英国情報-生活全般関係

パブ


英国と言えばパブ。そうパブである。パブと言っても日本で言うランパブ等の類ではない。英国のパブは純粋に酒を飲む場所である。これがまた至る所に有るわけで、私の家の周りだけでも数件存在している。

パブの外観はどれも似ていて、歴史的に価値があるかのような古くさい建物である(古くさいのはパブに限らないが)。例えば私がよく行くパブの画像を掲載してみたが、大体どこもこんな感じである。で、パブに入ると、席に着く前に先ずビールを頼む。パイント(約568.3cc)か半パイントのどちらかの分量と銘柄を注文すると、店員がカウンターに設置されたレバーをぐいっと押してグラスにビールを注いでくれる。これは職人の技。ちなみに、英国には取っ手の付いたジョッキは無くて、大きなコップのようなグラスで飲むことになる。ビールが出てきたらその場でニコニコ現金払いをして、空いてる席に座るか、さもなければその辺で立って飲む。

で食べ物(店によっては大した食べ物が無いこともある)が欲しい場合は、食堂と違って又カウンターへ行って注文をする。その時に自分のテーブル番号も一緒に告げる(番号はテーブルに書いてある)。そうすると料理をテーブルまで持ってきてくれる。写真は日曜のランチの一例(ローストビーフとヨークシャー・プディング)だが、これは寧ろ特別で、普段はつまみにクリスプス(日本で言うポテトチップスみたいなの)を齧ったりする程度。

パブでは、日本の居酒屋のように、「ラストオーダーでーす」とか「御席を詰めて下さい」等と喧しく言われることもなく、落ち着いて飲めるのがいいところだ。ビール1杯で2時間飲んでても全く平気。これで豚の柳川鍋とか鰹の叩きでもメニューに有れば言うことは無いのだが。

とは言ってもパブにも弱点はある。それは午後11時までしか営業できないことだ。これは法律で決まってるらしい。時間が近づくと、パブの中に鐘の音が鳴り響く。これは店員がその辺で鐘をガンガン叩いている場合が多い。これはラストオーダーの意味である。で更に飲んでいると、帰れと言わんばかりに鐘が鳴らされ、椅子を机に乗せて片付け始めるので、すごすごと帰るわけである。英国人はその後はクラブ等に流れるらしい。

因みに、英国人主催の飲み会は、待ち合わせ時間が総じて遅い。大体午後8~9時に集合したりする。そして平気で「2時頃終了予定」とか書いてある。


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