沖 縄 好 日
(11)  惣慶好日

 昨日というか今日の夜半に眠ったので、今朝ものんびり起床。これまで毎日朝日の画像を撮っていたが、この日は既に日が高くなっていた。冷蔵庫で冷やしていた市場のアップルパイを簡易蒸し器で温め返すが、これは失敗!何でも蒸せばいいってもんでもないわけよ。さて、今日はもう運天港まで行ける時間ではない。惣慶のガジュマルの木のところまで行くことにしよう。今日も快晴だ。
 黒日傘を出して歩き出すと、ちょうど保育園は子供達が集まってくる時間。そうだ!恵ちゃんに来ていた園児に会える最後のチャンスではないか。私のことを知っている園長先生はご不在なので、他の先生に聞くと、「えッ!?」と、思いっきり疑惑の目で見られている様子。そりゃそうだ。誘拐犯だと疑われても仕方がないわ(泣)デジカメに残っていた画像で「この子なんですけど・・・」とお願いすると、奥の部屋へ探しに行ってくれた。
 「ほら、あの人のこと覚えてるぅ〜?」と先生に聞かれて、園児は頷いてくれた。良かった。これでこの子に「知らない〜」と言われたら防犯ベルが鳴るところでした。帰る前にもう1度会えて良かった。防犯上、先生は園児の手を握りしめておりました。さすが、保育園の先生!これならお母さん達も安心ですね〜。高校からの友人・横暴保母も普段はこうなのカナ〜?
 保育園を出ると農道をまっすぐ松田方面へ向かって歩く。栽培ハウスの中では花が咲いている。そのまま進むと、なんと巨大なバスケットというか、ネット状の四角い籠が畑の中にぽーんと放置されていた。中身はさとうきび?どれも同じような大きさに折れている。誰が置いていったのだろう。どうやって運ぶ予定なんだろう。周囲には誰もいない。今日は土曜日だが道路工事が続行していたので、迂回して畑の中の道を進む。農作業をしている人達が聴いているラジオの音が聞こえてくる。小学校の頃、教科書に載っていた沖縄の民話を思い出す。
   ー 遠くの村まで毛遊びに出かけたので、帰るころは日が昇ってしまい、皆畑で精を出している。
     恥ずかしいから白い手ぬぐいで顔を隠して歩く ー
                                      ・・・私は黒い日傘で顔を隠して歩く。

 ビーママが惣慶までビンゴと散歩すると往復40分位と言っていた。迂回したり、立ち止まってハイビスカスの花を撮ったりしているけれど、もう40分近く歩いている。もしかして字惣慶を通り越して、字宜野座か字松田に入り込んでいるのか・・・?途中でもうそろそろ上へ向かって歩き始めた方が良いか悩んで止めていたのだが、道を誤ったか?そもそもこの道は先日天秤座さんの車で走った漢那松田線なのか?むむむ〜。まあいいさ、なんくるなる、なんくるなる。
 スプリンクラーが廻っている畑があった。涼しげだ。そのまま進むと手を洗っている農作業中の人がいた。よっしゃ!どうやら私は字惣慶にいるらしい。どこまで行くの?と聞かれたので「惣慶の仲間商店まで。(ホントは横のガジュマルの木まで)」と答えると、そのお父さんは「歩くの!?だいぶ、あるよォ〜。歩けないよォ!ちょっと待って!送っていくから。」と軽トラに載せてくれた。ついに宜野座村で軽トラ・デビュー!!
 助手席に載せて頂くと、驚く程アッというまに着いてしまった。アレレ?私は大夫先まで通り過ごしてしまったのだと思っていたが、車で送ってもらうには本当に申し訳ない位の近さだった。歩ける距離じゃないよぉーというのはお父さんの心遣いだったようだ。なぜか?鶴岡八幡宮のお札を付けていた軽トラのお父さん、ありがとうございました。
アップルパイ蒸返し失敗
緑を添えて、見目は?
アロエなのかな?どこか
の惑星の風景のよう・・・
畑の中に赤い
ハイビスカスの花が
↑は私の目線で撮影
←は腕を伸ばしてみた