平成11年9月18日(土)
生憎の雨の中、愛知県スポーツ会館にて第3回名古屋オフが予定通り開催された。
当日の参加者は以下の通り(五十音順・敬称略)。
ネーム | コメント |
---|---|
阿部(博) | ヤフーIDはInagoya。第1回オフでは飛び入りにしてテキサス部門での優勝を飾る。EJFより。 |
apoisland | ヤフーポーカー昼間帯の主。長野より2度目の参加。 |
いぶやん | 滋賀県は彦根より2度目の参加。様々なゲームに通じる。 |
たつ | ヤフーIDはta_2。大阪より初参加。関西ポーカートーナメントの覇者が名古屋に襲来す! |
denkosekka | 名古屋EJFより。三重よりノーリミットテキサスホールデムから参加。 |
点心乱丸 | ヤフーポーカーBBSの長寿トピックはいつまで続く?ご存知徳島の個性派プレイヤー。 |
トロリック | 名古屋EJFより、第1回に続く参加。静かな物腰の裏に野心の炎が熱く燃えたぎる!? |
なごやん | 一応前回オフで3部門制覇(悪運とも云ふ)。今回より名古屋オフの広報担当(勝手に自称)。 |
にし | 関西ポーカートーナメントの常連さん。ta_2氏とともに、大阪より初参加。 |
HEba | 名古屋オフ主催者。云わずと知れたヤフーポーカー常連にして全国屈指のゲーマー。 |
LAC-HERO | 愛知県は春日井市より初参加。ポーカーにはかなり執心なさっているご様子。 |
luckystart | 第1回オフからの参加。今回はテキサスホールデムのトーナメントまで。 |
今回も、愛知県各地をはじめ、遠方は徳島、大阪、滋賀、三重、長野からポーカー好きの面々が集まった。 当日の流れは以下の通りである。
13:00〜14:00 ライブ(テキサスホールデム)
14:00〜16:30 トーナメント(テキサスホールデム/main event)
16:30〜18:00 ライブ(セブンスタッドハイ)
18:00〜20:00 トーナメント(ノーリミットテキサスホールデム/special event)
20:00〜20:40 ライブ(オマハハイ)
このうち、オマハ以外はすべて記録の対象とした。また、JPTAランキングの対象は、トーナメント2本のみ。
比較的早い段階から、第1回オフで優勝を飾った阿部(博)氏、それに常に上位に食い込んでくるHEba氏らが脱落し、
波乱の展開となる。
いぶやん、たつ両氏のオールイン攻撃を受けたLAC-HERO氏だったが、それを撥ね退け、逆にふたりを同時に追い落としてしまう。
その結果、チップリーダーになった同氏と、確実に勝ちを積み重ねてきているにし氏が、この時点での優勝への最有力候補かと思われた。
なごやんはLAC-HERO氏との勝負においてハイカードでの振り落としに失敗し、一敗地にまみれる。点心乱丸氏も粘るものの、あえなく終了。
そして本番。結果からいうと、最後まで総じて有利な試合展開をしたLAC-HERO氏が手応えのある優勝。
阿部(博)氏も、一時はHEba、にし両氏のオールイン攻撃に勝利し、優勝候補の筆頭に躍り出ていたが、
ヘッズアップの際に打ち合いになったある試合で相手の手を読み違え、ダメージ大。
その後、果敢にスティールを成功させたり、リバーでペアをつくるなどして何度か盛り返したものの、結局相手に致命傷を与えられずに2位に終わった。
だが、ご両名ともいい勝負だったと思う。
今回の名古屋オフの総合優勝(メインイベントとなったトーナメント2本を対象とする)は、
初参加のLAC-HERO氏、準優勝はなごやん、3位は点心乱丸氏となった。
優勝されたLAC-HERO氏には盛大な拍手をおくりたい。
なお、今回のトーナメントは徳江さんのページでも掲載されるのでそちらも合わせてご覧頂きたい。
文責:なごやん(9/19,1999)
以下に、順次結果発表およびおおまかな試合の流れを記す。
順位 ネーム
優勝 たつ(+515)
2 LAC-HERO(+160)
3 HEba(+145)
4 なごやん(-5)
5 にし(-35)
6 luckystart(-50)
6 トロリック(-50)
8 阿部(博)(-60)
