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さくら通信

役にたつ情報、耳寄りな情報などを毎月お届けします

NO.4
おいしいパンの保存と温め方
食パン
パンを冷凍するときは、袋を二重にしてください
少量ずつ召し上がる場合は、一枚ずつラップでつつんで保存袋かポリ袋へ
一度冷凍したものを再び冷凍すると味が落ちるので、召し上がる量だけ解凍できるようにしておくとよいと思います
一枚ずつはがし凍ったままオーブントースターでこんがり焼いてください
食パンは解凍の手間がかかりません

ヘルシーパン
ライ麦や全粒粉を使ったハードなタイプのパンは堅くなりやすいので、堅くなったら厚さ4mm〜1cmくらいに切り、全体に霧を吹いてから(隅の方は多めに)オーブントースターで焼いて召し上がってください
ヘルシーパンは大きいままで冷凍しないで厚さ4mm〜1cmくらいに切り、小分けにして冷凍してください
室温において自然解凍して召し上がってください

どのタイプのパンも2〜3日で食べきれるなら、室温での保存で大丈夫ですが
それ以上おくようなら早いうちに冷凍するほうがおいしさを保てます
他のにおいが移らないように、できるだけファスナーつきの保存袋を使うことをおすすめします




NO.3
ゴマ健康術


なぜいいの?どう効くの?

ゴマは「小さな総合栄養食」

「さくらさくら」のパンにはゴマがたくさん使われています
ゴマが健康に良いことは、誰もが知っていますが、いったいどの成分にどんな効果があるのでしょうか
ゴマはビタミン、ミネラル、食物繊維などさまざまな栄養成分を豊富に含む食品で す
ゴマの主成分は油脂ですが、含まれている脂肪酸の8割以上がリノール酸とオレイン酸です
この二つの脂肪酸は「不飽和脂肪酸」といって、生活習慣病の原因となる悪玉コレステロールの発生を抑制する働きがあり、動物性の脂肪と異なり血液をさらさらにする効果があります
また、約20%を占める植物性たんぱく質は、肝機能を高めるメチオニン、肌や髪の毛を健康に保つトリプトファンなど人体に必要なアミノ酸の宝庫です
また、骨粗しょう症を防ぐカルシュームは同量の牛乳の11倍、貧血を防ぐ鉄分もほうれん草の約5倍含まれています このようにゴマは「小さな総合栄養食」なのです


ゴマリグナン

ゴマにしか含まれないゴマリグナンという成分があります
これは、酸化を抑える働きがあります
ゴマ油は酸化しにくいため、てんぷら油として何度も繰り返し使うことができるといわれています
このゴマリグナンの働きが体内の悪玉コレステロールの発生を抑えることができるというわけです




NO.2
全粒粉ってどんな粉?


ふつうの小麦粉は白色ですが、全粒粉は薄茶色です
全粒粉は小麦をまるごと粉にしたもので別名グラハム粉とも呼ばれます
全粒粉をパン生地に多く配合することによって、繊維質やミネラルに富んだ 味わいのものになりますが、食感の面では小麦の表皮などのかたい部分が生地のグルテン組織を断ち切ってしまうため、弾力性が弱くなってふくらみにくく、 目の詰まったかたく重いパンになりがちです

全粒粉の約8割を胚乳が占め、主成分はたんぱく質とデンプン質、胚乳は白く この部分だけを粉にしたものが、いわゆる白い小麦粉です
外皮(ふすま)は、茶色のかたい物質で、繊維質、たんぱく質、ミネラル(カリウム、カルシューム、リン、マグネシューム)などが、主成分です

パンに使う粉には、他に強力粉(たんぱく質を多く含みグルテンが強くパンに適している)、薄力粉(グルテンが弱くパンには適していない)、ライ麦粉(ライ麦をひいた粉で独特の風味と香りに特徴があります。小麦粉と違って水を加えただけではグルテンを作りません)、小麦胚芽(小麦を製粉するときに取り除かれる胚芽をひいて粉末にしたもの)、コーンミール(とうもろこしの粉)、上新粉(うるち米をひいて粉にしたもの)などがあります




NO.1
古代米入りパン


玄米のひとつで、体に良いといわれている古代米をパンに使ってみました
古代米は「神様の赤米」「皇帝の黒米」として昔から大切にあつかわれてきたお米です
私達日本人は、精白米を主食としておりますが、精白米は不足する栄養を肉や脂肪・糖分で補わなければなりません
しかし、玄米はわずかな小魚などをとるだけで必要な栄養をバランスよくとることが出来るといわれております
玄米のなかでも古代米はたんぱく質・脂肪・リジンのほかカルシュウムや鉄・亜鉛・マグネシューム・リン・カリウムなどのミネラル成分、ビタミンB1・B2・B12・E・コリン・ナイアシン・イノシトールなどの各種ビタミン類がずばぬけて多くふくまれています
しかも白米の3倍の食物繊維が、体に取り込まれた各種の有害物質を吸着、排泄してくれますから成人病・老化をふせぎ、美しく健康な体がつくられるというわけです

しかし古代米の栽培農家は少なく、とりわけ黒米は「幻の米」といわれるほどです
その珍しいお米黒米が手に入り、パン生地に練りこんでみました
古代米の高い栄養価もさることながら、もちもちとした食感はなんともいえません
どうぞおためしください