2005年7月6日
「定光寺公園(じょうこうじこうえん)」
愛知県瀬戸市
地図
撮影 OLYMPUS E-10
最近、鳥をあまり撮ってない。C-2100UZの 10倍ズーム(380mm)で楽しさを知ったのに、 その後E-10(140mm)になって撮りたくても 撮れなくなってしまった。 トリミングするにしても限界がある。 ということで今日は久々にC-2100UZにテレコン を付けて(550mm換算)持ち出してみた。 行き先は定光寺公園の正伝池周辺。 さっそくカルガモがお出迎え。 しかーし、550mmでも届かないものは届かない。 いきなりの悲しい結論。 |
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うたた寝してるアヒル。 いつもの場所にいつもの顔ぶれがいると ホッとする。 期待したカルガモ親子は残念ながらいなかった。 今年はとうとう見られずじまいか。 |
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撮るべき遠くのものがあまりないので カラスを撮ってみた。 これで50メートルくらい離れてるたろうか。 もう少しか。 開放F3.5で手ぶれ補正の550mmは やっぱりすごい。 ぶれないって楽だなとあらためて思った。 けど画質はさすがに厳しいものがある。 200万画素機の中ではC-2100UZはかなり いい方だと思うけど。 |
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これは100メートルくらい離れたハクセキレイを 撮って、それをかなりトリミングした画像だ。 こうなってしまうと、ちょっと実用レベルじゃない。 200万画素はこういうふうにトリミングする 余裕がまったくない。 高画素は必要ないといえばそうなんだけど、 トリミングしたときに威力を発揮する。 |
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やや遠目のノラ。 そういえばC-2100UZはノラ撮りにも強いんだった。 思い出した。 遠くからでもけっこう撮れる。 けど、E-10の画質に目が慣れてしまうと、 細かい部分が再現されてないから不満が大きい。 毛並みも、のぺっとしてしてる。 |
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これもやや遠目の4メートルくらい先にいた蛾。 遠くからでも蝶や昆虫を撮れるものの、 大写しには出来ない。 レンズ交換式の望遠はどういうふうに写るのか 知らないのだけど、やっぱりマクロは 100mmくらいのマクロレンズがいい。 |
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道路を挟んだ向こう側にあった木。 (ムクゲ? 違うかな) 遠くの花や木も撮れる。けど、背景ボケが小さい から平板な印象になって面白くない。 ここまで撮って、C-2100UZを使い続けるのは 無理があることが分かった。 届けばいいというわけではなかった。 以下はE-10に持ちかえて撮影したもの。 |
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やっぱりE-10にすると落ち着く。 ファインダーも、E-10はクリアで見やすい。 C-2100UZの液晶ビューファインダーを のぞいた後だとよけいそう感じた。 色合いは同じオリンパスということで 傾向が似ている。 |
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定光寺周辺は、公園やお寺だけでなく、 東海自然歩道も通っていて、 いろいろ歩けるところが多い。 山もいくつかあって(といっても山と名が付くだけ だったりするのだけど)、歩いている人も多い。 今回はちょっとだけ山方面へ向かって歩いてみた。 のだけど、いまひとつコース取りが分からず迷う。 最初に正伝池の西側から南に向かうのは 間違ってなかったはずなんだけど。 |
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こんなところに大きな駐車場があるなんて 知らなかった。 そんなに新しい感じじゃなかったから 昔からあったんだろうか。 山方面へ行くなら、正伝池から南へ進んだ ここの駐車場にとめると近い。 |
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なんとなく東海自然歩道を行けばいいのかな と思って適当に歩いてみた。 ただ、なんか違う……。 気づいたら太陽が左にあるし。 ってことは北に進んでるってことだ。 いつの間に!? 分岐点がいくつもあって、案内標識が曖昧で よく分からなくなった。 山の中をさまよっていたら、 電車の音がだんだん近くに 聞こえるようになってきた。 いかん、定光寺駅に近づいてる。 完全に道を間違えた。 深入りしないうちに引き返すことにする。 |
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こんな広場に出たけど、ここどこ? 迷子寸前。 気の上の方で鳥の声が聞こえるけど、 見上げても姿は見えない。 このあたりで鳥を撮るのはかなり難しそうだ。 でもたくさんいそうではあった。 |
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引き返す途中で見つけたけど、 どうやらここを入っていくのが正解のようだ。 案内に従うとすると、 「研修センター」を目指せばいい。 駐車場を左に見ながら舗装道路を歩き、 東海自然歩道とか、定光寺自然休養林などの 案内に惑わされず、一番左へ入っていく。 あとは高根山から山星山へと至る往復3時間半 コースになるはずだ。 私はあきらめて公園に戻った。また次回。 |
