ブルー・プラークとは、一言で言えば「かつてその家に有名人が住んでいたことを示すために家の外壁に埋め込まれている飾り版」ということになりましょうか。文字で説明してもイメージ沸きにくいと思うので、実際に有名人のブルー・プラークの画像を見て下さい(現在準備中)。
ブルー・プラークは誰が付けるのかと言いますと、これはもう様々です。基本的に公式のプラークは、以前はロンドン市議会(GLC)が設置していましたが、解体されてしまったので(関連記事)、現在は「イングリッシュ・ヘリテイジ」という文化遺産保全団体みたいなところが設置しています。又、ロンドン市内の各区が独自に設置したりもするし(この場合、青ではなくて茶色とか緑色になる)、個人が勝手に設置したりもしています。プラークには誰が設置したかも書いてあります(個人の場合は無記名)。
プラークにはどんな人々が居るかというとそれも様々で、日本人にも馴染みの人から、誰やねんという人まで多士済々です。このサイトでは、日本でも馴染みが有るであろうと私が勝手に推察した人々のプラークを紹介していく予定です。尚、今のところ日本人のプラークは有りませんが、出来るとしたら夏目漱石ぐらいでしょう。設置されるという噂をロンドン在住の方から聞いたことがあります。
さて、何処に誰のプラークが有るのはどうやって分かるのか?と問われれば、実はガイドブックが出ています。私もそれを手にロンドン市内をえんやこらと廻りました。ウォーターストーンズ等の英国の普通の本屋で売ってます。
それじゃ、ブルー・プラークでも見てみますか?