ、ワセリン、ディクトンの匂いが入り混じる中でスタートを待つ。スイムが苦手とはいえやっぱりこの雰囲気がないとトラの気分が出ない。程なくスタートとなる。
3.8キロ泳ぐつもりの人々が2キロでいいですよと言われたらどうなるか?《最初から全力⇒バトル発生》の予想どおりいつもより泳ぎにくい。ほとんど最後尾からスタートしたはずなのにナゼかまだ後ろから何人も来る。おまけに前と左右を囲まれて逃げ場がない

「上に乗っかられる」「両足を掴まれる」「前を横切られる」をひととおり経験してようやく岸が近づいてくる。今回もクラゲに遭遇しなかったのは不幸中の幸い。上陸後は一応ダッシュでスイムゲートへ、ニシオアナウンサーに迎えられてフィニッシュ。
腕時計を見ると…速いッ! 0:00 押し忘れてました。

バイク編
天候はうす曇りで時々晴れ間も見えていたが、なにしろ台風なので急変することも考えられる。前日タニグチさんに教えてもらったとおり、袖を切った¥100雨合羽をバイクジャージに押しこんでスタート。
ホテル浦島を過ぎたあたりで少し前にバイクスタートしていたノッチ選手をパス。真冬のアラウインドのように左右から襲ってくる強風を心配していたが、台風は何をしているんダーというくらい風を感じない。

大佐渡ではバイクの調子が良くて順調に前走者を抜かして行く。走りながら何かが頭の隅に引っかかっている感じがしていたが、だんだんそれが分かってきた。スイムが3.8Kだったら自分の泳力では45分は余分にかかっていたはずでスタートが遅かった20分を差し引いても25分はアドバンテージを与えられている。しかも今日のスイムの状況で3.8Kは泳ぎ切れ無かったかも。それらの条件をないアタマで何度も考えて、21時にはゴールしないといかんのではないかとの結論に至る。まあダメだったらそのときは言い訳を考えることにして....

岩屋口WSでトイレ休憩とコーラドーピング開始。Z坂、続く大野亀の坂でも調子よくどんどん抜かせる。前方の道に落ちていた紐が急に跳ね上がったと思ったら前を行く選手が何か叫んでいる…なんとヘビが横断していた。

鷲崎を過ぎるとイキナリ強い向かい風が吹き付けて、ここでようやく今までは追い風だったと気づく。海も激しく荒れていて、ところどころで波しぶきを浴びながら、道路にできている波の水溜りを慎重に避けながら走る。さっきまでと正反対にここからは抜かれるばかり。
家族の待つ両津に差し掛かる頃にはバイクパートで今まで感じたことがないくらいの疲労感に襲われる。とりあえず住吉ASまでたどり着こうと思っていたが、去年あったところにナイ。ようやく数キロ先で移動した住吉ASを発見。バイクを降りてトイレ休憩。

しばらくしてスタートするが相変わらず向かい風が強く苦労する。水津の岬を回ってこれから追い風くるー と思った瞬間ドーンとさらい強力な向かい風が来て闘争心ゼロになる。レース前に清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したアミノ○イタルプロを注入し続けてなんとか走り続けるがひたすら抜かれまくって小木に到着。

小木の坂では今までがウソのように前の選手を抜かせる。どうも上り坂には強くて向かい風には弱い体質?のようだが、抵抗の質がどう違うのか私の頭では分かりましぇん。誰かおしえてください。
ようやく八幡館まで戻ってくるとTAMAちゃん、shiggyさん、タニグチさんと次々に遭遇。
だれか判らなかったが「行列・・・・」のメンバーらしき方ともすれ違う。

バイク後半でずっとヘルメットに違和感を感じていたのでフィニッシュでバイクを降りた瞬間についあご紐をはずしてしまう。マーシャルに「ダメダメーッ!」」と言われたが一発失格にはならなかった ラッキー。