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この手の蛾はみんな同じように見えて 実は種類がかなり多い。 よく似てるものもいて、区別も難しい。 これはなんだろう。 カギバガ科の仲間みたいに見えるけど よく分からない。 シャクガの仲間かもしれない。 |
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これはヤマトシジミで大丈夫のはず。 ルリシジミとか、ツバメシジミとか似てるけど、 なんとなく分かるようになってきた。 ちっちゃいシジミチョウなんて、 昔はまるで興味なかった。 近寄ってみないと分からないよさもある。 |
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今日のキノコ・コレクション。 透き通るように白いキノコ。 ここまで白いと、毒々しさを通り越して きれいにさえ見える。 |
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ん? これってアヤメ? 花菖蒲? ほとんど枯れてる中で、ポツン、ポツンと 花が少し残っていた。 今の時期まで咲いてることで混乱してしまった。 やっぱり花菖蒲か? |
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えーと、これは花菖蒲? 人工的に植えられてるものなのは確かで、 たぶん花菖蒲だと思う。 花の上で尻を見せてるのは、マメコガネ。 光沢のあるグリーンとブラウンの衣装が素敵。 |
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どうもこのあたりは季節が少し遅れてるようで、 アジサイはまだまだ普通に咲いていた。 名古屋の東部から車で40分くらい北に走った やや山の中なんだけど、 2週間くらい遅いような印象を受けた。 野草はまだニワゼキショウなどが咲いていたし。 |
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ガクアジサイ系のものも、 まだしっかり咲いていた。 名古屋あたりはもうアジサイはほとんど 咲いてないと思うけど、どうだろう。 稲沢の性海寺は2週間前でも もう終わりかけていた。 |
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ヒマワリがそろそろ咲き始めている。 そういえばもう7月だ。ヒマワリだって咲いてくる。 今年の夏はぜひヒマワリ畑を見たい。 一面のヒマワリというのはまだ見たことがない。 写真は誰が撮っても同じようになってしまうけど、 実際に見たら感動するだろう。 近いうちにいいスポットを調べないと。 |
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これは池の周りと民家の庭の間あたりに 咲いていたから、野草ではない。 人が植えたものが半ば野草化したものか。 こういうのは名前を調べづらい。 分からない。降参。 <追記> オオバギボウシ、かな? |
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上のやつの近くに咲いていたやつ。 これはカンナかな。 あ、そうか、「サクラ大戦」のあのカンナは これのイメージなのか。 と、勝手に納得した。 |
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民家の庭先に咲いていたこれは何だ。 アガパンサスかと思ったら、咲き方が違う。 分からなかった。 |
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むむ、これは。 なんだか小学校で見たようなかすかな記憶が。 思い出せそうで思い出せない。 すごく有名なやつのような気がするのに。 あー、分からない。もどかしい。 <追記> やっと思い出した。オシロイバナ(白粉花)だ。 別名「夕化粧」。 昼間は閉じていて、 日が沈む夕方頃から咲いてくる。 |
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これは野草のムラサキカタバミだと思う。 違ってたりして……。 今の時期、野草はどこへ行っても少なめ。 今日も野草の初顔には出会えなかった。 |
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定光寺一帯は、歩くところも多いし、見所もたくさんあって、好きな場所だ。春の桜や秋の紅葉だけじゃなく、一年中楽しめる。 今回は野鳥と昆虫をメインに行ったのだけど、時間が短いこともあって、ちょっと収穫が少なかった。羽黒トンボやカワセミなども見たけど写真には撮れず。残念。 それでも、ここの好印象は変わらない。 山星山への往復3時間半コースもそのうち歩いてみたい。その途中に宮刈池という小さな池があって、そこはトンボなどがかなり豊富にいるんだとか。そこだけでもこの夏中に行きたい。 C-2100UZを使った望遠シミュレーション(レンズ交換式デジをやっぱり買うつもり)に関しては、やっぱり難しいというか、550mmでも足りないものは足りないということがよく分かった。 レンズ交換式のデジと300mm程度の望遠レンズを買ったとしても、いきなり幸せな鳥撮りライフが始まるわけではない。それを今回で思い知った。 そもそも、開放F5.6などの暗いレンズではいくらISOを上げても手持ちではほとんど撮れないと思う。特に暗い森の中などでは。 それ以前に、歩きながらついでに鳥も撮るなんてスタイルは、甘いと言えば甘い。鳥を本気で撮ろうと思ったら、釣りをするのと同じくらいの心意気で臨まないと。 ヘラブナ釣りくらいの絶対的な待ちの姿勢が必要となる。 なんにしても、定光寺はオススメしたいスポットだ。 所在地: 愛知県瀬戸市定光寺町 時間: 開放 休み: なし 入場料: 無料 駐車場: 無料(たくさん、開放) 所要時間: 30分〜人それぞれ数時間でも一日でも |