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ドゥムジ/ウシュムガルアンナ

別名・別綴り/タンムズ、タンムーズ(アッシリア〜ヘブライ)
性別/男性
守護都市/ウルク


【主な役割】
牧神/豊饒神

【神話・資料別エピソード】
羊の女神ドットゥルの息子、イナンナの配偶神。ドゥムジとは「忠実な子供」の意味。ウシュムガルアンナ(アマウシュムガルアンナ)は「(その)母は偉大なる天の竜」という意味をもつ別名。

基本的に牧神だが、「イナンナの冥界下り」でイナンナの身代わりに冥界に下り、死と再生を行き来するさまは農耕神的な性格と言われる。ヘブライ語では「タンムーズ」と呼ばれ、旧約聖書(エゼキエル書)に"タンムーズの死を悼む"という風習が行われていたことが記述されている。シリア・パレスティナ方面からイラクまで広い地域で信仰され、ユダヤ暦第四月(現代西洋暦では7-8月)の"タンムズ月"はこの神に由来する。また、イラク方言のアラビア語でも「タンムーズ月」という名称が残っている。ドゥムジの死を悼む儀式には泣き女と神像を伴っていた。

良く似た属性の神にダム神がいる。

冥界に囚われている神という設定がある一方、「アダパ神話」ではニンギシュジダとともにアヌの住む天の宮殿の門番と考えられるようになった。

●「エンキ神の定めた世界秩序」
羊や牛の管理、バターやミルクをもたらすもの という牧神の役割を与えられたとされている。

●「ドゥムジとエンキムドゥ」
農耕神エンキムドゥとイナンナを取り合う。

●「イナンナの冥界下り」
冥界に下ったイナンナが地上に戻って来たとき、彼女の死を哀しんでいなかったという理由で逆鱗に触れ、身代わりに冥界に下る者と指定されてしまう。姉ゲシュティンアンナにかくまってもらうが逃げ切れず、冥界に送られることになる。この神話では、一年の半分ずつをイナンナとエレシュキガルの姉妹のもとでそれぞれに過ごすと定められた。

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【参考】

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