信濃札所第二十四番
  法国山 阿弥陀寺
住所 諏訪市上諏訪唐沢
諏訪湖の東方にあり、上諏訪から霧ケ峰高原に通ずる道路脇に阿弥陀寺の入口を示す石碑が立っています。ここからは昔の参道らしく狭くて急な道路です。
開山は南北朝の終わりごろ修行僧が、板状節理の岸壁がそそり立つ岩場の一坪ほどの岩窟に籠もって修行し観音像を安置したと伝えられています。
石垣風の獄門(たけもん)という変わった山門を通り、鬱蒼と繁る老杉の中の長い参道を登ると、鐘楼や麿崖の句碑、石仏が立ち並び往時の繁栄振りがうかがえます。
本堂や観音堂は、昭和5年に焼失してしまったそうで古い建築物は鐘楼だけのようでした。現在は本堂も観音堂も建て替えられ立派になっていました。
本堂は善光寺の知行上人が修行していたお堂を移築したということで大屋根には菊のご紋が輝いていました。
観音堂から諏訪湖が望める景勝の地にあります。
阿弥陀寺観音堂
石垣風の獄門(たけもん)
鐘楼
復興なった阿弥陀寺風景
阿弥陀寺観音堂と本堂大屋根
本堂の寺名額
本堂
阿弥陀寺観音堂と本堂大屋根
阿弥陀寺観音堂
復興なった阿弥陀寺風景
石垣風の獄門(たけもん)
時代を感じる鐘楼
本堂の寺名額
仰ぎ見る本堂
コース7の3番 27番札所金峯山牛伏寺へ進みます
信濃25番札所 天陽山盛泉寺へ