2005年3月14日
「牧野ヶ池緑-2
(まきのがいけりょくち)
名古屋市名東区
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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空き時間に牧野ヶ池緑地へ少し寄った。
今回は折り畳み自転車で周囲をぐるっと
一周してみた。
写真はそこへ向かう途中の道路。
万博関連の標識もいつの間にかたくさん
できていた。
これはたぶん駐車場の案内だろう。
「空」か「満」かがデジタル表示されるのだと
思う。
家の近所も車が増えるんだろうか。
緑地はあまり自転車向きではない。
散策路はこんなふうに未舗装なので。
この前買ったヤワな折り畳み自転車では
こんな道を走る気になれない。
すぐにパンクしてしまいそう。
マウンテンバイクにしておけばよかったかとも
思ったけど、緑地内のこんなところを自転車で
走るのも迷惑な話だ。
自転車は素直に舗装された外周だけにしておこう。
のんきに歩いているキジバトを蹴散らすのも悪い。
緑地内はいたって穏やか。
暖かい陽射しを浴びて、
芝生もだいぶ緑色になってきた。
前回訪れたのは11月だったけど、
あのときとはかなり雰囲気が違った。
牧野ヶ池も静かで変わりなかった。
カモなどの姿がほとんど見られなかったけど、
どうしたんだろう。
もう暖かくなったから渡っていってしまった
んだろうか。
上空を飛んでるのやセキレイなんかはいたけど。
この場所も、前回はうるさいくらいに
カモやアヒルが寄ってきたのに、
この日は姿を見せなかった。
たまたまそういうタイミングだっただけだろうか。
ちょっと寂しかった。
緑地を散歩する二人。
最近、風景の中の人間というか、
人がいる風景を撮りたい気持ちが強い。
正面からカメラを向いたスナップとかではなくて、
こんなふうに人がいる風景がいい。
もう少しドラマがあればもっといい。
上品な犬を三匹も連れたお姉さん。
なんだかゴージャスな雰囲気。
緑地に不似合いなような。
道の脇の雑草。
と、去年までは思ったけど、今年は違う。
青い小さな花を見て、
あ、オオイヌフグリだ、とすぐに反応する。
このあたりもオオイヌフグリやヒメオドリコソウや、
ミドリハコベなどのおなじみさんが
たくさん咲いていた。
歩いている視点から見れば
取るに足らない小さな花も、
こうして近づいてみればきれいな花だと気づく。
ノーマルE-10ではこれくらいしか近づけない
のがもどかしい。
梅もそろそろ満開を過ぎて、
終わりが近づいている。
そろそろ桜に主役の座を譲る季節が迫ってきた。
タイミングが悪くて今年は梅の満開を
写真に撮れなかった。
来週どこかへ行けけるだろうか。
土手の桜はまだまだこれから。
今年の名古屋の桜開花予想日は、
例年並みの28日だそうだ。
もうあと10日か。
桜は咲き始めると早いから、
油断せずにできるだけ見て回りたい。
ユキヤナギもまだちょろちょろ咲き。
先は長そうだ。
これも咲きそろうとけっこう見応えがある。
夕陽を浴びるバイク青年。
バイク乗りも春の訪れを待ちわびていただろう。
車はこれから暑い季節になって、
そろそろ昼間はエアコンが必要になる。
窓全開で走れる春は気持ちがいいけれど。


 歩いて回るのと、自転車で回るのとでは、写真が違ってくる。
 自転車は時間短縮にもなるし、行動範囲も広がるけど、入り込めないところも増える。
 でも逆に自転車でしか行けないところもあるし、気持ちやタイミングの問題で自転車の方が有利なシーンもある。
 どっちも一長一短があるので、今後は歩きと自転車を上手く使い分けていきたい。

 早春の牧野ヶ池緑地は、まだ早かった。あとひと月くらいしてから夏にかけてもっと面白くなるだろう。
 野草もまだこれから。
 家から近くて行きやすいところなので、また行ってみようと思う。

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