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昼間でも閉まっている地下鉄の駅 |
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Oxford Street |
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しかしながら、英国は(米国ほどでないにしても)多民族社会である。旧植民地から移民や出稼ぎ等がわんさか来ており、当然その中にはキリスト教徒でない人々も多い。クリスマスで僅かに開いてる店は大体インド人等のお店だ。やはりクリスマスは耶蘇教のお祭りということか。
トラファルガー広場には、オスロ市からの寄贈されたというクリスマス・ツリーが立ち、電灯で飾られるが、ニューヨークのロックフェラー・センターのツリーに比べると(本物を見たことはないが)こちらの方が随分と見劣りする(がために無名)。木の下では、毎夜チャリティーの聖歌隊が歌を歌っている姿が目撃されている(画像)。
さて、日本のクリスマス騒ぎとの大きな違いを一つ考えてみたい。日本ではクリスマス当日、つまり12月25日は全く省みられることのない唯の平凡な一日であり、クリスマス・イヴ(12/24)こそが重要視されているように思う。がキリスト教の国では、クリスマス本番こそが矢張り大切。この日は午後3時から女王陛下のメッセージがテレビ中継される。これは形式的なものではなく、あくまで他の演説と比べるならば、そこそこ本音ベースの話をしているように思った。とは言っても当たり障りのない内容で、今年は何処に訪問してこんなことがあったということを回想しつつ、来年も良いお年を、ハッピークリスマスみたいな感じで締めて終わりだった。今年はそんなだったが、かつてチャールズとダイアナが離婚したような年には「ひどい年だった」と振り返ったりもしたようだ。
更に言えば、英国人にしてみれば、クリスマスカードが年賀状みたいなものだし、クリスマスが年の瀬、大晦日みたいな感覚なのである。女王陛下も先のクリスマス・メッセージの中で、「クリスマスは一年を振り返り、新しい年の決意を示す日でもあります」とか言っていた。