30キロ毎スプリットタイム
0−30K 1:06
30−60K 1:09 岩屋口AS休憩
60−90K 1:15
90−120K 1:25 住吉AS休憩
120−150K 1:10
150−180K 1:22 小木AS休憩
180−190K 0:23

佐渡ラン編

ランシューズを履き終わってからトイレに行こうか迷ったが遠回りになるのでそのままスタートする.......つもりだったが、またもマーシャルに「ランスタートは向こう側だよ。」と言われる。

なぜか私も間違えてバイクゴール方向へ走ってました。ランスタート地点へ向かう途中にトイレがあったので思わずイン。スッキリしてから改めてスタート。
商店街では家族からネリトラ最終ランナーだと教えてもらう。

金丸ASでJUNPEIさんに、畑野ASでタニグチさんに追いつく。
途中、田んぼの道では結構年配の選手と抜きつ抜かれつを繰り返す。やっと引き離せたと思ったところでさらに後ろからやってきたお兄さん(レッサーパンダ似)が「ラン早いですね!」と声をかけて抜いていく。心の中であんたの方が早いやん!とつぶやく。

畑野を過ぎたあたりで緑のウェアを着たキクチさんを前方に発見。ご挨拶をすると「あなたもガンバッテ」とありがたくも声をかけていただいた。
大野WSですでに復路のアダチさんに遭遇。実はAタイプ3回目にしてはじめての生アダチさん体験!ますます速くなっているから会えたということですね。

神社を左折してすぐに調子よさそうなタケヤさんとすれ違い、橋のあたりでTAMAちゃんもやってきた。金井ASを折り返してから再び橋に差し掛かるあたりでshiggyさんに追い付いて話していると反対側から走ってくるニシオさんがいる。抜かした記憶がないので、この時は自分より後にランスタートしたのかなあと思っていたが、あとでニシオさんと話しをするとどこかで抜かしていたらしい。エイドはスルーせず全部に立ち寄っていたんですが。

潟上ASまで来たがTAMAちゃん発見できず。いつもはこのあたりで真っ暗になっているが今日はスイム短縮分早いのでまだ明るいし、見落とすはずはないのだが…
畑野AS手前でなにげに前の人と並んだ瞬間、TAMAちゃんとわかる。しばらく併走してASで一緒に休憩。

そういえば台風はどこへ行ったのか?風も無いし雨も降らない。
日没後は冷えてきたがなんとか走り続けたので合羽を着る必要もなかった。
帰ってきた商店街の真ん中あたりで家族の出迎えを受ける。今年はみんな起きている。去年はチビ二人が寝ていたので大変だったのだ。続いてネリトラ軍団のところでヒラサワさんと団旗を持って記念撮影。フィニッシュタイムは出来すぎの14時間6分でした。

フィニッシュ後またまたお兄さん(レッサーパンダ似)から「ナイスランでした!」と声をかけていただきました。





















珠洲トライアスロン参戦記 前篇

投稿者:ナカムラ 投稿日:2012年 8月31日(金)01時11分44秒
佐渡遠征のみなさんのモチベーションアップ?のためにヨワヨワ参戦記です。

レース前日

バイクを車に積み込む時にサイクルコンピュータの電池が切れていることに気付く。
よりによってこのタイミングで切れますか?と思ったがどこかで買えるだろうとそのまま寝る。
午前3時に起きて出発。予定通り8時前には金沢に着いてコンビニを2件ハシゴするが3Vのボタン電池を置いてない。現地調達に賭けることにして能登有料道路に入り、10時半には珠洲市の受付会場に到着。受付と車検を済ませて2号さんの到着を待っている間に近くのドラッグストアで電池発見して即購入。
2号さんと合流して12時の競技説明会に参加。終了後はそれぞれの宿泊地へ向かう。キャンプ場についてテントの設営完了。周りもトライアスロン選手ばかり、しかも自分のように遠方から一人で来ている人も多い。スイム会場の下見に行くと海はきれいで波もなく泳ぎやすそうである。キャンプ場からも近くて天気さえよければキャンプがベストな感じ。

