57回目 9月19日 日本脱出、豪州遠征の巻


去る02年9月12日〜18日、私は遂に外国デビューとなりました。
オーストラリアのシドニーに7日間行って来ました。
その記録をここに残します。

とりあえず暫定です。 文を追加したり、画像を後日載せる予定です。

全部詳細を載せるのは厳しいので、印象に残ったものを「★印」の数で表したいと思います。
また順番もかなり前後しています。


★ 私は煙草はすわないので詳しくは知らないのだけれど、免税煙草はむっちゃくちゃ
安い。 関空の免税たばこ。1箱160円なり。

★★ さらにこの煙草、シドニーで買うと800円なり。高い。
確かに、喫煙人口が減少すれば治療費が減り、結果国の予算も潤うという計算が
あるようですが、この差はかなり大きいかも。

★★ 初めて外国に降り立ったブリスベーン空港。
オールイングリッシュでちょっとびびり気味。 搭乗ゲートの数字の
書き方が日本と違って印象的。 日本なら「26番ゲート」って感じだけど、
オーストラリアは「Gate.no.26」って感じ。

★★★★ そのブリスベーン空港で初めてオーストラリアテレビを目撃する。
場所は空港のカフェのディスプレイ。 その番組はなんと「DRAGONBOLL Z」(大爆)
なんでじゃ〜っ!!(笑) 会話は全て英語。 30%ぐらいしか理解できず。
ちなみに話の内容は「孫悟空対フリーザ」 超サイヤ人に覚醒した悟空の戦い。
フリーザがフルパワーを出すための気合い溜めで30分過ぎてしまいました(笑)
おいおい、ナメック星の爆発は5分後じゃなかったか?(笑)
そういや、そんな展開だったな。 「○人の☆」もにたような展開だったけど。

★ ブリスベーン空港の本屋で「ハリーポッター第4作」の書籍を発見。
この本、いままでの本の3倍くらい分厚いんですけど。

★★★★★ 飛行機は何回か使ったことがあるけれど、こんなに長く乗った(10時間)のは
初めて。 機内で全く微動だにしてなかったら、飛行機降りてみると足が動かなく
なってしまいました。 歩いてないのに2日間歩きっぱなしになったように。
結果、1日目はなにも出来ませんでした。 晩ご飯食べて倒れただけ。
・・・・長時間の機内では、ストレッチを入念にしましょう。
帰りの飛行機では体を適度にほぐしてたら、疲労はそれほどありませんでした。

★★★★ シドニー市内を初めてぶらつく。外国なので、よっぱらいかっぱらいに
注意しながら。 ・・・・・・ニポンジン、オオスギマース!
「みやげ屋」と日本語で書いてあるのは痛い(笑)

★★★★★ とはいうものの、オーストラリアはイギリスがルーツだけに、
イギリスの香りがする建物がいっぱい。古い建物は少なめ。
オーストラリアは移民者を快く受け入れる国のようで(市民権のTVCMもあった)
日本人の外、韓国、中国などの人々がたくさんいました。イスラム教の方も多少いました。

★★★★★ この国のスピードは非常にゆっくりです。午後4時くらいになると、
みーんなオフィスから家へ帰ります。残業?そんなことばなんかナッシングって感じです。
ごはんを食べるのも非常にゆっくり。
ニポンジン、イソギスギ、ハタラキスギデース!

★★★★ それとは直接関係ないかもしれないけど、日本はある意味国際化の観念から
考えれば、かなり遅れていると痛感します。 もっとやろうぜ国際化!
ただし犯罪を働くのは却下。

★★★ 初めての夕食は、オーストラリアがどんな日本食を作ってるか、
本物の日本人が見てやるぜ!
ってことで、回転寿司屋へ。 店の名前は「SUSHI KING」(爆)
異文化が混ざり合うとこうなるらしいです。 寿司が回るから「SUSHI TRAIN」と言う店も
ありました。 電車の絵を使って看板にしてます。 肝心の味は、多少ご飯がぱさぱさ
してるけど、問題なし。 でもネタが少々少なかったかも。
でも、よく見たら店長は韓国人でした。

★ 阪神ネタになってしまいますが、バルデスもみあげの男性を
1日に3人くらい見かけました(笑)

★★★ トゥルーはおろか、おたく文化に関するものはこれっぽっちも
ありませんでした。 まあ、ここに住んでたらその必要も感じなくなると思います。

★★ 夜、ホテルでテレビをつけたら映画番組をやっていて「ターミネーター2」を
放映していました。 シュワちゃんが英語を話していました(←あたりまえ)

★★★ シュワちゃんの次は「F1グランプリ決勝」でした。
会場はわからなかったけれど、オーストラリア出身だと思われる
アーバインの話ばっかり(←あたりまえと言えば、あたりまえ)
日本の佐藤琢磨は完走したものの、ビリだったのでなーんにも言ってくれませんでした。

