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フレディ・マーキュリーの最後の家


1 Logan Place, London W8

クイーンのリード・ヴォーカル(中国語では「主唱」)フレディ・マーキュリーは、エイズのため1991年に世界中から惜しまれつつ世を去ったが、その人気は未だ衰えていないように思う。こないだもテレビの素人物真似番組を見ていたら、フレディ・マーキュリーの物真似をした人が優勝していた。その番組は、出場者の普段の姿にも焦点を当てていて、普段の真面目ぶりとステージのフレディぶりのギャップを楽しんだりも出来るようになっている。話が逸れたが、その番組は視聴者からの投票等で優勝者を決めるようになっているので、当然元々知ってる人が多い有名人の物真似をする方が有利になるのである(=知らない人の物真似されても分からない)。又、最近では昨年何者かに自宅前で射殺されたジル・ダンドー殺害事件の有力な被疑者が熱狂的なクイーンのファンであり、自分の名字をバルサラ(フレディの本名:フレデリック・バルサラ)に変えてしまったことが判明している(当人は親戚と主張、あほか)。そう言えば、パッパラー河合こと「女王様」はどうした?

まあさてそれはさておき、フレディ・マーキュリーの家である。彼は80年代半ばから91年に世を去るまでこの家に住んでいた。その家の壁はファンの落書きで一杯、の筈だったが、私が行った時には壁の落書きは消されていた。でも家の前の歩道にはファンのメッセージが書かれていた。死んで10年近く経っているので、この家の持ち主は誰か他の人の所有になってるだろうから、迷惑な話ではある。

因みに、フレディは死ぬ前に、「死んだらファラオみたいに自分の宝物と一緒に埋めてくれ。そして出来ればケンジントンにピラミッドを建てたい」などとぬかしていたようである。


家の前の歩道に書かれたファンの落書き。アビー・ロードと違うのは、日本語が無かった点。



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