で実際の221番地には無いのだが、一応221に在るという設定(博物館はそう主張している)なのがこの博物館。地下鉄のベーカー・ストリート駅を出ると、ホームズ風のコスプレをした兄ちゃんが名刺風のビラを蒔いているのに遭遇することもある。博物館の玄関には、当時の警官やハドソン夫人の格好をした人が立っているので分かり易い。ここで早速記念撮影をする人々も居る。
中に入ると、1階(英国式に言うとグランドフロアー)はハドソン夫人が持てなすという設定のヴィクトリアン料理のレストラン。2階(英国式に言うなれば1階)には、ホームズの書斎が再現してある。踊る人形が書いてあったり、小さなナポレオンの胸像が並んでたりと、ホームズ各話の中で出てきた小道具がさり気なく並んでいたりするので、注意深く見ると面白い。化学実験の器具やヴァイオリンもちゃんと揃っている。或る女性の写真も飾ってあったが、エレーナ(アイリーン)・アドラーのつもりだろうか。
暖炉の近くの椅子には座れるようになっており、更にパイプと帽子も記念撮影用じゃおらぁと言わんばかりに置いてある。当然人々はそれに抗することなくパチリパチリと写真を撮る訳である。
更にワトソンの部屋も再現してあり、ベッドやタンスも置いてある。壁面のコルクボードには訪れた人が記念に名刺を張り付けており、素直な私も1枚貼っ付けてきた。またホームズ宛に来た世界中からの手紙も展示されている。日本からも何通か来ているな、とパラパラと何気なく見ていると、いきなり知り合いの知り合いからの手紙が来ていてびびった。世界は狭い。
その上の階はギフト・ショップ。ホームズ風の帽子やパイプ、高いけどマント等も売っている。故ジェレミー・ブレッド主演のTVシリーズのビデオや絵葉書も勢揃いだ。全般的に品揃えは豊富だし、質もなかなか良いと思う。因みに、地下にも売店があり、こっちは博物館に入らなくても直接お店に行けるようになっているので、買い忘れた土産があればこっちへ行けばいい。また道路を挟んだ向かい側には、独自のホームズ関連ギフトショップが在るので、そちらにも行ってみると微妙に品揃えが違ったりする。
当たり前だけど、ホームズの知識が或る程度無いと、あんまり面白くない。微妙な小道具で北叟笑みたい人は、予習をしておきましょう。
場所 221b Baker Street, London NW1 6XE (最寄駅)Baker Street
値段 £5
電話 020 7935 8866
おまけ
![]() |
場所は全然違うけど、「シャーロック・ホームズ」という名前のパブがある。『バスカビル家の犬』に登場する宿のモデルにもなったらしい。2階にホームズの書斎を再現した部屋とレストランが在り、1階のパブの壁にも「4つの署名」等が飾ってあったりするので、ファンの方は見てみるといいかも知れない。
場所 10-11 Nothumberland Avenue, London WC2 |