2005年4月19日
「八事山 興正寺
(やごとさん こうしょうじ)
名古屋市昭和区
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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御幸山周辺の後は、そのままの流れで
八事山興正寺へ向かう。
写真は、その近くにある隼人池公園にいたノラ。
車をおりたら、目が合った。
こいつ、顔だけ見てると普通のトラ猫なのに、
体が黒というちょっと珍しいやつだった。
こういう色と模様の出方もあるんだ。
カリカリを投入したら逃げていった。
池のほとりに咲いていた紫の花が目についた。
フェンスに囲まれていて近づけなかったので
正体は掴めず。
野草じゃないかもしれない。
隼人池そばの宝珠院。
前を通っただけ。
興正寺の西にある誓願時にも
ちょっとだけ寄ってみた。
身代わり地蔵で有名なところらしい。
え? 紅葉?
モミジかカエデのようなやつが紅葉してる
みたいな感じだったけど、実際はどうなんだろう。
まさか季節はずれの紅葉でもないだろう。
誓願時のあちらが正門だろうか。
それと、鐘楼。
興正寺に到着。
ここの駐車場はいつの間にか有料に
なってしまった。昔は無料だったはずなのに。
なので、隼人池公園にとめて、歩いた。
賽銭の100円は惜しくなくても、
有料駐車場の100円、200円は惜しい。
気分の問題として。
総門をくぐると、参道の両側に
七観音が並んでいる。
そして向こうには中門と、
ここの主役である、五重塔が見えてくる。
まだ上だけ。
中門も立派。
この興正寺は高野山の末寺ということで、
明治時代までは女人禁制だったそうだ。
この門がその役割を担っていたらしい。
いよいよお目見え、五重塔。
名古屋では唯一の木造五重塔。
古さと風格に圧倒される。
名古屋市内にあるとは思えないほどだ。
ほとんど修学旅行気分。
1805年建立で、尾張二代藩主徳川光友の母が
祀られている。
夕暮れどき、シルエットになる五重塔もいい。
なかなか贅沢な風景だ。
ここは紅葉の名所だから、紅葉の時期が
一番いいと思う。
興正寺の案内図。
それほど広くはないけど、
名古屋の街中でこれだけの敷地は大したものだ。
東側は雑木林の散策路になっている。
本堂。
普通なら主役であるはずの本堂も、
ここではすっかり五重塔に
その座を奪われている。
前に来たときは工事をしていたけど、
何かの建物がすっかり完成していた。
名前はよく分からない。
出来立てということで地図に載ってない?
外観が変わって分からないだけか。
西側の階段を上がったところに観音堂がある。
すっかり暗くなった。
これ以上は手持ちでの撮影は無理ということで
帰ることにする。
隼人池まで戻ってきた。
ここは桜のちょっとした名所になってるようだけど、
さすがにほぼ散り切っていた。


 八事山興正寺は、なんといっても五重塔。
 有名だけど名古屋でも知らない人は知らないかもしれない。私も去年初めて知った。
 名古屋にまさか木製の五重塔があるとは思わなかった。
 京都、奈良まで行かなくても、こんな立派なものが見られる。一見の価値あり。
 紅葉の時期が特におすすめ。
 私もちょくちょく行きたい。でも有料駐車場というのが残念。

 公式サイト

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