英国情報-生活全般関係

パブ その2


私がよく行ったパブ「ジョージ4世 George IV」
以前にパブについて多少書いたが、どうも物足りないのでパブについて再度述べたいと思う。

さて、パブは酒、就中ビールを飲むところなのは勿論だが、どうもそれだけではなさそうだ。というのはパブには色々な催しがある場合が多い。例えば、パブにはスヌーカーやビリヤードの台が置いてあったり、ダーツが置いてあったりする場合が結構ある。で客はビールを飲み飲み、キューを衝いたりダーツを放ったりしている訳である。勝負が盛り上がったりしていると他の客も見入ったりしている。

またパブではサッカー中継をよくやっている。誠に以て英国民はサッカー好きである。テレビを置いてあるだけのパブもあるが、よく見掛けるのは天井からスクリーンが降りてきて、そこに映写するという仕掛けである。何もそこまでせんでも…とはサッカーに全く興味を持っていない私個人の感想だが、英国人はそれを見てビールを飲み何のかんのと騒いでいるのだ。パブの前には、例えば「本日のマンチェスター・ユナイテッド対チェルシーの試合を中継します」というようなことが看板に掲げられており、明らかにそれを集客の手段としているので、力も入ろうというものだろう。

又、パブの催しと言えば「クイズ」である。「トリヴィアル」とも呼ばれる。これは酒の肴にクイズを出して楽しむという、それだけのことである。それだけのこととは言え、各パブの強者を集めた大会も開かれておるやに聞いており、更にパブでクイズを行う為に何冊も本が出版されており、しかもそれを書いているのはビール会社なのである。これも例えば毎週火曜は「クイズ・ナイト」等という看板が表にぶら下がっている。逆にこれを知らずに、ふらりとパブに行って、うぃーとか言って飲んでいると、いきなりペーパークイズの紙が配られて驚くという事態に遭遇する。

英国のお隣の有名なビールと言えばギネスだが、ビールよりも「ギネス・ブック」としての方が知名度が高いかも知れない。これとて、元々はパブでの話の種になるような本は無いかと考えて作られたというから、クイズの本も似たような生い立ちなわけである。

兎に角、英国に来たら是非パブに行ってみることを強烈に勧めるものです。

尚、最近の報道によれば、パブの深夜営業が認められる方向にあるらしい。というのは、現在は一斉に11時に閉まるので、酔っ払いが一斉に街に溢れ出るという状況になっていて、それはそれで危険なので、閉店時間に幅を持たせようとするのが狙いのようだ。一方では、飲酒関係の犯罪の罰則を強化するという飴と鞭。因みに、英国では18歳から飲酒が許可されています。


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