信濃札所第十九番
小菅山 菩提院
住所 飯山市瑞穂小菅
電話 0269-65-3406
新潟県にぬけるJR飯山線の信濃平駅の東方にあり千曲川を渡った小菅部落にあります。
草創は神代の昔のようで、坂上田村麻呂が本堂を再建したとか堂塔を整備したとかの話が伝わっています。いずれにしても信濃と越後の県境に在ったこの寺は、南北朝の時代から戦国武将の領地争奪戦の拠点となり栄枯衰勢も激しかった様です。
仁王門がかなり離れたところに建っていますが参道は維持されていませんでした。本堂から1.3キロ以上杉木立の参道を登った先に奥院があり狩野法眼の筆になるという白黒馬の絵があるそうです。
この地は千曲川が流れ下って県境を越えるあたりにあり、映画「阿弥陀堂だより」のロケ地にもなった素朴な山里の原風景を残している所です。冬には雪が沢山積もります。
本堂と寺務所
札所案内と石碑
本堂正面
立派な構えの仁王門
ここがコース5の1番です
菩提院観音堂