今回の年末年始は上海に残留してます。というわけで、大晦日は上海一のおしゃれスポット(死語?)の新天地でカウントダウンイベントを見物。これは上海市政府や新天地のある廬湾区政府等の主催によるもので、れっきとした市の公的なイベント。区の党幹部や区政府の幹部も一番良い席で見物してた。
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周筆暢とタップダンス |
熱唱する王力宏 |
イベントの主体は2時間ほどのライブで、男性人気スターの王力宏や「超級女声」で準優勝した周筆暢が歌いまくる。周筆暢は特におっかけ連中の声援が激しく人気の程が伺えた。映画「座頭市」に出てた日本のタップダンスのグループも周と競演。
王力宏も周筆暢も「新年快楽!」とか「身体健康!万事如意!」を連発。年も明けないうちから「新年快楽!」ってのも有りなんですね、ってのと、こういう若者スターもこういう成語を発するんですね、という2点に感心。
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幹部連中 |
で最後に、政府幹部の連中もステージに上がってカウントダウン!って、それが一番盛り上がらなかった気がするが。その後は30分ぐらい花火が上がりまくり。
それにしても、新天地と雖も周囲は住宅用のマンションに囲まれている。そんなところで、ガンガンの大音量でライブをやれてしまうところが中国らしいのだが、まー、お上のイベントに文句を言うことなど出来ない国なのだから仕方ない。終了後も車で大混雑の道路を政府幹部が乗った車が特大音量のクラクションを鳴らして去っていった。そんなことしてるうちはこの国の発展もまだまだ…という思いで新年を迎えました、とさ。