9 apoisland(-105)
10 点心乱丸(-215)
11 いぶやん(-250)
上は、各々250ドルスタートのテキサスホールデムのライブ順位表。
1時間弱という短い時間の中で競い合われた。
優勝したたつ氏は、前半、中盤とあまり目立った動きはなかったものの、
残り時間数分という最後の試合で一気に膨らんだポットを手にし、見事ダントツ優勝。
LAC-HERO、HEba両氏も冷静な判断でプラスに持ち込み、それを最後まで維持する。
***
順位 ネーム
優勝 なごやん
2 LAC-HERO
3 にし
4 点心乱丸
5 luckystart
6 いぶやん
6 たつ
8 トロリック
9 HEba
10 阿部(博)
11 apoisland
上は、各々200ドルスタートのテキサスホールデムのトーナメント(メインイベント)順位表。
レート表はこちら。
しかし勝負は分からない。その持ち前の悪運の強さをいかんなく発揮したなごやんが連続スティールを成功、
にし氏をじりじりと追い上げる格好となる。オールインではなごやんがポケット対決で勝利し、いよいよLAC-HERO氏とのヘッズアップへ。
依然としてチップリーダーのLAC-HERO氏との差は大きい。だが、微妙なペア対決でなぜかなごやんが連勝。
奇跡的な復活を遂げる(往生際が悪い、とも云ふ)。
最後はフロップストレートでレイズ合戦に持ち込んだなごやんが優勝する結果となった。
***
順位 ネーム
優勝 いぶやん(+475)
2 apoisland(+470)
3 HEba(-25)
4 にし(-30)
5 点心乱丸(-35)
6 なごやん(-60)
7 トロリック(-240)
8 阿部(博)(-305)
9 LAC-HERO(-400)
10 たつ(-400)
上は、400ドルスタートの7スタッドハイのライブ順位表。
セブンスタッドではいぶやん氏が絶好調で、中盤以降は、ひとつひとつの動作に余裕すら感じられた。
一方、ここぞというときにフラッシュドローを引き当てることに成功したapoisland氏も、
いぶやん氏と同様、最後まで上位を保ち、結果としてこの両名がすべての利益を吸い取るカタチとなった。
***
順位 ネーム
優勝 LAC-HERO
2 阿部(博)
3 なごやん
4 denkosekka
5 点心乱丸
6 HEba
6 にし
8 apoisland
9 トロリック
10 いぶやん
11 たつ
上は、各々400ドルスタートのテキサスホールデム(ノーリミット/スペシャルイベント)のトーナメント順位表。
実は、この試合の前に、同じくテキサスホールデムのライブをノーリミットで行ったのだった。
結果は、安部(博)氏がダントツ(各々400ドルスタートで+855)トップの成績を出し、本番に向けて幸先のよいスタートを切る。
所々で上手く金額を操ったトロリック氏(+385)や、強気でガンガンいくいぶやん氏(+330)が大きくプラスとなり、
本番でどのような動きをみせるのか注目されることに。
逆に、破産(-400)してしまったのがapoisland、HEba、にし各氏で、apoisland氏は、点心乱丸氏との
1試合目の打ち合いで終了。今後に課題を残す結果となった。他の人たちの結果だが、
たつ(+170)>なごやん(-50)>LAC-HERO(-130)>点心乱丸(-265)各氏の順であった。
なごやんは、チップがスズメの涙ほどしかなかったのにも関わらず、周りが次々に落ちていってしまったので、
なぜか3位に食い込む結果となった。最後まで勝負手がこず、ブラインドの高さに泣いたかたち。
denkosekkaさんは、巧みに掛け金をつり上げたり、スティールを成功させたりして善戦し、ベスト4の座を射止めた。
本番前の腕慣らしでは大勝して波に乗ったかにみえたトロリック氏、それに
ノーリミットの試合にかなりの意欲を燃やしていたたつ氏が序盤早々に姿を消すなど、このゲームでも波乱の展開が続いた。
では、またお会いする日まで。おつかれさま!
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