信濃札所第十六番
  阿弥陀山 清水寺
長野市の東方、菅平高原・保科温泉に向かう保科の集落にあります。
伝説では聖武天皇の頃、僧行基が1本の桑の木から三体の千手観音像を造り、ここ清水寺とコース3で巡る近くの7番札所桑台院と11番札所明真寺に安置したのが始まりのようで、後に坂上田村麻呂が伽藍を草創したと伝えられ云いますが定かではありません。
戦乱の時代には、戦火に焼失しながらも良く守り幾つもの山門やお堂が並ぶ壮大な寺であったということですが、大正5年の保科の大火で一山堂宇全てが灰になってしまったようです。
その後再建されたということで、山門や本堂など立派になっていました。特に参道から見上げる観音堂は素晴らしいたたずまいです。
長い参道を登ると、あちこちに往時を偲ばせる石像・石仏が安置され祀られていました。
清水寺観音堂
参道と山門
塀に囲まれた本堂
本堂の正面
新しい観音堂
横からの本堂
参道の石仏
住所 長野市若穂保科
観音堂に続く参道と山門
参道脇の石仏
鉄筋鉄骨の新しい観音堂
塀に囲まれた本堂
美しい姿の本堂正面
景観が美しい本堂
コース3の5番 客番札所定額山善光寺へ進みます
信濃17番札所 福寿山関昌寺へ
清水寺観音堂