レース当日
朝4:30起床。宵の口は暑かったが、夜中は涼しくなって寝袋に潜り込んで寝た。
バイクボトルはASでもらえるつもりでいたので、1コだけ持っていこうと思っていたがそういえば珠洲TAのバイクボトルは見たことがないぞと気づき、隣のキャンプサイトの方に尋ねてみる。去年も珠洲に出場したというその方は、バイクエイドのドリンクはボトルに詰め替えだと教えてくれた。聞いてヨカッタ、ボトル1コでは確実に干上がっていた。
会場について2号さんにご挨拶に伺うと、ちょうど日焼け止めを塗っていたところで歌舞伎役者状態。自分はノンビリ準備をしてスイムチェックギリギリに浜辺へ行く。
第3ウェーブの2号さんを見送ったあと5分後の第4ウェーブでスタート。
かなり遠浅で、一度胸までの深さになったと思ったらまた浅くなって腰より下に水面がある。こう書くと歩いているのがバレバレですね。さすがにこれ以上歩いていると恥ずかしいと気づいて泳ぎ始める。今回はコースの形状を考えてトラのレースで初めて右ブレスで泳ぐ。心配されたクラゲにも出会わずに1,250mの折り返しブイに到達。なにやら海底からあぶくが上がってくるのでよく見るとダイバー発見。とても小さく見えるので結構深いところを泳いでいるのだと気づく。
折り返しで時計を見ると27分!体内時計では35分くらいの感じだったのでこれは1時間切れるかもと思いチョット期待する。最終ウェーブの後方なので周りに人影もなく限りなくマイペースで泳げる。ようやくスイム終了してタイムを確認すると1時間8分。折り返しで27分だったのは何だったの?と落胆するがあとで検証するとTIMEXのタップ機能が何かのはずみで勝手に反応していたようで実際の折り返しブイのタイムは34分。2倍するとちょうど1時間8分でしたチャンチャン。

佐渡直前ですが 珠洲参戦記後半

投稿者:ナカムラ 投稿日:2012年 9月 1日(土)23時54分41秒
佐渡参加のみなさん、無事完走してください。
応援の方もよろしくお願いします。
私は久々にネット中継を見ながら応援させていただきます。

明日以降は投稿のタイミングを失いそうなので
珠洲参戦記後半アップしますが、埋もれてしまうかな。


浜からかなりの距離を走ってバイクラックへ。まだスタート前のBタイプの選手から声援を受ける。トランジションに12分かけてバイクスタート。少し向かい風なのかスピードが上がらない。それでももう後ろに人はいないので抜かれることはなく、コツコツと先行する選手をパスしてゆく。
30キロあたりで海岸線を左折していよいよ大谷峠に入るが、ここでショッキングな光景を目撃する。いきなりバイクを降りて押している人を発見。トラブルでもなさそうだし、まだ海抜10mですよ−。その後も続々と押しの人がいる。これはやっぱり伝染るんですかね?
やがて新しい道に入り道幅が広く、坂も緩くなる。その途中にエイドがありボトルに氷水を満たしてもらい、その後また旧道のキツイ登りがあって峠に到着。この時間帯なのであまり威張れることではないのですが、バイクはここまでだれにも抜かれた記憶はないです。下りは広く見通しも良いので飛ばせる。やっぱり登ったあとはこういうご褒美がないと……と思っていると慣性の法則に勝る人たちに抜かされていく。
バイク二周目の大谷峠は元気なBタイプの選手も加わってコースの人口密度があがる。確信犯的に道幅一杯を蛇行する選手がいると思えば、後ろから調子よく抜かれることもあって、周りに注意しながら走行。一周目で封印していたローギヤまで使って2回目の峠クリア。バイクバートは正味4時間22分で終了。

