朗読絵本 ふしぎの国のアリス


第1章 うさぎの巣穴に落っこちて
unit 6 But Alice was not going to drink it right away.





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  1. 第1章 unit 6 But Alice was not going to drink it right away.

 
 
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But
でも
Alice was not going to drink it right away.
アリスは飲もうとはしません、すぐは。
"No,
「ダメ、
I'll look first, "
見なくっちゃね、まずは」
she said,
と言いました、
"and see
「見極めなくっちゃね、
whether it's marked 'poison' or not. "
<毒>なんて印がないかどうかを。」


For Alice
と言うのも、アリスは
recalls nasty stories about children
不気味な童話を思い出したからです
getting sick,
病気になったり、
burned,
やけどを負ったり、
eaten up by wild beasts
獣に喰われたり、
and other terrible things
そんな怖い目にあうのです
just because they didn't practice common sense
そうなったのもみんな、子どもらが決まりごとを聞き入れようとしなかったからで、
their friends had taught them.
友だちが教えてくれていたのに。


Such as,
たとえば、
that a red-hot poker will burn you
真っ赤に焼けた火かき棒でやけどするよ、
if you hold it too long,
もし持ちつづけていると、
and that,
とか、
if you cut your finger VERY deeply with a knife,
もし指を切って、ナイフでのすごく深かいものだったら、
it usually bleeds.
血が出るもんだよとか。
She had never forgotten that,
ちっとも忘れていなっかたんです、
if you drink from a bottle marked "poison,"
もし、飲んだビンに書かれているのが「毒」だったら、
it is almost certain to cause you harm
それはもうはっきりしていて、体に障るのは、
sooner or later.
おそかれはやかれ時間の問題だということを。


However,
それにしても、
this bottle was NOT marked "poison."
このビンには書かれてはいませんでした、「毒」だとは。
So
だから、
Alice took a chance
アリスは思い切って
and tasted it.
味見をしてみたのです、
It was very nice.
とてもいい味でした。
It had, in fact,
それは、本当に、
a sort of mixed flavor of cherry-tart,
なんというか混ざり合った風味で、さくらんぼパイ、
custard,
カスタード、
pine-apple,
パイナップル、
roast turkey,
七面鳥の丸焼き、
toffee,
ナッツキャンディー、
and hot buttered toast.
それに焼きたてのバタートーストと言ったところ。
She soon finished it off.
あっという間に飲み干してしまいました。