主な称号
慰める者
主な信仰
アトゥムの影にして分身にして妹にして妻。また情婦でもある。
名前の意味は「偉大なる婦人が来る」ではないかと推測されているが、古代エジプト語で自慰を意味する「イウサウ」と音が似ているので、おそらく本来の意味は…である。ド直球の称号や役割からしてお察しください。
ヘリオポリス神学における宇宙神アトゥムの「女性的側面」、言ってみればアニマのような存在として描かれている。
ここらへんは理解が苦しいかもしれないが、宇宙の根源であるアトゥム神は両性具有とされている。しかし古代エジプト人にとっては、一人で両性を持つというのがどうも表現しづらかったらしく、
同一人物を二回、男女に分けて、別々の前で表現するということをやってのけた。彼女のアーンによってアトゥムが命の種を発出し、神々が創造される。生殖行為なくして生命は発生しない。エジプト神話の根底にある生命観である。
彼女はアトゥムの一部であると同時に、女性的な属性を受け持つ。
アトゥムが人型で描かれるように、イウスアアスも人型として描かれ、
ネベトヘテペト(ヘテペトの手)や
ジェレテフ(彼の手)とほぼ同じ役割を持つ。
神話
・創世神話における限られた役割は持つが、宇宙神なんて一般庶民には関係ないので具体的な信仰はない。哲学上の存在である。
・「アカシアの木の女主人」と呼ばれることがある
聖域
DATA
・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―
・装備品―