約4分のトランジションタイムを経て、バイクラック向かいの人と同時にランスタート。この人が結構いいペースで走るのでマークするが、3つめくらいのエイドでもう着いていけなくなる。自分の走っている往路は建物の日陰があっても大変な暑さなのに、折り返し選手の走ってくる道路反対側は日陰なし。帰りにあそこを走ることを考えただけで気が重くなる。5キロから見附島の折り返しまでは歩きこそしなかったが足を引きずるようにしか進めない。エイドでキャップにたくさん氷を詰め込んでも次のエイドに着くころには消えてしまう状態。
折り返してしばらくすると風がでてきた。さらに2時半も過ぎて日差しが弱まってきたのか気温も下がって走りやすくなる。
ここからは一度抜かれた人を抜き返すことも増えて、ラスト5キロを切ってからは足も上がりフォームも安定してきた。特に同一ウェーブの選手は抜かれると順位が確実に下がるので負けるわけにはいかない。最後のチカラを振り絞りゴールする。
目標タイムは7時間40分だったのですが40分近くも遅れてしまいました。
先にゴールした2号さんと会い、しばらく日陰で寝ころび放心状態でした。あとでわかったのですが2号さんはわたしのわずか30秒前のゴールだったようです。もう少し頑張っていれば同伴?ゴールできたのですが…………











明日は

投稿者:ナカムラ 投稿日:2012年 9月29日(土)22時27分5秒

京都半周トレイル参戦記です。リタイヤしたのに長文。

朝3;15に起床、実家からタクシーに乗って4時前には伏見稲荷大社に到着。
受付を済ませてからコンビニおにぎりとバナナで朝食。

装備はナイキリュック(ハイドレありませーん)、
ヘッドランプ、靴はトレイル用がないのでジョギングシューズ。

今日も真夏日のようだが草でかぶれる体質なのでロングタイツ着用。
それから熊よけのために実家にあった鈴のついたキーホルダー(今年の京都は目撃情報多数)。

エイドは一切ない大会なのでOS-1を3本とジェル4本、
羊羹3コ、芍薬甘草湯をリュックに詰めてコース地図を首から下げる。

5:00スタート。
まだ暗い千本鳥居の登りをヘッドランプの明かりを頼りに進む。
4差路を左に折れると急な下りとなりドンドン抜かれる。
序盤は特に間違えやすいコースなので
どうしても人に着いて行かなければならないと頑張りすぎて息が上がる。
考えてみれば夏のトレランなんてやったことないし。
ちょうど1時間で将軍塚に到着。

その後、粟田口への下りでコースミスをして知恩院方向へ進んでしまう。
やはり道を間違えて戻ってきた大学生風の選手と散歩のおじさんに道を尋ねて一緒に間違えた地点まで戻る。
三条通りに出るころには6〜7名の集団になる。
走りながら水分補給をしていると
さっきの大学生が「ペットボトル派なんですね。ぼくもなんですよ−。」と話かけてくる。
ハイドレ買えなかったとは言えず「ええ、まあ。」と返事する。

インクライン跡を超えて本格的な登りに入り、
大文字の火床には7:24着。
ここから銀閣寺まで下る途中でつまづいてしまい前方へ激しくダイブ。
左膝と右手のひらから出血。
膝はロングタイツをはいていたのでましだったが、右手のひらはヒドイ。
だからあれほどバイクグローブしろって言ってたのに…….
今朝家を出るときに必要ないかと思って置いてきてしまった。
まだ人気のまったくない銀閣寺商店街を抜けて白川通り着。
デカビタ飲んで、スポドリも1本購入。次は800mの比叡山を目指す。
道が川になっていたり、
倒木が道をふさいでいたりするコースをたどってケーブル比叡に9:20着。
自販機でコーラを買ったら自分が最後で売り切れになった。
ここで10分少し休憩。
後編に続く

