サッカー発祥の国は、英国だと思っている人が多いと思いますが、実は違います。何を隠そう、中国なのです。山東省なのです。博物館まで出来てます。しかもFIFA公認です。これはもう、モーゼの墓が日本に在る以上に有り得ません。
どうやら、中国で行われていた「蹴鞠(cuju)」がサッカーの起源と認められたらしい。そして、その「蹴鞠」の起源が、2300年前の春秋戦国時代にあった斉の国の首都・臨シ(現在の山東省シ博(Zibo)市臨シ区)にあった、という理屈のようだが、もの凄い強引な理屈付けだ。そもそも、なんで蹴鞠がサッカーの起源(true origin)なのか、その理由がよく分からないし、結局のところ、FIFAと中国の間に、裏で何か取引があったのでは、としか思えない。(臨シ区での記念杯・証書授与の様子はこちら)
そう言えば、剣道は日本ではなくうちが発祥だという世迷い事をぬかしている国が北東アジア方面に在るような気がするが、サッカー発祥の国と一般に言われている英国はこんな事態になってどうするのだろうか?相手にしなければいいだけかも知れないが。
そうこうしているうちに、人民日報も「サッカーは(四大発明に続く)中国の五番目の大発明」などと書く始末。
※臨シ等の「シ」は、