朗読絵本 ふしぎの国のアリス | ||||
第1章 うさぎの巣穴に落っこちて
unit 7 "What a strange feeling!"
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"What a strange feeling!" 「なんてまぁ奇妙な気分!」
said Alice. とアリス。
"I must be shrinking." 「わたし、きっと縮んでいるんだ。」
And so she was. その通り、そうなりました。
She was now only ten inches high. 今では、たったの10インチ(25cm)の高さ。
Her face brightened up ニコニコ顔です、
because now だって、今では
she was the right size ちょうどいい大きさになり、
for going through the little door 例の小さなドアをくぐり抜けて、
into that lovely garden. あのすばらしい庭に入っていけるのですから。
First, まずは、
she waited for a few minutes しばらく待って
to see if she was going to shrink any more. 様子を見ることに、ひょっとしたらもっともっと縮むかも。
She felt a little nervous about it. 少し心配なのです。
She thought, 考えていたのは、
that she might not live through this. 生きていけないほど小さくなるんじゃないかということでした。
After a while, しばらくたっても、
nothing more happened, もうなにも起こりません、
so she decided to go into the garden at once. そこで、思い切って、例の庭に入って行くことにしたのです、すぐに。
But ところが、
when Alice got to the door, ドアのところにたどり着いて、
she realized that she had forgotten the little golden key. はっと気が付きました、忘れてきてしまったのです、あの小さな金色の鍵を。
And when she went back to the table for it, そこで引き返し、さっきのテーブルのところへ、鍵を取りに行くと、
she couldn't reach it. とてもじゃないけど届かないのです。
She could see it on the table through the glass. 見えはするのです、テーブルの上にあるのが、ガラス越しに。
She tried her best to climb up one of the legs, なんとかかんとか力の限り、テーブルの足をよじ登って行こうとしました、
but it was ところがそこは
too slippery. ツルツルすべるのです。
When she became exhausted from trying, しまいにとうとう疲れ果て、
poor little Alice 哀れちっちゃなアリスは
sat down and cried. 座り込んで泣き出してしまいました。
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