京都半周トレイル参戦記後半です

ケーブル比叡を過ぎてしばらくは緩やかな登りが続き
やがて延暦寺の境内に突入、その後走りやすい尾根道に入る。
台風の影響か琵琶湖側から冷たい風が吹き付けてくるのでほとんど暑さは感じない。
序盤から抜きつ抜かれつしているポールを持った青いウェアのお兄さんと
ここでも前後して走る。登りは私が前に出て、
下りになるとお兄さんが抜かしていく構図。

やがてコース最高地点の水井山、横高山に差し掛かる。
道というよりも木の根っこの急な階段を上る感じ
。もうふくらはぎも攣りまくりで休み休みでないと登れない。
最高地点を過ぎると大原までひたすら下る。
急な下りは木につかまりたいが手のひらを負傷しているのでそれができない。
だからバイクグローブしろっていったのに……………….
ここで例の大学生くんに追いつき一緒に走る。
彼は友人に誘われてエントリーしたが、
もう心が折れたので大原でリタイヤするとのこと。

確かにTシャツ1枚にランパンと軽装だがここまで走ってきたのだから
それなりのチカラは持っている様子。
話をしながらガレ場の下りを走りきるとフェンスが行く手を阻む。
イノシシよけの柵があると聞いていたので扉を開けて進み大原の里に到着。11:15。

ここでコンビニがあるので昼食のおにぎりとパン、フルーツジュース、スポドリ購入。
表にベンチがあり4〜5人の選手が休憩している。
大学生くんはガリガリ君を食べていて他の参加者から
「終了モードやね。」と突っ込まれている。
15分休憩してスタート。この先の江文峠で12時の自主関門があり
それを過ぎる方はリタイヤを考えてくださいとの案内であったがなんとかクリア。
薬王坂というこれまた急な坂を登って下りると鞍馬到着。12:37

鞍馬寺周辺は大賑わいで駐車場が満杯。
先行選手二人が自販機でジュースを買いだめしている。
聞くとこの先高雄まで補給できないらしい。
自分は高雄手前でリタイヤするつもりだったが念のため1本購入。
ここからは渋滞する舗装路を走る、というより半分は歩きが入る。
二ノ瀬から再び山道に入り夜泣峠を目指すがもう前後に選手は見えない。
昼間とはいえ山道をひとりぼっちは心細い。
グリズリーよけのためリュックから鈴を取り出して腰につける。
峠の手前でようやく先行する青いウェアのおにいさんが見えてほっとしたのもつかの間
下りになった途端にすぐに視界から消えた。
やがて再び舗装路になり山幸橋にたどり着いたのが13:47。

まだ多少は余力あったが今回は下見モードなので、主催者に電話してリタイヤを申告。
上賀茂神社まで3キロほど歩いてバスに乗って帰宅。
来年も出場できれば完走を目指そうと思う。
そういえば、非常時に備えて流行り?のロキソニンを持っていたが飲まずに終わった。























野辺山ウルトラ完走記 前編

投稿者:ひでよー 投稿日:2013年 6月 9日(日)12時09分9秒
皆さん今頃は顔振峠でしょうか?
私はサボり、じゃなくて子供と留守番中です。

遅くなりましたが野辺山完走記です。

前日は17時前に野辺山着。まず受付を済ませてから
近くのヤツレンでソフトクリームを食べる。
今年から参加者が増えて当日駐車場が遠くなったうえに
午前2時からでないと入れない。
とりあえず道の駅で車中泊して、2時半ごろ当日駐車場へ移動。
そこからまた送迎バスに乗り換えてやっと会場着。
終日雨予報だったがとりあえず降っていない。

5:00のスタートを待って並んでいると
数年前に佐渡トライアスロンで一緒に走ったおにいさんと再会。
なんと彼は1週間前には佐渡ロングライドに出場したという。
しかもゼッケンが白でなく青い。
なんとデカフォレスト(野辺山10回完走者)でした。

スタート後6キロくらいは野辺山駅周辺を周回。
これから山道に差し掛かろうとするところで
後から声をかけられたので振り向くとKamoチャンがいる。
直前に足を怪我したので押さえて走ると言って後に下がっていく。
めずらしく弱気なのでチョット心配。

