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事故ったビートが戻ってきた日
期日:2002年12月15日(日曜日)

Last Update 2003/03/18

先日、首都高での事故で壊れてしまったビート。

約一月半の工場入りを経て、ついに帰ってきました。


帰ってきたビート、 右前方から

事故の直後、とりあえずホンダのお店に運んでもらったものの、 対応してくれたホンダの人も

ちょっと直せるかどうか分からない
とのこと。
もはやここまでなのか?

と随分肝を冷やしましたが………  まずは故障状態の確認のために分解作業を依頼。 なんとか修理可能という結果がでたので、 そこから本格的な修理となりました。

今回の事故はほぼ全方向を路肩に当てているので、 足回りは全部ダメ。

幸いボディーの左側はドアから後が無事でしたが、 一度右側に横倒しになっているので、 右側面が擦りおろされた状態でした。
事故後のビート君、右後方から。

帰ってきたビートは、見違えるような仕上がりです。

ホイールはノーマルの鉄製になってますが、 ボロボロになったバンパーや擦りおろされたドアは総とっかえ。 ボンネットや車体後部は再塗装され、新品の輝きです。

帰ってきたビート、右後方から

ちなみにボンネット、 事故当時装備していたカーボン製のものが歪んでしまったので、 残しておいたノーマルのボンネットに戻すことで修理費用を節約する予定だったのですが……… すかり再塗装されてました。


事故直後(右)と帰ってきた直後(左)

交換したバンパーはさておいて、 再塗装したボンネットの輝きは、さすがプロの仕事です。 カースプレーとは一味違う感じ。
交換したヘッドライトも、気持ちシャープになった気がします。

まずは戻ってきたってことでOKですが……… 受け取りのときに渡された明細を見て、 改めて事故の深刻さを実感することになりました。

金額はある程度覚悟していましたが、その項目の多いこと! 整備内容の書かれた請求書は3枚におよび、 項目数は100を超えるありさま。 これでよく直ってきたものです。 修理に掛かった一月半も、納得という感じです。

追記

後日、運転席側のドアがなんかカタカタ言うなぁ と思い、 改めて本だのお店に持っていったら、ドアのロックが壊れていたそうです。
部品代(4000円)だけで交換してもらいましたが…… これで修理の請求書は4枚になってしまいました。
おまけに、修理の間に年こしちゃってる……

ちなみに、保険屋さんに確認したところ、2003年2月10日現在、 まだ道路公団への支払いは済んでいないそうです。
保険屋さんは「相手が道路公団だから」と言っていましたが…… 困ったものです。


さて、ビートが戻ってきたことで、事故の件はとりあえず一段落です。 そこで、事故発生からこれまでの経過をまとめてみるとします。

10月27日(日)
事故発生
道路公団へ連絡
  • 路肩の非常電話のふたを開くとすぐに繋る。
  • 事情を説明すると、警察とJAF へ連絡してくれました。
    最初携帯電話で警察への通報しようとしたんですが……… 呼び出し音が鳴っても出ませんでした。
  • 発煙筒による表示を指示されました。
保険会社へ連絡
携帯で事故の発生を連絡。
レッカーを用意するサービスがあるそうで、 落ち着いた場所をあとで連絡するってことにする。
道路公団到着
各種確認作業:周辺確認、車両状態確認、交通整理
ゼブラ板の破損が見つかったので、 「道路損傷等確認書」に記入しました。
注 「ゼブラ板」ってのは、カーブなんか「こっちに曲がりますよー」 っていう「くの字」の看板。
JAF到着:社団法人日本自動車連盟麻布基地
車両状況を確認して、レッカー移動の準備を開始。
警察到着:警視庁高速道路交通警察隊第3中隊第1小隊
車両状態を確認後、警察車両にて事情聴取
調書は警察の方が記入していたので内容は分かりませんが、 代わりに「事故発生日時・場所」を記入した 交通事故当事者の方へ」を渡されました。
JAFのレッカーで移動:都心環状芝公園へ「入庫」
事故車の溜まり場らしく、到着時すでに1台いました。
サービス料14,300円支払い時、現場入会6,000円:計20,300円
保険会社調達のレッカーで移動
いつも行ってるホンダのお店への移動を依頼。
料金は保険会社経由で支払うことになってるんですが、 高速代は別途前払いということで、1,500円払いました。
ホンダのお店にて状態確認
修理費見積もり:ざっとみて50万ぐらい?とのこと
10月30日(水)
保険会社から連絡
「交通費請求用書類」が送られてきました。
なんかのときに交通費を出してくれる保険のサービス。
車を自分で取りにいくときは、その費用も出してくれるってことで、 費用の請求は修理が終わるまで保留としました。
10月31日(木)
ホンダのお店から連絡
修理費見積もり:まだはっきりしないが……… 77万円ぐらい?もっと掛かるかもしれないとのこと。
細かい修理内容は、分解しないと分からないらしい。
分解作業は費用が掛かるので、どうする?って確認だった。
「80〜90万ぐらいは払うから、何とか直してねー」 ってお願いしました。

