2005年3月24日
「愛知万博下調べ
(あいちばんぱく・したしらべ)
愛知県長久手町
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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明日から愛知万博が始まる。
始まってしまうと周辺道路はかなりの渋滞が
予想される。
会場周辺3kmは幹線道路をのぞいて
ほぼ全面通行禁止となる。
しばらくあのあたりには近づけないので
今日中に近くまで様子を見に行ってみた。
今日の午前中は、天皇、皇后、皇太子さん、
小泉首相などなど、ほぼフルメンバー勢揃い
ということで、周辺はかなりの厳戒ムードだった
ようだ。
私が通った夕方はもう空いていたけど、
警官がまだまだあちこちに立っていた。
遠くに見える観覧車は万博会場のもの。
このあたりもうかつに路上にとめて写真なんて
撮ってると、すぐに警官が寄ってきそうなので、
走りながらの撮影となった。
逆にその方が怪しい行動と思われるか?
それにしても何やら物々しい雰囲気だ。
道路もどこを走っていいのか悪いのかよく分からない。
信号よりも交差点に立っている警官の指示が
優先するらしく、
赤信号でも行けいけというのでそれに従う。
しかし、うっかり走ってると行くつもりのない
万博の駐車場に迷い込んでしまいそうだ。
観覧車、かと思ったら展覧車。
観覧車とはまた別のもののようだ。
こちらは観覧車に比べて小さい。
何か展示してある物をこれに乗って見るの
かもしれない。
まだ内部の様子もよく分からない。
大きな絵が描かれた壁。
このあたりの駐車場にはものすごい数の
黒塗りの車がとまっていた。
イベントが続いていたり、
テレビの中継があったり、
関係者などの準備が夜まで続いたのだろう。
一日前だからもう少し外から様子をうかがえるかと
思ったけど、そんな雰囲気ではなかった。
これは明日以降しばらくは気軽に近づくのも
ままらないかもしれない。
長久手会場周辺はあまりにもピリピリムード
だったので、もうひとつの会場である瀬戸に
向かった。
瀬戸会場は小さくて、何かちょっとした建物が
あるだけだと思うんだけど、
見つからなかった。
海上の森の近くじゃなかったのか。
こっちは始まってもそれほど人が来るところ
ではないのだと思うけどどうなんだろう。
また調べておかないと。
ついでだったので、ちょこっとだけ海上の森に
寄ってみた。
が、なんだこれー!?
海上の森といえばこれまで
一切公式の案内表示などがなかったのに、
いつの間にこんな案内板が立ったんだ?
これも万博にあわせてなんだろうけど、
どこまで作ったんだろう。
奥まで行ってないから分からないけど、
たぶん全部は無理なはずだ。
この森は分岐点が無数にあるから。
嬉しいような、そっとしておいて欲しかったような
やや複雑な気分。
タネツケバナだと思う。
入り口から少し歩いた水路のそばに
たくさん咲いていた。
まだ少し早かったのか、
それとも太陽がかげっていたからか、
きちんと開いてる花はほとんどなかった。
タネツケバナ(推定)の群生。
花はとても小さい。
5mmくらいだろうか。
こんな紫のも初めて見た。
この前訪れたのが3月7日だったか。
その間に確実に季節は前に進んでいた。
これはキランソウで間違いないと思う。
ハハコグサ。
これももう少ししたらもっと咲いてくるだろう。
今日はこれしか見つからなかった。

森に入って15分くらいしたら
雨が降り出してきた。
オオイヌフグリかなと思ったけど、
どうも背が高い気がする。
これがタチイヌフグリというやつだろうか?
もしかしたらそれとも違うものかもしれない。
だんだん雨が激しくなってきて、
傘も持ってなかったので、今日はここまでに。
今週は雨が多かった。
帰り際、クロネコに出会った。
海上の森で猫を見たのは初めてだ。
いたんだ。
でも民家の庭に入っていったから、
半分飼い猫かもしれない。
カリカリを投入しようとしたら
逃げていってしまった。


 万博がいよいよ始まるんだと、会場の前まで行って実感した。
 中に入れるのはいつになるか分からないけど、折を見て近くまでは行ってみよう。そのときどきの客の入りなどの様子も分かるだろう。
 ただし、怪しい行動は控えなければなるまい。うろうろして大きなデジなんかで写真を撮っていたら警察に連行されかねない。
 それだけは避けなくては。
 職質も御免被りたい。

 海上の森はどうなんだろう。万博開催中は普段と違う様相を呈すのだろうか。
 瀬戸会場周辺指定となると、気軽に行けない可能性もある。
 万博のついでに海上の森を歩く人もそんなにはいないだろうけど、でもいつもよりは人も増えるだろう。
 やはりあっちもしばらく近づかない方がいいかもしれない。

 まあ何しても万博はそれなりに楽しみだ。
 会場の中だけでなく外でも何か面白いことがあるに違いない。今日も、普段ここらでは絶対に見かけないようなアラブ人風の男が二人うろうろしていた。
 万国博覧会は異人さんの博覧会でもある。見たこともない外国人をたくさん見られるという楽しみもある。
 そうだ、それをできるだけ写真に撮るという手もある。野草や野鳥よりもある意味面白いかもしれない。期間限定だし。
 120ヶ国のパビリオンがあるそうだけど、半年で何種類の異人さんを撮れるだろう。ちょっと挑戦してみよう。
 ただ問題は、それがどこの国の人か分からないことだ。図鑑もないし。
 ここでついに、NHKで見ていた外国語講座仕込みのカタコト8ヵ国語が役に立つときが来たか!?

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