2005年3月29日
「築水池湿地
(ちくすいいけしっち)
愛知県春日井市
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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春日井に湿地があるというのを知って行ってみた。
何度か行ったことがある、グリーンピア春日井の
すぐそばだった。なんだ、こんなところに。
築水池の北側周辺がその場所らしい。
早速車を置いて歩いて向かう。
このあたりは無料駐車場がたくさんあるのだけど、
4時半や5時に閉まってしまうので注意が必要だ。
夕方行くなら少年自然の家の宿泊者用のところに
とめさせてもらうか、その外側あたりがいい。
駐車場からちょっと歩く。
いや、意外と遠い。
上り坂などもあり、15分くらいかかる。
その間の道ばたで花を見たり写真を撮ったり
してたということもあったのだけど。
道はこういうふうにしっかり整備されている。
むむむ、これはまさしく湿地帯だ。
こういう感じで水浸しになってるところが
何ヶ所もあるので、靴はちゃんとしたものを履いて
いった方がいい。滑りにくくて底が厚いやつ。
もしくは汚れてもいいやつを。
レンガや石が置いてあるものの、数は足りない。
次に行くときは道を作れる石か何かを持って
行こうかと思う。
勝手にそんなことしたら駄目かも?
こいつはこの前もどっかで撮ったような、
初めてのような。
カキドオシ。
つるが垣根などを突き通してどんどん伸びるから
カキドオシ。
これは湿地帯の手前で撮った。
湿地に咲く野草じゃなく、普通に空き地などで
咲くやつだ。
ここにもショウジョウバカマがたくさん咲いていた。
紫ばかりじゃなく赤いのもある。
もうカタクリとは間違えない。
(普通最初から間違えない)
あ、コモウセンゴケだ。
湿地に咲く食虫植物。
小牧のふれあいの森に群生するというやつだ。
実際に虫を捕るところって
普通に見られるんだろうか。
また夏になったら確かめに来たい。
スミレはスミレ。
何スミレかは定かではない。
ノジスミレかなとは思うんだけど。
枯れ枝の先に咲いていた白い小さな花。
この花自体も枯れているのか、
それともこんなふうに咲くやつなのか。
正体は分からない。
シラタマホシクサみたいに枯れながらでも
咲いてるように見えるやつかもしれない。
あ、シデコブシ。
ふーん、これがそうなんだ。
満開とはいかないけど、けっこう咲いていた。
自生してるのは全国でも中部地方の一部だけ
らしいので、けっこう貴重なもののようだ。
オオバヤシャブシの芽。
やや撮るもの不足でこんなものも撮ってみた。
今回はハルリンドウがお目当てだったのだけど
まったく見つけられなかった。
時期が遅すぎたんだろうか。
行きも帰りもよく探したつもりなんだけど。
築水池。
カモが少しだけいた。
あまり収穫がないまま日没が迫ってきたので
今日のところはこれで帰ることにする。
ハルリンドウはどこだったんだろう。


 今回はやや収穫不足で残念だったのだけど、場所も分かったことだし、またしばらくしたら訪ねてみたい。
 保護地域だから柵の外からしか見たり撮ったり出来ないけど、それでも完全な管理地となって封鎖されて公開日以外入れない湿地帯がほとんどの中、こうして自由に入れる湿地帯は貴重な存在だ。
 たぶん、まだマイナーなスポットだからということもあるのだろう。
 いいところを知ることができた。次は5月あたりにもう一度行こう。

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