英国情報-生活全般関係

大学教授


実を言うと、学校生活関連は「生活全般関係」とは独立させようかと思っていたけど、よく考えたら真面目に学校に行ってる部類の人間でもないため、すぐにネタが尽きるような予感がしたので、今のところ同じ分類にしてあります。多分、独立することはないでしょう。

さてさて、英国の大学には「教授」と呼ばれる人は極端に少ない。日本では殆どが教授で、あとは少数の助教授や講師がいるという構成だと思うが、英国では寧ろその逆になっている。英国の大学での序列は下から、Lecturer、Senior Lecturer、そして Professorである。このうちプロフェッサーと呼ばれる人は学部に数人しかおらず、シニア・レクチャラーという人もあまり見掛けない。要は殆どはレクチャラーなのである。私の指導教官もレクチャラーであるので、例えばうっかり「昨日は教授と会った」などとは言えないのである。しかし「昨日は講師と会った」と言っても、何だか変な感じで、日本で言う「講師」とはイメージが違う。ここらへんは日本語での呼び方に困ることになる。この場合、本学は国立大学なので「教官」という呼称がしっくり来るように思う。

で当人に対してはどう呼び掛けるかというと、「ドクター某」である。しかしながら、これは当然博士号を持っている人にしか使えないので、それ以外の人はミスター(又はミセス・ミス)である。つまり博士号を持っているかどうかがかなり重要になってくる。比率で言えば、ミスターは少数派なので、肩身の狭い思いをしているのかも知れない。博士号を持っている人は日常生活でも、ドクターと呼ばれている(つまりミスターとは呼ばれない)。

尚、教授ともなれば博士号に関係なく皆プロフェッサー某と呼ばれているのが又ややこしいところである。ちなみに、英国では教授が少ないという例としては、あのケインズもケンブリッジで教えていたが教授ではなかったということがよく挙げられる。んで更に貴族にでもなってしまえば、教授だろうが何だろうが「ロード某」にお成り遊ばす。

博士号に関連してだが、東京大学法学部の教授陣には法学博士は殆ど居ない(と思う)。と言うのは、法学部の研究者は、学部卒ですぐに助手に採用されて研究生活を始めるため、修士も出てない人が殆ど。それどころか、逆に大学院を経由して助手になると「院回り」とか言う些か侮蔑的な有り難くない呼称を賜ってしまう。院回り初の教授は六本佳平という話を聞いたことがあるけど、実際どうなのかは知らない。

今回は画像なしでした。


英国情報生活全般関係