さじ投げられるんじゃないかとドキドキしちゃいました。

11月1日(金)
道路公団から連絡
修理費を保険会社に請求しますか?という確認
幾らぐらい掛かるか聞いてみたところ、 ゼブラ板の修理と作業中の交通整理が必要で、 よく分からないらしい。
保険を使うことにしたところ、 保険会社に前もって連絡しておくように指示される。
保険会社へ連絡
道路公団からの連絡の内容を伝えて、 保険による支払いをお願いしました。
どうも保険の支払いを依頼するまでは、 事故扱いじゃなかったらしい。 道路公団からの請求が幾らになるのか、 聞いてから保険会社にお願いすればよかったかなぁ。
11月2日(土)
ホンダのお店へボンネット、ホイール引渡し
お店の人が取りに来てくれた。
ボンネットを積み込むっていうのに、LIFEで来ました。 車内にボンネットを収めるのに随分苦労しちゃって……… ちょっと心配。
11月11日(月)
保険会社から通知
保険会社へ支払い依頼を確認するための書類が送られてきた。
さすがに電話での対応だけではダメなようで、 ちゃんとはんこを押した書類の送付を求められました。
11月12日(火)
保険支払い依頼書類作成
11月15日(金)
保険支払い以来書類送付
11月16日(土)
保険会社から作業料金請求
レッカー移動の保険対象外の料金については、 別途請求されました。
レッカー移動料金33,600円のうち、 保険のサービス25,000円以上は対象外でした。
11月18日(月)
保険会社で作業料金振込み
レッカー移動サービス適用対象外料金:8,600円
ホンダのお店へ問い合わせ
なかなか連絡がこないので、聞いてみました。
  • ビートの状態:現在日ノ出の工場で修理中。
  • 修理の方針:次のような手順になるらしい。
    外装修理→フレーム調整→足回り修理
    足回りが先で、外装が最後かなーと思ったのですが、 そうじゃなかったみたい。
  • 納期関係:まだ目処が立たないらしい。
11月30日(土)
ホンダのお店から連絡
  • ホイール、タイヤ関係
    破損がひどく、そのままだと修理しづらいんで、 どうするか相談したいらしい。
  • ビートの状態:なんかバラバラらしい………
  • 納期関係:目処が立たないらしい………
12月1日(日)
ホンダのお店にて打ち合わせ
  • ホイール、タイヤ関係
    ノーマルホイールの1本に変形があり交換。
    タイヤは4本 BRIGESTONE の G3 に交換。
    事故とは関係ないノーマルのホイールも、1本歪んでいたらしい。
  • 納期関係:12月8日週に板金工場から戻る予定
    その後足回りのアライメントを調整して、12月16日週頭ごろ納品予定。
12月8日(日)
ホンダのお店から連絡
ビートが板金工場から届いた!
  • 納期関係:14日(土)予定
    これからアライメント調節して引渡しとのこと。
  • 修理費用関係:板金修理86万円
    修理代金総額はまだ未定。値引きしてくれるって言ってたけど………
12月13日(金)
ホンダのお店から連絡
  • ホイール、タイヤ関係
    ノーマルホイールにもう1本変形ありで交換。
    ただし、修理費はホイール交換込みで86万(?)
  • 納期関係:15日(日)に変更
    修理個所が追加になった関係。
    ホイールは土曜日入荷予定。 ホイール到着後、交換、アライメント調整(土曜日中)

12月15日(日)
ホンダのお店でビート受け取り
  • 支払い:86万円!
  • 破損ホイールを1つ、記念に持ち帰る。
  • 板金工場に確認依頼
    保管を依頼していたカーボンボンネットが、 板金工場から届いていなかった………
  • テスト走行:奥多摩の周遊道入り口まで走らせる。 おおむね問題なし。
2003年1月5日(日)
ビート再入院
運転中、どうも運転席側のドアがカタカタいうんで修理を依頼。
ついでに、ボンネットの確認を再度依頼する。
1月11日(日)
ホンダのお店でビート受け取り
ドアをロックするパーツが壊れていたらしい。
直したばかりと言うことで、工賃サービスで部品代だけ支払う(4000円)。


事故の程度によりますが、こんなに手間が掛かったりします。
ぜひ、次のことを心がけてください。

「交通安全」

スピードの出しすぎと、車間距離にもご注意を。


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