日帰り高松☆讃岐うどん遍路   全日空一日乗り放題チケット利用旅

 屋島作戦

壱の巻

☆備え編
 超割のお知らせメールがくるといそいそと沖縄行を計画しているアホですが〜、今回は広告を見て驚愕!な、なんと毎月1日は一万円で全国どこでも乗り放題!コレは予約するべきでショ!とはいえ〜、いつぞやJALの五千円チケットの時に石垣行きなんていう無謀な予約を試みて失敗している為、敗因分析。割引率も倍率も高い沖縄路線は避けて、今まで行ったことがない都市に狙いを定めました。選ぶ時のポイントは
・空港と中心地までが離れていない。直通のリムジンバスが通っている。
・レンタカー利用しなくても観光地巡りができる。
・食王納得の味の旅がデキル。←コレが一番重要(笑)!
 時刻表とネットでも下調べをして、未上陸の四国方面へ絞り込む。最終的に最近話題の讃岐うどんの故郷、高松空港に狙いを定めて、那須与一宜しく、発売日を待ちます。
 そして迎えた発売日!当然電話もネットも繋がりません(笑)。結局夕方になってから電話をして、キャンセル待ちを入れて頂く。もう電話対応も大変だったらしい・・・、ということだけは解りましたわ(笑)。 その後色々ありましたが〜、往路が始発8時15分発、復路が18時30分発のチケットで落ち着きました。 これでリムジンバスの時間を調べると香川滞在時間は実質六時間です。
 で、次に旅の目的ですが(笑)
・讃岐うどん遍路(麺類好きの私は一日5杯だってイケル!)
・瀬戸内海を見たい
・お遍路はできないけど、神社仏閣とか歴史関係のところも見て廻りたい!
 香川といえば、お遍路さん。善通寺、国分寺、金比羅さんと有名どころも多い。ガイドブックや地元の方のおすすめはやはり琴平の金比羅さん。んがー、実質六時間の旅で移動に2時間はツライので、今回は泣く泣く諦め。変わりに八十四番礼所の屋島寺をお参りすることに。
 讃岐うどん遍路はできれば、セルフ、一般、製麺所と3つのスタイルを制覇したいところですが、有名所は満濃トライアングルとか、綾川周辺とか、車を利用しないと回れそうにない場所なんですね。これも駅から徒歩で行ける範囲で、美味しいと評判でそれなりにマニアック(笑)というポイントで二軒チョイスしました。高松市内から出ないことを条件に考えたスケジュールです。
8:15羽田発→9:35高松着→9:50リムジンバス乗車→10:30高松駅着
10:53発琴平行各停→10:57香西駅着(予讃線) 
12:23香西駅発→12:28高松着(予讃線)
12:38発徳島行各停→12:53屋島駅着(高徳線)
13:15発ケーブルカー登山→屋島散策→14:15発ケーブルカー下山→四国村見学・わら家で釜揚げうどん
15:35もしくは15:55ことでん屋島発→15:49もしくは16:09発瓦町着
その後徒歩もしくは市バスを利用して高松築港まで戻る。時間があれば玉藻城入場見学
17:05もしくは17:10発空港行きリムジンバス利用
18:30高松発
 旅行に行くときにここまで分刻みのスケジュールは練ったことがないのですが〜、今回は日帰りということもあり、時は金なりでしっかり計画してみました。
後はこの通りに行動出来たら、良いのですが〜(笑)。屋島作戦、どうでしょう?

