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定年から6年、近況報告

20065月のある日 秋山聖五郎

サラリーマン生活37年、01年3月末に無事会社勤めを卒業し、現在は佐賀県鳥栖市のマンション住まいを楽しんでいます。あっという間に2006年となり、こちらでの生活に纏わる近況を報告させて頂きます。

経済面は

経済的な基盤は典型的な年金族です。妻と二人の生活ですから簡素に楽しく、余分な物を持たずに身軽な生活をモットーとしています。
仕事について

 仕事は何もしないつもりでしたが、週1回、久留米の調剤薬局からお手伝いを頼まれ、お年寄りの患者さんへ丁寧に愛ある親切を示しながら、楽しく服薬指導をしています。薬剤師の免許証を初めて使っています。
昨年1月からマンション36世帯の理事長の当番が回ってきてかなり大変なお世話係りです。地震被害の施工主への対応、今話題の耐震強度偽装問題への取り組みなど色々と出てきます。住民の意見をどう集約していくかに気を配っています。
健康について

 私の健康状態は、製薬会社に勤めていたせいか、薬が私から離れてくれません。今でも春のシーズンは花粉症、早期胃がんのハイリスク群である萎縮性胃炎・慢性胃炎の活動型・ピロリ菌陽性と年2回の胃内視鏡検査が欠かせず、薬のお世話になっています。これも一病息災と思い感謝しています。
 英国の歴史家アーノルド・トインビーが述べているように「人間は誕生の瞬間から、いつ死ぬかもしれないという可能性に絶えずつきまとわれている。しかもこの可能性は、必ず厳然たる事実となる」。お互いに健康で良い状態を保ち続けましょう。ここら辺の話題になるといつも馬場亮二さんの健康理論が登場します。難しいけれども大変参考になっています。秀徳龍彦さんのカルシュウム理論も拝聴に値します。
人間関係は

 九州に戻って、小学校、高校、大学と学生時代の懐かしい同窓会を時々楽しんでいます。会社のOB会も九州支部が存在し旧交を温めています。こちらは定年族がどんどん増えて来ています。この年令になればお互いを尊重してストレスのない良いお付き合いを楽しむように心掛けています。
 一番多く顔を合わす妻との日常生活のコミュニケーションがいかに大切か、お互いに思いやりをどう示せるかに努力を払っています。メールによる知人とのお便り交換も大切ですね。時に、遠近に関わらず、知人との交わりも時間が許す限り参加し、楽しませてもらっています。
趣味?

週1回、博多駅前の朝日カルチャーセンターの絵画教室に通っています。権藤満さんが朝日新聞時代(現在はKBC社長)にこのセンターを紹介してくれました。年に一度教室の絵画展覧会が福岡市美術館で開催されます。友達が冷やかしに見に来てくれることにも感謝しています。上達よりも私らしい絵を描くことで自分の新しい面を発掘することに情熱を燃やしています。ヒメダカ育成も生命の神秘を感じられて面白いですね。
 こちらは森山嘉威(在大保町)さんから分けてもらったヒメダカが順調に子沢山に恵まれ、私からも多くの人に差し上げています。ヒメダカの卵から稚魚が誕生する瞬間はじっと見ていて本当に飽きないですね。

 
今村農園(今村瑞穂さんの宮の陣の畑)で、四季折々の野菜育成を手伝い修行中です。野菜の生育にどれほどの愛情が注がれているか。旬の収穫物がいかに美味しいか。我が家の食卓に欠かせない食材を提供して頂き感謝です。
 ゴルフはこちらに戻って執行 宏さん(小郡CCの営業部長?)の強い勧誘で小郡CCのメンバーの一員となる。34回同期メンバー主体にりんどう会を企画し、毎月1回定期的に試合を楽しむことが出来ています。この会の会長は山下信子さん(旧姓は末次さんでバトミントンが本職)が仕切ってくれ有り難いことです。友が帰郷した時には飛び入り参加も大歓迎です。りんどう会についてはそのうち誰かが詳しく報告してくれるのを楽しみにお待ちください。


お陰で毎日がいつも新鮮な気持ちで満足しています。でも、なかなか不完全な人間ですから、実行出来ずに皆さんにご迷惑をお掛けすることが多々あります。その点、何かにつけてご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
 皆さん健康に留意し、よき日々を過ごしましょう。それではまた。
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