★★★ この国は映画の鑑賞に対する年齢規定がすっごく厳しい。
「スパイダーマン」を見たんですが、これでさえR13。 子供は冗談抜きで
機関車トーマス程度に加えて、とっても安全な映画しか見れません。
子供はアルコールもろくに飲めません。自販機は絶対にないし、バーでも
入り口に屈強そうなおにいさんが立ってます。

★★★★★ 一応シドニーを選んだ理由は、友人がシドニーに語学留学したためで、
その彼を訪ねることでした。 彼も阪神ファンで「星野監督の携帯ストラップ」
土産としてプレゼントしたら大変喜んでくれました(笑) 近畿ではいらんほど
売っているのですけれどね(笑) シドニー市内観光の大半は彼がついていて
くれました。 ありがとう。

★★★★★ 実はオーストラリアの郷土料理はそれほどありません。豪快に肉やソーセージ、
あるいはロブスターがどん!と登場するような料理が大半で、繊細さに欠けるところが
少しありました。 反面彼らは外国の料理好きで、色んな国の料理があり、
私も各国の料理にありつけることができました。 タイ料理がおいしかったですね。

★★ 地元のスーパーでジュースを買う。 しかし、このジュースの容器、
洗剤みたいな形をしてるんですけど(笑) 「ハ○ング3分の1」を思い出させます(笑)

★★★ このスーパーでTimTamというおいしいチョコレート菓子を発見する。
かなりくせになる味で、これぞ「南蛮渡来の菓子、てぃよこれいと!」(おれは直角ふう)
と感動し買いまくるが、後日阪神百貨店で輸入販売されてると知り、ショックを受けます(爆死)

★★★★ オーストラリアは肉が安い! ソーセージが安い! たまねぎ、オレンジも安い!
日本の数分の1の価格で販売されてます。 そりゃそうだ、日本が輸入してるはずだから。
でも肉ばっかりじゃ、すぐに飽きるのは明白でありそこんとこが微妙ではあります。

★★ それから、えー、この国には、同性愛者の方もそこそこいらっしゃるようです。
ちゃんと役割もあるようで、聞くところによると日本人は、いわゆる同人文化では受け
の役割として狙われる確率大、だそうです。 ま、まあ、そうかもしれないよね。

★ オーストラリアの車道はなんと左側通行。これにはびっくり。
左は日本とイギリスだけかと思ってました。 なのでハンドルは右ハンドル。

★★ シドニーと言えばオペラハウス、はい、多分にもれず行って参りました。
50年くらい前にデザインを公募した結果、この形が採用されたそうです。
聞けばかの岡本太郎も応募したとか。 でもボツったみたいですね。
やはり、爆発してたのがいけなかったのでしょうか(爆)

★★ さらに市内では屈指の有名スポット、セントメアリー大聖堂。
日本の寺社には数多く訪れるけど、こんなにおおがかりなキリストカトリックを訪れたのは
初めてだったので、びびりました。 一体なんにんの大工がどれだけの汗を流したんでしょう、と
思わされるほど、神々しさを物語っておりました。
ちなみに、日本の某歌手から600万つぎこんで結婚式場の申し込みを受けたそうですが、
見事につっぱねたそうです。 理由はカトリックじゃないから。 拍手!

★★★★★ 本屋で数々の書籍を見る。 ビクトリアビルディングの地下にあった本屋にて、
ディズニーにおけるピーターパン、続編のリメイクを目の当たりにする。
「おおお!! ここであったが100年目! 日本じゃまだ手に入らんぞ!」ということで即ゲット。
タイトルは「RETURN TO NEVERLAND」。 96ページに及ぶ絵本です。
一応、子供向けなので読み切ることができました。
話の内容はネタバレになってしまうので、控えさせていただくとして、
・・・・やっぱひとことだけいわせて。
ジェーン、ウェンディのしつけがどうだったかがわかんないけど、あんなんなっちゃいました(爆)

★★★★★ さらにクラシック(古典)コーナーで数々の世界名作劇場を発見。
たくさんの名作アニメの英語版が置かれているではありませんか!
「うひょー! これはセーラ! これはフローネやん!」とはしゃぎまくり。
いろいろな文学の英語を見て感動します。 
不思議の国のアリスは、アリスインワンダーランドっていうのかあ。
オズの魔法使いは、ア、ウィザードオブオズ・・・そのまんまやん。
等々、たくさんの本をみてまわっていきます。
そこで私は名作系の「ピーターパン」はじめ「セディ」「セーラ」「ポリアンナ」を衝動気味に購入。
ほかのも欲しいのはあったけど、お金がなかったのもあったり、英語なので全部読み切る自信が
ないので断念。
ただひとつ気になったのは、「南の虹のルーシー」がなかったこと。
ルーシーはオーストラリア作品のはずなのに、しかも聞けば文学作品としては1980年代始めの本
であり、作者も存命であるのに全く見かけなかったこと。 店員に英語で聞いてもなかったから、
かなり入手難易度は高そう。
ついでにいえば「わたしのアンネット」も全く見たこと無し。
こちらは聞けば元は宗教小説なので、相当マイナーな所を掘りおこした感があるのでやむを得ないか。


もどる