この博物館は、ウィンブルドン大会のみならず、テニスの歴史そのものを扱っている。カントリー・ハウスで催されたパーティーの余興として始められたというテニスの発祥から始まり、ラケットやボールがどうやって改良されてきたかということまでを振り返る。んでやっと最後の方に来てウィンブルドン大会の歴史と出会える。ここでは、ナブラチロア等のウェア、ベッカー等のラケット、エドベリ(エドバーグと同一人物)等の靴、更にはトロフィー等々が大量に展示されているので、マニアなら垂涎。近年の名勝負もビデオで放映されてるぞい。
しかもそれだけじゃなくて、この博物館の目玉は、何とセンターコートに行けるのだ。但しガラス越しにだが、確かに通路を行くとあのセンターコートの観客席の隅っこに繋がっていて、誰も居ないセンターコートを眺めることが出来る。そのため、逆にチャンピオンシップ開催中はその券を持っている人しか博物館にも入れなくなってしまうのだが。
ここのお土産品は結構センスの良い品々が揃ってる。種類も豊富で、ウィンブルドン・グッズでテニスセット一式を揃えてしまうことも可能。但し、それで下手だと格好悪いかも知れない。
場所 The All England Lawn Tennis Club, Church Road, Wimbledon SW19 Southfields
値段 £5.00(£4.00)
電話 020 8946 6131