 決行!屋島作戦
 
☆出立編
 朝は地元駅の始発に乗るので、早起きです。前日のうちにコートにダウンのライナーを取り付けて、寒さ対策は万全。作戦が途中でポシャった時の情報収集用にミニノートもバッテリー充分にしてリユックに入れて、就寝。寝過ごすこともなく起き出して、支度をするとまだ暗い道を地元駅まで突っ走り、無事始発に乗車。今回は荷物が少ないので、品川から京急乗り換えで行くことにしました。羽田に着くと7時半。スタバでラテを注文して、余裕で出発ロビーへ。一部キャンセルの手続きもあったので、自動チェックインではなく、カウンターで処理。 その後2月分の事前予約手続きなんぞしていたら、かなり時間が無くなってしまい〜(汗)、焦って手荷物検査へ!この時点で最終バス出発予定の10分前ギリギリでした。なのに、なのによー!?ベルトのアホが、ピーピーと鳴ってしまった。結局ボディチエックまでされることになり、もうかなりヤバイ時間に。ゲートへ走っている途中で「佐賀行き・高松行きのお客さま、いらっしゃいますか?」と聞かれ、真剣にヤバイのか?と焦り、係員にチケットを見せて、一緒に走ることに(苦笑)。結局最後の乗客にはならなくてすんだのですが〜、これからの旅に一抹の不安を感じる搭乗であった・・・。 
 この日は生憎曇天だったのですが、厚い雨雲を抜けると、快晴!途中で羽田に向かう飛行機が斜め下方をすれ違っていき、飛行機ってあんなに早く飛んでいるんだ〜♪とちょっぴり感動!この日は掲示板に書込頂いているRuminaさんも北へ向かって搭乗予定で、空のどこかで擦れ違うかも?とメールで確認させて頂いたら、結局同じ時間に同じ高度にいることは不可能だったのです。残念!
 いつかまだ見ぬあの人とも、空のどこかで擦れ違うのかも・・・
 関西方面に飛行機で入るのは初だったので、とにかく早い!あっという間に近畿を通り越して、瀬戸内海が見えてきました。沖縄行きとは違い、喉や肌が乾燥してくる前に着陸態勢だったので、コレは楽かも!高松上空も厚い雲に覆われていて揺れました。雲を下りると地図で見たまんま、溜め池の多い地形が拡がります。そして着陸!初四国上陸〜♪感動に打ち震えるも、窓の外を見て・・・・(爆)。いや、生垣の文字にではなくて(謎)!滑走路や地面が濡れている・・・ということは雨降っている?そして私は折り畳み傘は雨を呼ぶからと、当然置いてきましたとも!うう〜。
 到着は予定時刻より5分程度の遅れ。到着ゲートを抜けると空港のおみやげうどん等を軽くチエックして、トイレも済ませて、券売機でチケットを購入してリムジンバスに乗り込みます。第1便はほぼ定刻通り空港を出発。といっても第2便も途中でほぼ追いついたので、1便に乗れなくても焦らなくて没問題!だったのかも〜。
 さて雨ですが、コレは微妙〜。降っているとも止んでいるとも言えない。高松駅に着く頃には止んでくれることを願うのみ。道路沿いの風景を見ていたら「筒井筒 井筒にかけし まろがたけ」なんていう古典の授業を思い出してしまった。西日本、井筒がつく屋号、多い様な〜??? 

 バスはやがて市街地へ。市内観光名所の栗林公園前で下車される方も多かったです。日帰り観光派としてはこちらもチエックしていたのですが、今回は車窓観光です。県庁前を通過し、「真珠夫人」の菊池 寛像等も車窓観光♪つーてもこの昼ドラ、結局一回も見なかったのです。残念〜!
 高松築港駅前を通過して、高松駅へ到着!やはり曇天で寒ゥ〜!な様子でしたが、幸いなことに雨は止んでいます。キシシシ!私を台風女と呼んだ方々、ご覧遊ばせ!!
 高松駅前の観光案内所で四国村や玉藻城のパンフを頂く。こちらではバス案内なども頂けます。私は高松駅前〜瓦町方面間を通過するバスの時刻表を頂いておきました。駅前の池というか噴水は海水は引き込まれているらしく、子供達が必死で観察してました♪落ちるなよ・・・。
 高松駅へ入ると何やら撮影隊が・・・。初めてのお使い・お父さんと一緒に〜というイベントらしかったです。興味無しなので、とっととJRの切符を香西まで購入。電光掲示板で電車の時刻を確認。狙っていた琴平行各停は通常運行。まだ時間があるので、駅ビルの本屋さんで先週発売されたうどん巡り本をパラパラして、今日行くお店の評価をチエックして、買いませんでした〜(爆)!!だってー、コレ買ったら、載っているお店に行きたくなるじゃない?で、その為には高松までホントにうどんお遍路をすることになりそうなので、我慢!!
 次に一階部分のコンビニ兼おみやげやさんで高松土産をチエック。ここにも色々置いてあって、ガイドブックに載っている銘菓やおうどん類もだいたい揃えられそうです。コンビニのジュースやお菓子類の地域限定モノもさりげなくチエック(笑)。うどんや一軒目に備えて、何も買わずに我慢して、そろそろ良い時間なので改札へ。切符を出すと、日付ハンコを押してくれました。
 高松駅は改札を入るとすぐホームがあるタイプの駅。発車予定のホームへ行くと、電車は止まっているけどドアが開いていない。ありゃりゃ?まだ早すぎたのか?と思い、電車を記念撮影していたら、アホ驚愕!4両編成で入ってきた電車だけど、各停で発車するのは先頭の2両のみ。改札よりの2両は切り離されていたので、そのままドアの前でスタンバっていたら、置いてけぼり・・・(汗)。先頭の2両に乗り込み、隣に停車していた瀬戸大橋線の快速が発車するのを見ていました。アンパンマン列車が見たかったなぁ〜♪
 私が乗った各停も発車。ほとんどが地元のおばぁちゃんとかですが、発車ギリギリで乗り込んできた2人連れ、私と同じ日帰りうどん旅な匂いが漂っている。ムム〜!私と同じ店を目指しているのか(汗)?
 香西は高松市東側郊外で静かな住宅地です。ホームへ下りると車掌さんがスゴイ勢いで走り抜けていき〜、2人連れから切符を回収。無人駅なので、車掌さんが切符の回収も担当しています。大変だ〜(汗)。前側車両に載っていたおばぁちゃんズは窓から乗り出している運転手さんに切符を手渡しして、お話ししていました。和やかムード〜♪ 

スタバの紙袋
クリスマスバージョン
高松駅前に
大きいツリーが!!
これから乗る電車?
奥は快速マリンライナー
良く見たら途中で
切り離し済(汗)


弐の巻へ