ディートリッヒ伝説-DIETRICH SAGA

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仲間は全部で12人!



 ディートリッヒの主要な仲間というのは、主要なサガでは「12人」と、なっています。

 12人…。あっちこっちに出てくる数字ですよね。「ベーオウルフ」では竜退治にいくのが12人、「ニーベルンゲンの歌」ではリューディガーの奥さんからフォルケールへのプレゼントが12個の腕輪。他にも各所に出てきます。
 縁起のいい数字だったんでしょうか。

 敵城に乗り込むときも、自分を居れて12人で出陣するディートリッヒ。もちろん、この12人は固定ではなくて、エピソードごとに微妙に違ってはいるようなのですが…この12人、一体誰だったのか、ゼヒとも知りたいですよね?


 シドレクス・サガで述べられている12人の勇士とは、以下の人々。

1.ヒルデブラント(必須。名前はすべてこの表記)
2.ハイメ(必須。名前はいつも、この表記)
3.ホルンボゲ(ヒルデブラント、ハイメとともにヴィテゲと最初に出会う人。影薄い。)
4.ヴィテゲ(必須。ヴィテッヒ、ウィテゲ、など書き方様々。)
5.ディートライプ(ディートレフ、になっている場合も)
6.ファゾルト(途中で倒した人ですよ。倒して仲間。少年マンガみたい)
7.ジントラム(影が薄い…。)
8.アマルング(名前だけ知ってた)
9.ヴィルデベル(ウィルドエーベル、の場合も。)
10.ヘルブラント(ヒルデブラントの息子、ハドゥブラントのこと?)
11.ハーゲン(=ヘグニ、ハゲネ)
12.グンター王(=グンテル、グンナル)

 その他に名前の知れているのは、ヒルデブラントの親戚;イルサン、ヒルデブラントの昔馴染み;ライナルト、ディートリッヒの弟;ディートヘア、「ビーテロルフ」では仲間に入っている;リューディガー、…などなど。

 だいたい8人はいつも同じメンバーで、残り4人が流動していた…という話もあったのですが、絶対変わらないのはディートリッヒとヒルデブラントの2人だけのようです。エピソードによっては、ハイメやヴィテゲさえいないことがあります。

 それにしても、グンナルにヘグニが仲間とは。
 …「ニーベンルンゲンの歌」のグンナルとハゲネのことですよ。リューディガーはもちろん、辺境伯リュエデゲールのこと。
 此処に出てくるのはおかしくないか? と思われそうですが、実際に入っているんだから仕方がない。「シドレクス・サガ」では、この2人を含めた12人が、シグルド率いる12人と勝負をすることになっているのです。まさに英雄総決戦。
 (具体的なエピソード内容については、上記リンクより飛んでください。)

 さらに、気になる名前が「アマルング」と「ウィルドエーベル」。
 とある資料によれば、ハイメ、ヴィテゲと同等の知名度&人気度で並ぶ人々らしいのですが、日本語の資料で彼らを取り扱っているものは、発見できていません。もしかして、書かれたことがないのではないでしょうか?
 そもそも、名前の読み方がこうでいいのかも不明(笑)。

 ウィルドエーベルは人魚にもらった魔法の帯で力持ちになったという話がありました。と、いうことは、ウィルドエーベルもヴィテゲと同じく人間じゃない人なのかも。人魚の隠し子とか?


 12人…。
 シュミレーションゲームが出来そうなパーティー人数です^^;





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