信濃札所第十七番
  福寿山 関昌寺
関昌寺本堂
本堂正面
石仏と線路
住所 東筑摩郡本城村田屋
曼陀羅の里・善光寺街道青柳宿の有った本城村田屋部落の田園の中にあります。
寺の開基は定かではありませんが、元禄元年にこの地の城主青柳氏が領民の無事安穏を祈願して祀ったと伝えられています。江戸時代から昭和の初め頃までは賑わっていたようですが、今は無住で本堂のような家屋があるだけになってしまいました。普段観音像は隣村の硯水寺に預けられており、寺の行事の時には戻ってくるそうです。
境内のすぐ脇を走るJR篠ノ井線の汽車の煤煙で焼失したり、失火したりでさんざんだったようです。寺の証は軒先に巡礼者が張ったお札と円い石に彫られた石仏がポツンと1体だけで見受けられました。
石仏の写真に汽車の線路が写つています。
本堂正面
石仏とJR線路
コース1の6番 20番札所鷲峯山長安寺へ進みます
信濃18番札所 金峰山長谷寺へ
関昌寺本堂