ロンドンの銀座と私が勝手に呼んでいるオックスフォード・ストリートのセルフリッジというデパートの裏手をちょいと行った所ぐらいに在る元貴族の邸宅にある美術館、と言うか博物館。外観は瀟洒な煉瓦造り。ハートフォード侯爵が始めた芸術品の蒐集を子孫が代々引き継いでいき、1897年、サー・リチャード・ウォレスの遺言により政府に寄贈されたのでこの名が有る。1900年に公開が始まり、2000年は公開100周年記念ということで、増改築工事中だった。地下に新たな展示室を作ったりするらしい。それはともかく、ここは絵画のみならず家具等の美術品も豊富。入場は無料だが、£3の寄付を受け付けている。英国にはよくある話で、寄付に額を指定するとは傲慢な話。
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| Hals The Laughing Cavalier |
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| Fragonard The Swing |
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他にも色々レンブラントやゲインズバラの絵とか、諸々のロココ調の美術品が沢山あります。インクスタンドとか時計とか、ほんまに貴族のコレクションって感じ。でも行ってみると優雅な気になる。
場所 Hertford House, Manchester Square, London W1M 6BN
Bond Street
電話 020 7935 0687
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