10キロ地点からオフロードの登りになる。
序盤なので周囲はしゃべりながら走っている人が多い。
但し内容は萩往還や富士五胡を走ってきたとか
このあと飛騨高山に出るとか変態話ばかり。
このあたり昨年はもう少し走れた気がするが歩きがかなり入る。
35キロの稲子湯には昨年よりも15分遅れで到着。
おにぎりは遠慮してパンを食べ休憩もほどほどでスタート。

今日の作戦はここから50キロ地点までの長い下りを押さえて走り
後半にダメージを残さないこと。
押さえて走っているが途中で最終ランナーの守り神である
アートスポーツS木さんを抜かしてしまった。

どうも腹具合がよくないので40K地点のトイレを目指す。
ここは昨年も利用したが、トイレ待ち指数(トイレ数÷待っている人)
が限りなく1に近い穴場なんです。
着いてみると今年も並んでいる人が少ない。
ラッキーと思いユックリ道路を渡っていると
すかさず後から来た2人に先に並ばれた。まあ先は長いのであわてない。

50キロエイド12:30着。ここではそばが食べられるが大勢並んでいるのでパス。
パンをもらって後半に備えて話題のロキソニーを1個服用。
57キロエイド北相木村役場 予想以上に暑くなってきたので
預けてあったOS−1ジェルを持って走る。
飲みきったあともエイドのたびこれに水を補給する。
大した容量ではないが結構便利に使えた。

後編に続きます

野辺山ウルトラマラソン完走記 後編

投稿者:ひでよー 投稿日:2013年 6月12日(水)06時07分37秒
編集済
70キロ滝見の湯は昨年より15分遅れの14:30到着。
さっきは食べられなかったソバをいただく。
ついでにブドウも。結構このブドウが美味しかった。

75キロから馬越峠の登りが始まるがここはもう峠まで歩き倒す意気込みで?!
視界の中にいる大勢の人影の中にも走っている人はいない。
しか―し、これで間に合うのだろうか。
周りではチョットやばいんじゃないかという声も聞こえる。
周囲が歩いているので安心してみんな制限時間に引っかかるとかありそうだし。

登り始めて1時間ほどでようやく峠にたどりつくがもう走る気がしない。
ここでロキソニー2個目。
峠の通過時刻はおよそ16:00で残り20キロに残された時間は3時間。

下りに入るとなんとか足は動くようになったが予報通り雨が降って冷え込んでくる。
最初に持っていた100円カッパは途中エイドで捨ててきてしまった。
時間もなさそうだし、早く荷物を預けてある87キロエイドにたどり着いて
リタイヤすることだけしか考えていない。
しかし行けども85キロ表示が見つからない。
しばらく川沿いの道が続き左折したとたんにエイドが現れてここが87キロだった。
85キロ表示を見落としていたらしい。

周囲の人がここまで来たら間に合うだろうと言ってるし
ここでリタイヤする人は迎えの車を待つために小雨の中で並んで立っている。
これはゴールへ向かって走った方がよさそうだと思い
預けてあった荷物を受け取り靴下を履き替えてウインドブレーカーを着る。
うどんを食べていると昨年宿で相部屋だった方と遭遇。
しばらく話をして17:00スタートする。

残り2時間あれば13キロは走れるだろう。雨も上がって明るくなってきた。
ほとんどアップダウンはないが半分走って半分歩くペースを維持。
やがて野辺山駅に近づきゴールのアナウンスが聞こえてくるが
ここでまた大きく迂回させられる。
ゴール前1キロは足取りも軽く走り切って制限時間15分まえの18:45頃にゴール。
私のスグ後でゴールしたおじさんにやたら抱きつかれて困る。
体育館で着替えを済ませて外に出るとさっきまで上がっていた雨が土砂降り。
うーん、にっちゃん効果はすごかったです。